Takehiko Yoshida

専門: 脳神経生理/行動科学/最適化数理/EC/広告/アドテクノロジー/ビッグデータ

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最近の記事

hhkb studioのキーマップに詰まった話

有名なキーボードはいくつかありますが、hhkbはその一つだといってもいいと思います。 私のこだわりとしてキーボードのスペースキーは小さいこと。できれmacの純正キーボードのようにMまでの長さが理想。ためしてみたらカンマまであっても耐えれることがわかった。 次にキーストロークが浅いこと。純正のペチペチしたもので十分。むしろ疲れないので、浅い物が好き。対象としてあげるとlogicoolのMX key miniすらキーが重いと思ってしまうほど。 と言いながらスペースキーの長さがクリ

    • 経営戦略室と情シスの合併案

      昨今の経営基盤の重心は情報システム部門に移行しつつあると感じている というのもおそらくITを導入していない会社はないし、サービス提供の基盤はIT化されている(されつつある)といってもいいのだろうと思う。 え、そんなことないって?牛乳屋さんとかITと無縁でしょ? そんなことありません。宅配だってDXされてます。 人手不足が来たる将来に備えて、人手の省力化、ITの活用は死活問題 といったところでサービス、や社内の情報共有などいたるところがIT基盤が支えています。 そんな中で、

      • KPIツリーの重要性とデータアナリシス

        データの時代と言われて久しくなった 世の中のテクノロジーは素晴らしく成長しており、 - 貯める - データ連携(+売買) - 連携の自動化(簡易化) - 分析への連携(簡易化, 説明力の強化) などなどあげきれないほどとなっている。 このように時代がデータを基盤に置く時代(※すでにそれを過ぎて次の時代に移っているという見方もあるが)であるので、サービスからデジタルデータで管理されることが多くなった そういった状況から経営層から「データからインサイトを出せ」と言われること

        • 中途採用と新卒採用

          一般的に中途採用と新卒採用は分けられて語られます そもそも新卒採用とは一体何でしょうか? こちらをみるとどうも帝大出身者を効率よく採用するための歴史として発展してきたようです。そして大学紛争を期に機能不全に陥った大学進路部とは別に企業と学生をマッチングする仕組みを発展させたものが今日に到るようです。昔は企業情報がわからない、学生の質がわからないといところがあり、新卒マッチング業界は意味があったと思います。 新卒採用は1300億円ほどの市場規模があり、ここを取りに行っている

        hhkb studioのキーマップに詰まった話

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        • 就活生のための広告業界入門
          13本
        • 広告を見て考える
          1本

        記事

          6-1. 広告代理店と経営コンサルティング

          コンサルティング会社が広告代理店機能をもっているので代理店との区別がつかなくなっている。と言われることがあります。 世界の広告代理店機能会社ランキング https://deallab.info/ad-agency/ アクセンチュアやデロイトが上位にいるのでまさにこう言ったところからも区別がつきづらくなっているのでしょう。 広義の意味ではクライアント企業へのコンサルをしていること自体は一緒です。 しかし、その中での注力ポイントは異なっています。 自社の強みが異なればクライア

          6-1. 広告代理店と経営コンサルティング

          4-1. 広告業界ではたらくとは? 職種

          広告業界における職種は会社ごとにかっこいい名前があります。 基本職種は、とかくとちょっとドラクエやFFでの職業システムぽく見えますが、基本職種に応用があり、その応用が変わった名前になってたりするので職種選びにまどわせることになってしまいます。 基本の職種は 営業 プランナー クリエイター になります。 営業はどんな仕事か?お金を稼いでくる仕事だと言われることが多いのですが、私はそれは結果だと思っており(※営業ほど結果しか語られない仕事もないので、これでも合っているのかもし

          4-1. 広告業界ではたらくとは? 職種

          3-4. コラム: 論点の粒度を合わせる

          広告とPR, 集客と販促と言う言葉が混ざって使われることがあり、例えば広告と販促という話をされると議論がよくわからなくなります。この記事ではテクニカルに語彙を拾い上げて行くので本質的にはそれほど重要じゃない内容を含みます。 広告とPR=マーケティングコミュニケーションにおける手段 集客と販促=消費者の態度を向かわせる目的 に位置付けられます。 なので広告を使った集客もあれば販促(アドテクを使った値下げ表示)はあるのですが広告と集客を同じ粒度で話そうとすると意見が噛み合わな

          3-4. コラム: 論点の粒度を合わせる

          3-3. やっていることは2つ(別のフレームワークで解説)

          前回の記事では広告の機能の基本的な考え方を説明しました。 それに対して、ほかのフレームワークを使うことで細かい分析を促したり、基本にはない概念を取り込み、特定業種に対してよりフィットさせることがあります。この記事ではそれについて説明したいと思います。 Net Promoter Score(NPS)を取り込んだ9セグマップというのを元P&Gの西口さんは提唱されています。広告代理店の人間の中でも営業が説明する時、プランナー(会社によってはリサーチャーに分類)が説明するときでは細

