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勝利≠成功  敗北≠失敗

選手は意識的、もしくは無意識的に勝利=成功と考えてしまうかもしれません
これは、プロ選手(プレーによりお金をもらう人)には当てはまるかもしれませんが、ほとんどの場合、
勝利=成功と考えることは、危険です!
今回は、スポーツにおける価値観や考え方について紹介します!

勝利=成功、敗北=失敗
成功志向型選手
失敗志向型選手
まとめ

勝利=成功、敗北=失敗

この考え方は、誰しもが一度は経験したかもしれません。
僕は、特に部活をしているときは、ずっとこの考え方をしていました。
なので、周りとの差にいつも焦っていました。

勝つことは、成功すること、自信を持つこと、価値のある人間になること。
負けることとは、失敗者、自信をなくすこと、価値のない人間になること。
部活のような小さな環境にいる人ほど、このような考え方になる人が多いです。

初期の成功と失敗の経験により、2つの大きく異なるタイプの選手が生まれます。
成功を達成することにモチベーションを持つ選手と、失敗を避けることにモチベーションを持つ選手です。



成功志向型選手

成功志向型選手は、勝利や敗北の理由について失敗志向型選手とは全く違う考え方を持ってます。

成功志向型選手は、勝利は自分の能力と関係があると考えており、これによって、この選手の自信に繋がります。

この選手は、失敗を努力不足と考えます。
選手自身の能力に関わるものではないため、選手自身の価値をゆるがすことがありません。
よって、失敗することにより、モチベーションが下がることなく、むしろ、上がっていきます!


失敗志向型選手

失敗志向型選手は、自分自身への疑いと不安でいっぱいです

失敗は能力に欠けるからであると考えていて、たまに成功するのは運または、弱かった相手のおかげであると考えます。

このような考え方は悲しいです。

失敗志向型選手は、自分自身には現状を変化させる力はないと信じています。
なにか行動をおこしても失敗すると思っているからです。
そうすると、失敗することを避けるために、行動することを避けるようになります。
行動することを避ければ、失敗せず、自分自身のモチベーションを維持することができます。


まとめ

今回は、選手の勝利や敗北に関する考え方について紹介しました!
成功志向型と失敗志向型を両方持ち合わせている選手がほとんどです。
指導者は、選手がどちらの志向型なのかを見極め、選手個人に合った指導を行うことが大切です。

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