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自分の言葉が誰かを縛る「呪い」とならないために

自分の言葉が意図せずに誰かを縛りつけてしまう現象を「呪い化」と表現しています。なるべくならこの現象は避けたいので、僕は2つの意識を大切にしています。

一つは主語を自分にして語ること。もう一つは人を起点にして思考を始めること。この2つを押さえれば、呪い化はある程度防げると思います。


【主語を自分にして話す】

つい自分より大きな概念を主語にして語ってしまいがちですが、そうすると自分と相手との関係性ではなく概念と相手の関係性になってしまいます。これでは対等な対話から離れてしまう。

主語を明示すれば、自分も相手も1人の人間同士の対話だと、お互いが感じやすくなります。


【人を起点にして思考を始める】

コレ結構難しい、僕もうまくできないことが多いです。

目の前の人を見るときに何かの枠組みを通して相手を見るのではなく、相手が先にあったうえでの枠組みと捉える思考です。「世間」と「相手」があるのであれば、世間に相手を当てはめようとせず相手を先に捉えようとする感覚です。

対話中に「枠組みを先に捉えているな」と、自分のバイアスへの気づきも促してくれます。難しいんですけどね。


誰かの言葉によって呪われることもあれば、誰かに呪いをかけてしまうことだってある。

なるべくなら呪い化は避けたいのです。いつもいつもうまくできるワケではないのですが、他人の自己決定権は他人が持っているままでありたい。そんな関係性がイイなぁと思うのです。

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