竹内 悠(Takeuchi Haruka)| ビジョンデザインの現場から

株式会社デジタル・アド・サービス ビジネスデザイン部(COLOGUE)/こまった課?/…

竹内 悠(Takeuchi Haruka)| ビジョンデザインの現場から

株式会社デジタル・アド・サービス ビジネスデザイン部(COLOGUE)/こまった課?/UDCすみだ。 コピーライター、プランナー、コンサルタント。 ビジョンデザインという領域で、感じ、考え、学び、実践していることをお伝えしていきます。

最近の記事

ビジョンデザインの現場から | 【UDCすみだでの活動】 UDCすみだって?

こんにちは。今回は、参画している組織「UDCすみだ」についてのお話しです。私は2021年の春頃から、UDCすみだ(アーバンデザインセンターすみだ)という組織に参画して活動しています。 ■ UDCすみだ ホームページ ■ UDCすみだ 紹介動画 UDCすみだって? そもそも、UDCとは? というところからお伝えしますと、UDCは、アーバンデザインセンター(Urban Design Center)の略称です。 ■ UDCイニシアチブ UDCは「公・民・学」が連携するま

    • ビジョンデザインの現場から | 【vol.10】 共創と探索で、デザインを変化のインフラにする。

      こんにちは。ひさしぶりの更新となりました。 2019年10月にスタートしたデジタル・アド・サービスの「ビジョンプロジェクト」。約8ヶ月間にわたり取り組んできたビジョン構築の過程をこちらのnote「ビジョンデザインの現場から」でも少しずつ、お伝えしてきました。 <これまでの記事> 【vol.1】 不確実のただなかで① 【vol.2】 ビジョンがなかった会社 【vol.3】 オンラインでビジョンをつくる?① 【vol.4】 オンラインでビジョンをつくる?② 【vol.5】

      • オンライン対話企画「WELL TALKING」#03

        当初、4/21(水)16:00〜を予定しておりましたWELL TALKING #03(テーマ:境界線はあいまいなほうがいい?循環する地域の営みと福祉を考える/ゲスト:株式会社fog 代表取締役大山 貴子氏)ですが、急遽延期とさせていただいておりました。お申し込みをいただいていた皆さまにおかれましては、大変申し訳ございませんでした。開催日が決定いたしましたので、再度ご案内させていただきます。ぜひ、お申し込み、ご参加をいただけますと幸いです。 こんにちは。本日は、株式会社ウチダ

        • オンライン対話企画「WELL TALKING」#02

          あけましておめでとうございます。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 今回は、デジタル・アド・サービスでのビジョンデザインとは少しちがうお知らせです。 昨年、株式会社ウチダシステムズ 福祉施設営業部で部長をされている山本朗弘さんと共同で、オンラインの対話企画を立ち上げました。名前は「WELL TALKING」。「福祉の領域と多様な領域。そこで働く人たちによるセッションをお届けする」そんな機会づくりを目指して、私たちの企画は小さなスタートを切りました。 —— WEL

        ビジョンデザインの現場から | 【UDCすみだでの活動】 UDCすみだって?

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.9】 内からやってくる言葉

          —— その言葉はどこからきたのか? vol.8でも触れましたが、先日(2020年7月22日)、デジタル・アド・サービスでは、全社に向けて、策定したビジョンの発表会が行われました。それは、経営者自らが、その考えを言葉にし、語り、伝える機会でもありました。 自分の考えを、自分の言葉で語る。ふと考えると不思議な言い方です。他人の頭で考え、他人の口でしゃべることのほうができないはずなのに。 でも、この「自分の考え」「自分の言葉」ということは、プロジェクトがスタートしたときからず

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.9】 内からやってくる言葉

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.8】 実践 VISION CANVAS ワークショップ オンライン

          —— ビジョン・キャンバス ワークショップ。その実践をふり返る。 vol.07では、ビジョンを生成し、言語化するフレームワーク「VISION CANVAS(ビジョン・キャンバス)」についてお話しをしました。 今回は、約2ヶ月間にわたるオンラインでのビジョン・キャンバス ワークショップ、その実践についてお伝えします。オンラインでの実施を選択することとなった経緯や意図については、vol.4でお話ししてます。 そのvol.4のなかにもありますが、オンラインで行うにあたって

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.8】 実践 VISION CANVAS ワークショップ オンライン

