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【開示】自己紹介してみた。~自信が持てないあなたへ。


ふざけたサムネイルですが、くそ真面目な自己紹介をします。

僕は、長い間メンタルを病ませてきたのですが、ふざけた写真を撮れるくらいにポジティブな(おかしな?)人間になることができました。そこで、今不幸を感じている人やこれから頑張ろうと思っている人に少しばかりの勇気や希望を与えることができればと思い、僕の人生ストーリーを書いてみたいと思います。
これは心理学で『回復の物語(リストラティブ・ナラティブ)』といって、その人が逆境を乗り越えた様子をストーリーにすることです。自分のストーリーを書く側にとっては、人生に意義を見出すことができ、読む側にとっては、代理成長が起きるといわれています。他人の苦しみやトラウマ体験を読んで、それを乗り越えたストーリーに触れることで、自身の勇気や希望につながるのです。

そのため、自己紹介というより半生を語ると言った方が正しいですね。暗い話が多くなってしまいますが、メンタルを回復させるための1つの参考にはなるかもしれません。少しの時間お付き合い下さいませ。

【存在意義】ずっと、自分には価値がないと思って生きてきた。


まず、これは”トラウマ体験”ではないですが、僕は高校時代に友達や恋人がいませんでした。
元々の性格が内向的で妄想癖があったことと、あまり良くない家庭内状況が重なってか、基本的に人間不信なタイプでした。

ずーっと「なんで生きているんだろう?」「スパイダーマンみたいになれたらなぁ」と想像の世界に逃げ込んで、孤独な学生時代を過ごしました。(なかなか「生きている意味」を考え込む高校生なんていないと思う。笑)
自慢ではないですが、1週間誰とも口を聞かないこともありました。それぐらいに弱いメンタルだったのです。

しかし、そこで初めて人生に転機が訪れます。
僕が通っていた高校は福祉学科で、夏休みや冬休みになると高齢者施設の実習という期間があります。その時は、「頭が悪いのに普通科に進んでもなぁ。先に手に職でもつけておこう」と思って専門学科に進んだというくらいのモチベーションだったのですが、施設実習中に人生を変えてしまうきっかけに出会ってしまったわけです。

それは単に、そこの施設の利用者となるご高齢者の方に、「ありがとう」と言ってもらっただけのことでした。でも、人間関係が皆無だった僕は、「自分を必要としてくれる人がいるんだ」と感動してしまったわけです。
こうして介護士を目指すことになりました。「利用者さんのありがとうにやりがいを感じる」という介護士さんがいますが、僕もその一人だったわけです。

高校を卒業したら、実際に介護士としてスタートしました。
でもこの後、これも介護士あるあるだと思うのですが、またメンタルを病んでしまいます。

【搾取】良い人であろうとして、バカをみる。


正直、出だしは好調でした。仕事にやりがいを十分に感じて、若いうちから役職に就くこともできました。
出世できたといっても、介護士の昇給は微々たるものです。増える業務量に対して給料が見合ってないと悩む人も多いです。どんどんと仕事が増える一方でプライベートが犠牲になっていきます。それでも、僕は気になりませんでした。それもこれも、仕事にやりがいを感じていたからです。

そして、僕は若くて気の弱い新人でした。当然のように職場のお局様からも標的にされます。具体的に言うと、機械が苦手だとか言って仕事を放棄する割に、新人の悪口を共有するためのLINEの活用はうまかった人たちでした。(笑)
職場に出勤すると、昨日自分がした失敗を全員が知っていて、陰で笑われているあの感覚はなかなかできない経験です。全員が敵に見えてしまい、結構メンタル的にきついものでした。でも、そんなストレスを受けつつも利用者さんのために頑張っているという自分に惚れ込んでいた自分もいます。

その根元には、たぶん「自分には価値がないから」という不安が原動力になっていたのだと思います。
自分には価値がないから、利用者さんのために自分を犠牲にしていることをむしろやりがいにしていたのです。この感覚に陥ることは、意識高い系介護士あるあるだと勝手に思っています。もちろん、介護の仕事にやりがいを感じている人を否定しているわけではなく、僕自身今でも介護の仕事は楽しんでやっています。ただ、自分にできること以上に心身を酷使してしまうのはあまり良くはないでしょう。

で、僕の場合はそれだけでなく、親孝行できている人間でありたい、その時できた友達に離れてほしくない、とプライベートまでも「良い人」であろうとしていました。今思えばただのパシリですが、友達に奢るのが当たり前で、その友達も奢ってもらうために連絡してくるような状態でした。(いやこれ友達とは言わないだろってツッコミはクリティカルヒット)

いつの日にか、お金が足りなくなり、副業として隠れてアルバイトをするようになり、稼いだお金はほとんど他人に使っていました。

ここまでの状態を、箇条書きにすると、

①人間不信だった時の施設実習で「自分を必要としてくれる人がいる」と感動する。
②介護士としてスタートしてやりがいを感じまくる。(サービス残業なんて当たり前♪)
③「自分には価値がないから」と、プライベートを犠牲にし、家族や友達に尽くし、バイトを始めて1日12時間労働が当たり前。

これは強調して言っておきたいのですが、「不幸自慢」をしているわけではありません。むしろ、過去の惨めな自分を晒して、絶対に真似してはいけないメンタルを反面教師として提供しているつもりです。

