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貧乏時代が一番楽しかった⁉️

こんにちは。複業家たこずみです!

現在は高尾山でのたこ焼き屋、みやげもの屋、高齢者施設に特化した移動スーパー、地場八百屋の創業メンバー、企業と協業してキッチンカー開業支援講師を主な仕事として取り組んでいます。

三種の神食

さて15年前に、たこ焼きキッチンカーで独立の道を歩み始めた僕ですが、開業当初は絵に描いたような貧乏生活を送っていました。

具体的にいうと、食事は「うまい棒」、「バナナ」、「大量の水」。
3ヶ月間くらいは、ほぼこれらがメインの食事でした。
芸能人の方で、公園で水浴びをしていたとか、段ボールで空腹を満たしたなんていう話も聞いたことがありますが、そこまで気合の入った生活ではなかったです。

ある時、長野にいた弟がうちにやってきた際に、途中の駅でエビカツサンドを買ってきてくれました!サクサクぷりっぷりな、ふんわりサンドで最高に美味しかったです!!
サンドイッチなんてそんな高価なものはしばらく食べていなかったですし、常にお腹が空いていましたし。
なので、そのあまりの美味さに夢中で食べ、本当に自然と涙が溢れてきた記憶があります🤣ホントにうまかったなぁ…

運転資金・生活資金

さて、当時は加治丘陵という山のてっぺんにある、ちょっと歩けば山林、丘の中腹からは秩父連山が見渡せる最高のロケーションなアパートに独りで住んでいました🏡

それにしても家賃34,000円、駐車場代3,000円という低家賃のアパートであったにも関わらず、何故?そんな貧乏生活をしていたのか??

前回のnoteにも書いたのですが、一番の原因は運転資金、生活資金というものを考えずに独立してしまったことです。設備投資で借り入れた100万円の他には、なけなし貯金の80万円。これだけ…

売上を上げていけば、現金商売なので何とかなるだろう?という甘い考えがあったのかもしれませんが、今考えればほんとギャンブルみたいなもんですね。ほんとアホだと思います…
その後、退職金が30万円ほど振り込まれ、かなり救われました。。


起業のタイミングも最悪

僕が開業したのは2008年の7月。かの有名なリーマンショックのカウントダウンが…
一気に景気がダウンし始める。そして、たこ焼き屋にとっては厳しい真夏での開業…7月29日

たこ焼き屋って夏祭りのイメージもあるから、夏だって売れるんでしょ?と思うかもしれませんが、全くです!!!!
以前8月に、京王線の府中駅の目の前にある温泉施設さんの空きスペースを借りて、出店したことがあるんですけれど、その時の売上は700円…
一日中やって、2パックしか売れなかったんです🤣💦
我ながらドン引きしましたね。

僕が開業当初出店させていただいていたのは、羽村市の小作駅前のファミコンショップ桃太郎さんでした。ちょっと前まで勤めていた保育園の卒園生OBさんが、そちらの会社の当時営業課長さん?だったんです。
で、たこ焼きキッチンカーで開業するっていう話をしたところ、出店のお誘いをいただいたんです。すぐに出店場所がみつかったのは本当にラッキーでした。

始める前から、キッチンカーで独立します!って周りに喋りまくっていたのが功を奏しましたね!!

とはいえ、真夏の炎天下でたこ焼きを買う方は少なく、初日の売り上げは17,100円、2日目は24,700円?3日目までは15,000円くらいだったのですが、その後はずっと安定の1日6,000円程度の売上でした…

当時もガソリン高かったんですよね…


根拠のない自信ってマジで使える!?

ただ、そんな中でどうして乗り越えられたか?というと、そこは僕自身の性格のおかげだったのかなとも思います。

起業してすぐにうまくいくことなんてあるはずがない!コツコツ努力を積み重ねていけばお客さんは必ずついてきてくれる!!頑張れば目標売上の3万円は必ず達成できる!!!僕の未来は明るいんだ!!!!

生活資金のことも考えられない、そしてこの根拠のない自信!底抜けのアホさ加減が、結果的には苦境を乗り越えるには最良だったように思います。

✨未来に希望しか見えない✨

自分自身の考えを上司に伺いを立てる必要もなく、即実行して試していける!
なんて自営業って幸せなんだろう🤩

いつもお腹は空いていたけれど、人生の中でも最も楽しい、希望に溢れる最幸な時期だったかもしれません😊

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