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偉人たちの脳内会議
こんばんは。旅行、旅行の毎日を過ごしている私です。学生生活のうちに、できる範囲でやりたい事をし尽くしてやろう、そんな気持ちで日々を過ごしています。
ところで旅行というものには移動がつきものです。移動するからこそ旅行になり得る。特定の場所に移動して、帰ってくる流れこそ旅行です。
この移動ですが、それはもちろん歩くだけではありません。バスであったり、電車であったり、飛行機であったり。
徒歩ならまだいいんですが、移動中というのはどうも時間を持て余します。外の景色をみる、、、だけでは潰しきれません。
ということで、読書という最高のコンテンツにこの時間を託すことにしました。
私自身あまり小説が得意じゃないんですが、これは恐らく現実世界の方が今の私にとっては大切だからなんじゃないか、と勝手に自分の気持ちを推察しています。
創造された世界に浸るよりも、現実世界を開拓することに今は強い関心を持っている、という感じです。となってくると、エッセイであったり著者の思想にまつわるものであったり、芸術論のような本を読む傾向が強まってきます。
ここで今回の本題に移ります。前提となる話がかなり長引きましたが、まあ許しておくれ。
読書する理由
現実世界を開拓する、という読書の目的をもっと深堀りしていくと、これは自分が尊敬する人物の思想を理解しようとする行為なんじゃないか、と考えるようになってきました。この人は私の考える世界を広げてくれる、そんな人の本をかき集めています。
例えば岡本太郎さんであったり、糸井重里さんやみうらじゅんさん、福沢諭吉さんや、仏教にまつわる本であったり、もう時代なんて関係なく色んな本を読み漁っています。
その人の考えを重層的に理解するには、1冊の本では不十分です。少なくとも5冊、いやなるだけ10冊くらい読むことで、断片的な理解から脱することができます。そしてその重層的な理解は次の段階へ私を導いてくれます。
偉人たちの脳内会議
それが今回のタイトルである、偉人たちの脳内会議です。
何かしら自分が何かを行う時、みなさんならどのように意思決定をしていますか?信頼のおける身近な人に意見を求めたりすることなんかは、よくあることでしょう。
私は自分で判断する時にいつも、脳内会議を行います。今何をするのが最適なのか、それを1回頭の中で回すわけです。そこで色んな人の意見が欲しくなってくる時に、偉人たちが駆けつけてきてくれるんですよね。
各偉人たちはもちろんバラバラの主義主張をしてきます。しかし全てが違うというわけでは、もちろん無いです。共通項というのが必ず存在しています。それは自分が好んで読んでいる人達だからこそ、自分自身の本質がそこで浮き彫りになると言えます。
偉人たちの脳内会議は自分自身がどのようにすべきかを、共通意見という形で提案してくれるんです。だからこそ、自信を持って決断することが出来るわけですね。
みうらじゅんさんはよく、〝自分なくし〟という言葉を用いています。それは般若心経の空の思想から影響されたもので、自分自身なんてそもそもないんじゃないのか、という考えから来ています。誰かに憧れて、その人になろうとする。これも自分なくしの1つだそうです。
私個人の考えでは、私というものの本質は、憧れの偉人たちの共通項であると思っています。通底する考えや信念がそこに見い出すことが出来れば、それこそが私だと言えるのではないでしょうか。
自分が何なのかわからない、そんな時にはまず共鳴しそうな偉人たちの本を読んで、脳内会議に招待してみることをオススメしたいと思います。
最後に
今回は読書をしていてふと思ったことを書いてみました。基本的に私は衝動的にやりたいと思ったことを実行していって、あとから行動の理由を探すんですよね。直感を信じて、動く。そして後で自分の行動を分析する、という感じです。
自分の事は、分かっているようで分かっていないことがほとんどです。だからこそ悩みすぎて行動できない、なんてことは馬鹿らしい気がします。とにかく、やってみる。やってから考えたら良いんですよ。後付けで結構!!
来週は非常に魅力的だった東北のお話をしたいと思います。それでは皆さん、また来週!!
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