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「何かがほしい」という焦燥感。サンタさんと疎遠に。

 クリスマスイブですね~。
 今夜はサンタさんが大忙しな日です。そして子供たちがワクワクしながら眠る夜でもありますね。

 しかし、ある一定の年齢を超えると、サンタさんと疎遠になってしまうもの。サンタさんからのプレゼントをもらえなくなってしまうのです。
 ですがそれはしょうがない事なのです。サンタさんは、次の子供たちのためにプレゼントを届けなければいけないのです。そのため大人となった私は、クリスマスプレゼントを楽しみにしている彼らを微笑ましく見守らねばなりません。

 私もクリスマスプレゼントを心待ちにしていた時期がありました。サンタさんと毎年、交流があった頃は嬉しくてたまりませんでした。
(大体は好きなゲームを頼んでました。ゲーム漬けの子供でした)

 その交流が無くなった現在、不明の焦燥感が溜まってきました。寂しかったり虚しかったりするのであれば分かるのですが、何故『焦燥感』なのでしょうか?

 その原因となるものは、ぼんやりとは分かっています。
 何かが欲しいとなれば、普通お金を支払わなければいけません。お金を得るためには、働いたり貯金したりせねばならないわけです。でも昔はサンタさんにお願いしたり、誕生日などで親に頼んだりすれば、自分が払わずとももらえました。

 今では自分の行動によって、欲しいものがもらえるかどうか決まるのです。欲しいものがあるならば動かなければならない。それが何とも言えない焦燥感に繋がっているのではなかろうかと思うのです。

 私は現在、無気力に近い状況になっています。
 プロフィールにもあった通り、執筆に少し疲れてここnoteに来たわけですので、そこまで元気はありません。
 その中で、欲しいものを手に入れるためには、動かなければいけないというのは、とても気が重い事なのです。

 サンタさんが恋しいなぁ。そう思ってもサンタさんは今の子供たちのために沢山頑張っているので、こちらに来てくれる事はないのです。
 そこに無力感を覚えます。

 そう思っていたのですが、実際は少し違うようです。
 子供の頃も、良い子にしていなければプレゼントはもらえません。親からの誕生日プレゼントだったとしても、普段から悪い子であればこっちからの要望は通らないはずです。
 この決まりと、先程話した『自分の行動によって、欲しいものがもらえるかどうか決まるのです』と、何が違うのでしょうか?

 ただ表面が変わっているだけで、昔も今も変わらないのです。
 そう考えると、この焦燥感もちょっとは和らぐのではないでしょうか。
 私は少しこの焦燥感は無くなりました。

 サンタさんと疎遠になった今ですが、これからも自分が欲しいもの、自分がなりたい姿に向かって、頑張らなければいけません。
 子供の頃のように、真っ直ぐ元気じゃないかもしれないけれど……
 ゆっくりでもいいから、休みながらでいいから、進んでいきましょう。

 サンタさんも子供たちも、そして大人の皆さんも、この冬を乗り越えられますように。

 それではみなさん、おやすみなさいませ。

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