          3-3. やっていることは2つ(別のフレームワークで解説)

          3-2. 広告でやっていることは2つ

          どんなサービスにも機能というものがあります。 広告にはどのような機能があるのでしょうか?それは往々にして単純なものであることが多いですし、単純に説明できないと機能として生きていないことが多いと思います。PRとの比較の時に少し触れましたのでそちらも再度ご参照ください。 では、広告に特化して機能を説明しましょう。

          有料
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          3-2. 広告でやっていることは2つ

          2-7. 広告会社が行っていることはわからない

          そんなことはない。 広告会社にかかわらず、基本会社のやっていることはIRを読むべきだ。 https://ssl4.eir-parts.net/doc/2433/tdnet/1906719/00.pdf 博報堂のIRに中期経営計画に関連した項目があり、こういったところと実際に売上構成比がどうなっているかを見比べることで、どの方向に進もうとしているか把握できる。 ジーニーさん https://geniee.co.jp/datas/news_ir/pdf/chukikeieike

          2-7. 広告会社が行っていることはわからない

          2-6. 広告とPR

          広告代理店に勤めたいと言う人の多くが "企業と消費者(なぜか生活者と言う人が多いが、一般的には消費者でいいと思う。)を繋ぐ役割で、業種に縛られない仕事がしたい" と言う理由をあげてくれる。 なので"PRは候補にはいりませんか?"ときくと 違いがわかりませんと言う人がほとんどで違いを理解している人はいません PRと広告は大きく分けると同じ目的に属しますが、対象が異なります。 こんな感じ。その商品が説明しなくてもわかるものは広告で十分。マヨネーズって聞いて、どんなものか、何に

          2-6. 広告とPR

          2-5. マーケティングマネジメントから俯瞰する

          広告ってなんですか? マーケティングにおけるコミュニケーション手法の一部です と答えるようにしています。 ということはマーケティングという大きな機能の一部ということになります。では、マーケティングってなにですか?となると日本マーケティング協会の定義が マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。 となっているのですが、これはきちんと全体像を抑えている一方で、初学者からす

          2-5. マーケティングマネジメントから俯瞰する

          2-4. 広告業界は順風満帆な業界ではない

          広告業界にいきたいんですという学生の多くが、その業界は儲かっている業界なのかそうではないのか、という視点はない人がおおいです。いや、多いと言うわけだけど、知らないからだめということではなく、そういったことにも就活をする中で関心を持っていけばいいかと思います 広告代理店の売り上げはどこからくるのか? クライアント企業のマーケティング費用からくる マーケティング費用はどこからくるのか? サービスの売り上げからくる、もしくは__からきている それらのお金はどこからくるのか? と

          2-4. 広告業界は順風満帆な業界ではない

          2-3. 代理店と制作を混同してないか

          広告がしたいんです。 と言う人の話をよくきくと、代理店なのか制作なのか混ざっていることが多いと感じます ざっくりいうと - 代理店: マーケティング・コミュニケーションの企画とディレクションや関わるグループのマネジメントをする - 制作: ディレクションありきで、主に動画、静止画などの制作を行う という分け方になるかと思います 以外と綺麗にわけれない代理店と制作 まず定義として分けたのですが、現実はそんなに綺麗にわかれるものではありません。というのも制作会社はそれこそ独立

          2-3. 代理店と制作を混同してないか

          2-2. 広告が意思決定のすべてではない

          本記事では「広告が意思決定をさせていると言い切れない」の内容をお伝えします 広告は感動させる、行動が心にのこる、広告で買ってもらえる、と広告志望者ほど言いますが、それはなかなかに難しい話だなと感じます。 少し前の記事ですが https://markezine.jp/article/detail/20445 一日のCM接触回数は200本弱にものぼるそうです。年々テレビとの接触の機会は減っているのでそれほどではないにしろ、おそらく想像より多いのではないでしょうか? http

          2-2. 広告が意思決定のすべてではない

          2-1. 綺麗なもの感動するものをつくるのではない

          広告に対する勘違い - 綺麗なもの感動するものをつくるのではない 広告と聞いてイメージするのはテレビCMがまだ多いではないでしょうか? デジタル広告(オンライン広告だったりiメディア広告ともいったりする)の広告予算は世界でも大きく伸びており、テレビを超えるところまできました。 https://www.dentsu.co.jp/knowledge/ad_cost/2019/media3.html しかしまだまだテレビというメディアの力はあり、広告志望者ほどテレビCMをさして広

          2-1. 綺麗なもの感動するものをつくるのではない