【出会い】人生で得た、3つの教訓。


「自分には価値がないから、良い人でありたい」と思いながらも、基本的には人間不信で、職場では周りが全員敵に見えて、家族や友達に尽くしていると言いながらも自分の身を犠牲にしているのではないかという疑問をもっていて、
たぶん、心のどこかでは自分は間違った生き方をしているとわかっていたのだと思います。少なくとも、心の底からやりたいと思えることではなかったり、本当に”良い人”ではなかったのです。

もしかしたら、自分でも気づかないうちに、Googleの検索フォームやYouTubeで、「疲れた」とか「自由になりたい」とか「変わりたい」とか、色々検索していたんだと思います。
それで、現代の優秀なアルゴリズムのおかげで、自己啓発や読書家たちのブログや動画が目にとまるようになっていきました。

今までは興味を示したこともない書店に足を運び、ビジネス書を手に取って、いろんな人の人生や知識たちと出会います。「自分より苦しんでいる人んもいるんだ」「ちょっと考え方や行動を変えるだけで幸せを感じる方法もあるんだ」「自分にも何かできるかもしれない」という感覚を味わうことができました。
それからというもの、本を貪り読む毎日です。(笑)


最後に、ここまでお話した僕の人生、そして本から得た知識も重ねて、人生で得た3つの教訓をお伝えしたいと思います。

人生で得た、3つの教訓
①自分から行動しないことには、価値どころか何も生み出されはしない。
②「頑張っていれば報われる」は幻想である。
③本当に正しい知識を身につけて、自分の信じた道を選ぶことが重要。


①自分から行動しないことには、価値どころか何も生み出されはしない。
これは、施設実習での感動や書店で知識たちとの出会いから得た教訓です。自分をいじめたりお金目当てで近づいてくる人たちは、ほぼ確実に自分のためになる人たちではありません。自分から行動した時にのみ、自分のためになるのです。

②「頑張っていれば報われる」は幻想である。
そして、やりがいや努力だけで報われることはありません。僕が利用者さんのために努力してきたといっても、その間の関係性が良くなるだけで、人生の全ての問題が解決するわけではありませんでした。これと同じように、ただ「頑張っていれば報われる」のではなく、自分が求めるものを明確にして、そのための努力が必要なわけです。

③本当に正しい知識を身につけて、自分の信じた道を選ぶことが重要。
僕が、人生の前半を弱いメンタルで過ごし人間不信に陥っていたのは、世界で自分が一番不幸だと思い込んでいたからです。自分には価値がない何もできないと青春や成長を放棄してきたのは、その方法を知らなかったからです。
それが今では、過去の自分を人前にさらけ出して笑うことができるようになりました。知識たちに出会うことができたおかげですが、文章の後半も大事です。"本当に正しい"と言っても、100%信頼していい知識や情報なんてありません。読書家の方に多いと思いますが、盲信してしまってはいけないのです。知識を身につけたら、自分の頭で考えることが重要です。自分の人生に自分で責任をもちましょう。

【まとめ】本当の自信とは。


僕の「回復の物語(リストラティブ・ナラティブ)」はいかがだったでしょうか?

スタンフォードのストレスを力に変える教科書の著者、ケリー・マクゴニガルさんは、「哀れみは代理成長の邪魔をする」と言います。
僕の回復の物語を読んで哀れんでしまっているそこのあなた、無駄な時間を過ごしたことになりますよ。(笑)
もし、代理成長したいのであれば、「心から共感すること」だと言っておられます。

僕の人生に心から共感する必要はありませんが、「くそ弱いメンタルが回復して、前を向いて生きれるようになった」というサンプル(参考材料)には使えるかもしれません。
あなたは、間違った何かを信じ込んでしまって、歪んだ認知を良しとしていませんか?もしかしたら、少し考え方を変えるだけで人生を変える大きなきっかけになるかもしれません。

そのためにも、あえて具体的な出来事は出さず、抽象度の高いメンタル的な面にフォーカスして人生を語りました。あなた自身に当てはめて読んで欲しいからです。
人によって状況が違えど、抱える悩みやメンタルは似ていることが多いです。塞ぎ込んでしまって自分の殻に閉じこもったり、背伸びして幸福を追い求めてしまったり、苦しみに対する反応や、その時に経験する感情は、言葉が違うだけで共通していることがあります。

これが、自己紹介を超えて半生を語った意図になります。
これからも僕は、人生で得た学びをアウトプットしていきます。


全ては、、あなたのためです。。
信じるか信じないかは、あなた次第。。
さぁ、サポート機能を使って、この記事に投げ銭を。。
そうすれば、あなたの夢は叶うでしょう。。

という常套句を使う情報商材を絶対に信じてはいけません。(笑)

僕も、長いこと何を信用していいのかがわかりませんでした。出回る情報には惑わされるばかりです。でも、そのどれの中にも答えがないことが多いことがわかりました。自分を信じることが一番大事です。これは宗教的な意味じゃなくて、信じることができるほど努力しようって意味です。自分の頭で考える、自分の足で歩く、に値する価値が自分にはあるんだと信じること、これが自信だと思います。

自信を持って、一緒に人生を歩んでいきましょう。

閲覧ありがとうございました!
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