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.7】 ビジョン・キャンバス

          —— ビジョンを生成し、言語化するフレームワーク。 vol.5、vol.6では、そもそもビジョンとは? どう定義しているのか? どう思考しているのか?ということをお伝えしてきました。 vol.7となる今回は、私たちが、自社(デジタル・アド・サービス)のビジョン構築にあたり、そのプロセス、手法の1つとして実践した「VISION CANVAS(ビジョン・キャンバス)」というビジョンを生成するための独自のフレームについてお話ししたいと思います。 はじめにお伝えしておきますと。

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.7】 ビジョン・キャンバス

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.6】 未来における存在意義②

          —— ビジョンは課題をリフレーミングする。 ビジョンとは「未来における存在意義」。前回(vol.5)では、ビジョンデザインという領域において、私自身が、また、Vision Managementというサービスフレームにおいてそう定義していること、そのなかでも特に「存在意義」の部分についての思考をお伝えしました。 今回は「未来」について。 未来について考えるとき。好きな言葉があります。それは「未来を思い出す」というもの。 これは『開かれた対話と未来 今この瞬間に他者を思い

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.6】 未来における存在意義②

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.5】 未来における存在意義①

          —— ビジョンをどう定義するか。 vol.3、vol.4では、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、オンラインでビジョンをつくっていくという選択をしたこと、またそのプロセスについてお話ししてきました。 デジタル・アド・サービスでの「オンラインでビジョンを構築する」その実践について、具体的なワークの様子等についても触れていきたいのですが、ここでは少し、そもそもの話しをしたいと思います。 ビジョンとはなんでしょう? 突如、大きなお話しになりました。 ビジョン自体は、ご

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.5】 未来における存在意義①

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.4】 オンラインでビジョンをつくる?②

          —— 前向きに、チャレンジングに。選択もまたメッセージ。 前回(vol.3)のふりかえり・・・ デジタル・アド・サービスでのビジョン構築のプロセス、そのなかでの現場マネージャー、リーダー層によるワークショップの重要性。一方、新型コロナウイルス感染拡大という外的要因により、一同に会してのワークショップ実施は難しいという状況が確定的になったこと、などをお話ししました。 再度延期をして、やがては来るであろう集合できるときを待つのか? 別の方法を模索するのか? 私たち、ビジョン推

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.4】 オンラインでビジョンをつくる?②

          ビジョンデザインの現場から |【vol.3】 オンラインでビジョンをつくる?①

          —— ビジョン構築のプロセス。デジタル・アド・サービスの場合。 前回(vol.2)は、なぜ私たちの組織がビジョンを必要としたのか? ビジョンプロジェクトを必要としたのか?ということをお話ししました。 ここで簡単に、今回のデジタル・アド・サービスでのビジョンプロジェクトにおけるビジョン構築のプロセスをご紹介します。それぞれステップの細かなお話しは、これからの記事で改めてお伝えしていきたいと思います。 <ビジョン構築 9つのステップ> 1. プロジェクトオーナーである社長と

          ビジョンデザインの現場から |【vol.3】 オンラインでビジョンをつくる?①

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.2】 ビジョンがなかった会社

          —— 組織のメンバーが問いにぶつかっている ビジョンがなかった。というより、いま(2020年5月)もまだない。まさに、つくっている途中。 ビジョンがないと困るの? だれが困るの? どう困るの? その答えの前に、私の所属する会社(デジタル・アド・サービス:https://www.dascorp.co.jp)について少しだけ。 1993年設立。来年(2021年)で30期目を迎えます。従業員は約70名。その約8割がクリエイターと呼ばれる職種です。お客さまは、メーカー、商社、

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.2】 ビジョンがなかった会社

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.1】 不確実のただなかで①

          新型コロナウイルス感染症の影響で、私たちの生活は大きく変化しました。変化した、というより、変化の連続のただなかに、経験したことがない状況のただなかにいます。世界中が。世界同時で。私たち、1人ひとりが。 ダイヤモンド・プリンセス号が横浜・大黒ふ頭に入港したのが、2020年2月4日。横浜出身の私にとって、新型コロナウイルス感染症を身近に、そして大きく感じたはじめのできごとだったように思います。 それから約3ヶ月半。 いまごろは、あと2ヶ月でオリンピック!なんていう話題でにぎ

          ビジョンデザインの現場から | 【vol.1】 不確実のただなかで①