やっと小説を提出できたよ
なんでわたしはすんなり提出できないんだ。
「わたしはただ提出したいんだよ、卒業論文レポートをよおおおお」
と、思わず泣きそうになった午後3時。
卒業論文レポート
通信制大学の文芸コースに3年次編入で入学して2年目。昨年夏からの論文研究を経て、3月ギリギリで卒業論文着手条件をかちとり、どうにかこうにかいま、卒業論文という名の「小説」に着手している。ふ〜。
卒業論文レポートは1年を通して3回提出し、最後に卒業論文を提出する。今回はその2回目の提出で、〆切は明後日必着。しかも、「プリントアウトして郵送」しないといけない。つまり最低でも今日か明日に出さないと間に合わない。
どうにかこうにか書きあげて、いざプリントアウトしようとしたら、家のプリンターが壊れとるやないか〜い!
っていうかなんで小説はオンラインで提出できないんだよ〜! とほえたところで現状は変わらないし(少なくとも今年は)、なんとしてでも出さないといけない。紙で出すのはきっと何か理由があるのだろう。情報管理やセキュリティ的なことなのかな?
とにかく、今までプリンターをだましだまし使ってきたけど、とうとう…。しかし、娘がスマホから出したら出てきた。どういうことだよ。でも、わたしがやっても反応しない。電源を抜いても、いろんなところを押したり引いたりしても、ファイル形式を変えてもダメ。やっと「ガタッ、ゴゴゴ、ずいーん、カタカタカタカタ…」と長い時間をかけてようやく動き始めて紙をはき出したかと思ったら、ぜんぶ真っ白。なんじゃそりゃ。
もしかして、うわさの通信障害か? と思ったが家のWi-Fiだから関係ない。(ちなみにわたしはauだけどなんの支障もなかったよ)つまり、わたし独自の通信障害を勝手に引き起こしていたわけだ。
コンビニコピー機の前で叫ぶ
仕方なく、コンビニプリントを利用。朝からコンビニに行ったり来たりしていた。だって、プリントアウトして確認したら、ミスを発見しちゃうんだもん。行ったり来たりしている間に道中の工事現場のおじさんに何度「歩行者とおりまーす」と言われたことか。きっと顔を覚えてもらったとおもう。工事現場を顔パス。
どうにか書き直して、よし、これで出そう!と意気込んで行ったら、先客あり。しかも先客はFAXしてる。FAX!? いまだにFAXなんてすることあるんだ、と思ったけど、いまだにプリントアウトして紙で郵送しようとしている人には言われたくないよね。
やっとじぶんの番が来たと思ったら、ひー、小銭がない! レジに行ったら両替もセルフレジ。おばあちゃん並んでる。うっうっ。おばあちゃんは大切にしよう。気長に待ってあげよう。うっうっ。
やっと両替できてプリントアウト。あとは正本1部、副本3部分をコピー。え、うそ。ソーターないやん。うえーん。1枚ずつかよ。
また小銭きれたー! もー、どこまでコピーしたかわからんようになるやん。でもしかたなくまたセルフレジへ。そしてコピー機へ戻る。
「用紙切れです。スタッフをお呼びください」
ちーん。
わ、わたしはただ提出したいんだよ、卒業論文レポートをよおおおお!
と、叫んではいないけど、「もういいかげん出させてよー」くらいの独り言は言ったかも。
でもなんで、わたしはこう、すんなりとはいかないんだろう。
去年はよりによって例の副作用の発熱で大変だったし、どうもそういう運命なのかもしれない。
でも、どうにかこうにか本日、郵送で提出できました。
ああ、よかった。
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