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お題10個短編のプロットとアイディアメモを公開!

 コチラは前日投稿した短編の後書きとなっております。

 良ければ上記の短編小説を読んでからコチラを読んでくださると、
 大変嬉しいです。


書き終わった感想

 もうまずは「なんとか出来た!」の一言に尽きますね。
 手に少し痛みを覚えるレベルで、キーボードを叩き続けました。

 それでも書き足りない所が沢山あって、自分の能力の無さが悔しいです。
 ……というか冒頭を書きすぎました。
 1時間で完結させる冒頭じゃないですよアレ。

 普段から描写は丁寧に書こうと思っているのですが、あの場合は無駄な文章が多かったです。もっと別の情報を伝えるべきでした……。

 反省はこれぐらいにして、ここからは私がどのように書いていったのかを見て行こうかと思います。

アイディアメモ

 まずはお題を全て話に取り入れるために、ザッとメモを書きました。
 お題10個を網羅しなければ、この企画は破綻してしまいますからね。

 ちなみにお題はこの10個。
『兄』『かばん』『夏』『足』『おじいさん』『無視』『おかし』『頭』『犬』『家』

 そして実際のメモがコチラ。


 夏休みに、おじいちゃんに来た小学生。
 無愛想なおじちゃん。
 犬を飼っていた。
 いつも無視してばっかで嫌なおじいちゃん

 おじいさんは足が弱いから、代わりに散歩しにいってくれと頼まれる。
 散歩に持って行くカバンには、入念な持ち物が入っていた。
 おばあちゃんから入念に持ち物確認をさせられた。

 犬がとある空き家の前で立ち止まる。(動かそうにも言う事を聞かない)
 あとでおばあちゃんに訊いたら、あそこはおじいさんの兄の家だと知る。
 実はおじいちゃんの兄さんが飼っていた犬。兄さん死んでる。
 犬が嫌いだったが、世話を頼まれた。
 このカバンはお兄さんのもので、大分昔から使っている。
「犬嫌いなワシに頼むなんて、頭おかしいわい」
 足が弱いのに、散歩に行こうとする。
「犬が大っ嫌いなワシの代わりに、遊んでやってくれ。相手するのが嫌で嫌で仕方ないからの」
 そう言って、おじいちゃんは駄菓子と犬のお菓子をくれた。

 犬の名前はポチ


アイディアメモを振り返って

 お題を1つ1つ見て、そこから連想される事柄をひたすら書いていました。

 特に困ったのが『カバン』です。
 最後に残ってしまって、
「カバン?! どうしようどこに入れよう!?」
 と焦ってました。

ムリヤリなカバン

 なんとか散歩用のカバンということでなんとかしましたね……。
 加えてアイディアメモでは、お兄さんのカバンと書いていますが、本文では書き忘れていますね、アハハ。

 カバンが妙にボロボロだったのはこのせいです。
 突貫にしてはそこそこ良い設定だったのに、もったいないですね。

プロット

 次にプロット、特に話の流れについて書きました。
 私の場合、箇条書きで書きます。


・おじいちゃん家に来た。
・話しかけても無視するおじいちゃん
・おばあちゃんからポチの散歩を頼まれた。(おじいちゃんの足)→渋々
・ポチの散歩中、ポチが空き家の前で立ち止まった。
・しばらくしたら動いた
・おばあちゃんに訊く
・お兄さんの話→ポチを任された話→亡くなってる
・健太「そうなの?」
・おばあちゃんがカバンの話をする
・おじいちゃんが観念して話す。
「犬嫌いなワシに頼むなんて、頭おかしいわい」
「断らなかったの?」
「断っても、空き家の前でウロウロされて目障りだ。それなら家の犬小屋にいてくれた方が、視界に入る事が少なくてマシだ」
・次の日の早朝、足が弱いのに、散歩に行こうとする。(みんなが寝てる時)
・おじいちゃんが帰って来た時に鉢合わせてしまう。
→「犬が大っ嫌いなワシの代わりに、遊んでやってくれ。コイツの相手するのが嫌で嫌で仕方ないからの」
 そう言って、おじいちゃんは駄菓子と犬のお菓子をくれた。


プロットを振り返って

 ここまでで約15分。
 よう書いたわ……。

 見直してみると、この時点ではまだポチの犬種決まってなかったですね。
 本文を書いている途中で「柴犬!!」と決めたそうです。
 日本っぽい犬で最初に思いついたのが柴犬でした。

 柴犬のビジュアルも詳しく思い出せないまま書いていましたね。
 検索する時間も惜しかった……。

カットしたワンシーン

 実は早朝におじいちゃんが散歩に行くシーンが丸々カットされています。

 一回寝て起きるという描写をする余裕が無かったですね。
 朝が来る前に終わらせちゃいました、てへ。

 ですが書きたかった結末にちゃんと繋げられたので、私は満足です。

後書き

 お題を10個入れた短編でしたけれども、正直とても楽しかったですね♪
 めっちゃ焦りましたけど……笑。

 始める前はどうなってしまうのか不安だったのですが、なんとか形になってホッとしました。
 突飛すぎる話にならなくて良かったです。いや本当に。

 それでは、ここまで読んでくださった皆さま、
 本当にありがとうございました。

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