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『あの日のFiresideChat 』2021.6.6  ~自分だけの“森”を見つけよう

★『あの日のFiresideChat』は2021年4月~2022年3月まで、レインボータウンFMで放送のMONOCOpresents 『FiresideChat 』(パーソナリティ:柿山丈博・ナビゲーター:古賀静華)でのお話しから、その時々の時節柄やトピックに合った内容をピックアップし、再編集してお話していきます。

6月、すぐに思い浮かぶことは、
雨がしんしんと降っていて、アジサイが咲いていて、カタツムリが見られたら『ラッキー!』。そんなイメージですね。

(高校時代を過ごした)カナダの6月は、夏が始まるかな?くらいの、やや日差しが強くて、乾燥していて、日中が25度くらいの暖かさでも体感は30度くらいに感じて、かなり気持ちの良い季節で、上半身裸で下はデニムでスケボーをやっていましたね。日本でいうところの、ゴールデンウィークのピクニック日和が5月6月そして7月まで続く感じでした。

「森林浴」という言葉があるじゃないですか、この言葉は昔からあると思っていたのですが、つい最近できた言葉なんですって。

1982年に当時林野庁の長官だった秋山さんという方が、「海水浴」「日光浴」と同じくらい「森、気持ちいいぜ!」と森を感じてもらおう、科学的にも森に行くとストレスホルモンの一種であるコルチゾールが減るということが証明されているので、「森林を大切にしようよ」ということから提唱された言葉だそうです。

それを知ったことが、あらためて「森林浴」ってなんだ?と、考えるきっかけになったのです。

ジブリが大好きなぼくとしては、となりのトトロに森が出てきますよね、あのイメージ。そして、『森』という漢字がいいですよね!木が三本、生い茂るイメージだけではなくて、生き物を守ってくれている大きな傘というか、屋根というか、神秘的な何かを感じまして、自然の中に自分たちが住まわせてもらっているのだという感覚になりました。

そこで、いてもたってもいられなくなり、先日家族で近くの島忠に行って低木を買おうということになりました。そこでまず妻が気に入ったのが190cmもある木で、ぼくの身長180cmよりも高く、低木とはいえ見上げるくらい。ですが、ぼくも同じく一目ぼれだったので、まずはここから始めてみようということで、その木を買うことになりました。

そのあと、実際にどうやって持ち帰ろうか?ということになるわけですが、トラックが借りられたのですが、(当時は)初心者マークだったので借りられず、発送も不可とのこと。その時、「あ、今日はベビーカーで来たんだった!」いうことで、子供を下ろしてベビーカーに木を載せて自宅まで運びました。

帰り道、道行く人みんなが僕たちのその姿を見てきまして、その視線を考えてみると、「GWにどこも行かれずに、家の中に木が欲しくなった家族」というフィギュアとして見られていたんじゃないかな(笑)。

その後、スイッチが入っちゃいまして、妻が翌日追加で木を買ったり、香りを買ってきたりで、家の中が“森化”し始めています。「家の中に森をつくるのもいいよね」という視点になりました。

それで気づいたんですけど、「森は“森”じゃなくてもいいよね、自分の “森”を見つけだせばいいのでは」。

(コロナ禍で)どこにもいけない、行かれない、そんな中でも、自分自身が森のように癒される、(心身が)守られているような空間を作れたら。
それは、デジタルデトックスにもなりますね、現代文明に生きている中で、どこかに自分の帰れる“森”があればいいなと。

その一つでいいなと思っているのが、『散歩』。

ちょうどMONOCOでは『ポンチョ』を提案しようということになりました。ポンチョって雨の日に自転車に乗っている時など「傘をさせないけれど、濡れないように」というネガティブな問題を解決する感覚だと思うのですが、MONOCOでは “雨の中の散歩”って気持ちいいと感じ始めたので、雨の日に敢えて外にでようという提案です。


冒頭でもお話しましたが、歩いていてアジサイの花が目に留まったときに、
「ここからここは青だったのにここからは赤なのね、グラデーションがきれいだね」「カタツムリがいたらラッキーだね!」とか、湿った空気を吸い込みながら、この季節にしか見られない景色や空気、情景を楽しみましょうということです。

そういう視点でポンチョを販売しようと思っています。

ぜひ小雨の時は外を楽しんでいただきたいなという想いです。空を見上げて
「昨日まであんなに晴れていた空はどこに行ってしまったのだろう」と考えたり、葉っぱの水滴の変化を眺めているだけで楽しいですよ。

敢えてぼくたちの自分たちの等身大の目線で感じた価値を伝えることが、雨具を作っているメーカーさんにも新しい提案だねと、喜んでいただけるのではないかと思っています。

「自分たちの等身大の目線で感じた価値を伝えられるか」このことは僕たちの取り組んでいる挑戦でもあります。

あ、これ、話したくなっちゃった!

今、美濃和紙で作ったソックスが人気なんです。ムれなくて、はいた瞬間に“シャリッ”という感覚で、素足よりも涼しい、素足よりも気持ちのよいソックスです。すぐ乾くので、雨の日のお散歩にもオススメです。

商品の話をしだすと止まらなくなったのですが、これからも商品のお話はしていきたいですね。

ジメジメする季節でも「自分なりの森を探して行きましょう!」

それでは、また!


当時の番組でお聞きになりたい方はこちらから、ナビゲーターの古賀静華さんとの楽しい掛け合いもお楽しみください↓

今回のコラムでご紹介している「雨の日グッズ」はMONOCOのサイトからお求めいただけます。ぼくたちが大好きになった商品たちのストーリーもぜひご覧ください↓




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