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足を切断された身体障がい者の方がサッカー!?華麗なプレーの連続!アンプティサッカーの魅力とは!?

野々村健史です。

先日、友人から紹介して頂いたスポーツが衝撃的で、想像を遥かに絶するものでした。

人間の可能性に改めて感心する体験でした。

「アンプティサッカー」というスポーツをご存知でしょうか?

とある条件で行う「サッカー」なのですが、これがもう驚きの連続でした。

先日、「ハンディキャップなんて関係ない!」というテーマで、視覚障がい者のステッキ(白杖)を使ってブレイクダンスを行う盲目ダンサーのMORIKO JAPANさんの記事を書かせていただきました。

白杖を使いながら踊りまわる姿に感動しました。

しかし、足を「失った」人でもプレーできるサッカーを見つけました。

足が切断されてもサッカーできる!?

これだけを聞くと本当に!?と思ってしまいますよね。

こちらをご覧ください。

この動画のプレー集には本当に感動しました。

是非一度ご覧になっていただきたいのですが、
「本当に片足だけなのか!?」と疑いたくなるようなプレーばかりで、圧巻のプレーばかりです!

では、そもそもアンプティサッカーとは、、、?

日本アンプティサッカー協会の公式HPによると、

アンプティサッカー(amputee soccer = 切断者サッカー)とは、主に上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカー。
(中略)
障がい者スポーツに必要とされた専用器具を必要とせず、日常の生活やリハビリ医療目的で使用しているクラッチ(主にロフストランドクラッチ)で競技を行うため、足に障がいを持つ人々にとって最も気楽に楽しめるスポーツとして、世界アンプティサッカー連盟(WAFF)の統括のもと急速に普及し認知度が高まっています。そして我が国では日本アンプティサッカー協会(JAFA)が統括し活動を行っております。

日本アンプティサッカー協会公式HPより

とのことです。

魅力について

まず、ルールについては、
フィールド(コート)、サッカーゴールについては、少年サッカーと同じものを使用します。

1チームは、ゴールキーパー1人、フィールドプレーヤー6人の計7人でプレーします。

下肢障がい者がフィールドプレーヤー、上肢障がい者がゴールキーパーを務めます。

義足を外し、クラッチと呼ばれる医療用の杖で体を支えて、足1本でプレーします。

この時、クラッチを使った故意のプレーはハンドの反則とみなされます。

ルールはサッカーとほぼ同じですが、
・オフサイドがないこと
・スローインではなく、キックインでプレーをリスタートすること
など特有のルールがあります。

サッカーとほぼ同じルールなのに、
片足で行っているとは思えないテクニック、ダイナミックなプレー、激しい接触プレー等々、
サッカーと比べても何ら遜色のないところが魅力的でもあります。

また、年齢に関係なくプレーできることも魅力的です。

障がいを負っても、決して諦めない選手たち。

アツく、泥臭く、華麗にプレーする選手たちの姿が観る人の心を揺さぶります。

まだまだ低い認知度

これだけ特徴的で、魅力的なスポーツですが、ずっとサッカーをプレーしてきた私も、今回初めて知ったように、あまり世の中には認知されていません。

障がい者向けのスポーツであるとはいえ、あまり知られていないのもさみしいです。

公式サイトによると、

日本選手権の開催や日本代表選手による世界選手権への参加等により認知度を高める一方、学校での講演会や体験会等で子供達への交流を積極的に行い、健常者と障がい者が一緒にサッカーを楽しめる環境を作り、地域社会貢献へも引き続き努めてまいります。
将来的には競技スポーツとして代表選手の強化育成支援。そして誰でもが参加出来るライフスタイルスポーツとして確立させ、切断障がいを持つ人達がサッカーを楽しみ、充実した生活がおくれるように確信を持って周知普及活動に邁進しております。

日本アンプティサッカー協会公式HPより

とのことです。

我々とは違って障がいのある選手たちが、一生懸命プレーして、感動を与えてくれる姿には本当に感動させられます。

とはいえ、認知度はまだまだ低いようですね。

さいごに

これからの将来が楽しみですね。

サッカーでゴールが決まった時の快感は最高です。

片足がなくても、足が動かなくても、そんな快感を味わうことが出来、サッカーを楽しめるのって本当に素晴らしいことだと思います。

そして、その一生懸命に楽しむ姿を見て元気をもらうと、より多くの人のためになるなと感じました。

まだまだ知らない世界ですが、もっともっと「アンプティサッカー」の魅力が広がればいいなと感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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