経営戦略室と情シスの合併案

昨今の経営基盤の重心は情報システム部門に移行しつつあると感じている
というのもおそらくITを導入していない会社はないし、サービス提供の基盤はIT化されている(されつつある)といってもいいのだろうと思う。

え、そんなことないって?牛乳屋さんとかITと無縁でしょ?
そんなことありません。宅配だってDXされてます。

人手不足が来たる将来に備えて、人手の省力化、ITの活用は死活問題
といったところでサービス、や社内の情報共有などいたるところがIT基盤が支えています。
そんな中で、情報システム(情シス)がサービス開発の妨げになっているというのをyoutubeのとあるコメントでみかけました。まあ、そんなことありますよね。会社のPCはこれ!PCにはこれをいれてください!社外への情報提供はこれ!っていうのを決めたはいいが、例外発生もおおく、大口のお客さんはこれじゃないといけない、とかとか。
となると例外発生のたびにかなりの期間をまつことになる。
一方で世の中のITの進化スピードは早くてそんなことしている間に仕様がかわっちゃうとか。auth0がoktaに買収されちゃって、okta入れた方がはやいよねっていうのが最近気づいたこと。
こんな感じで情シスの動きがサービスのいかんを決定する場面は少なくない。にもかかわらず情シスは総務と一緒になっていることが多くて一緒にコストセンターと呼ばれることが多い。これはこれで総務の仕組みと情シスがもはや一緒になってしまっているのでわかるのだが、例えばsmartHRで管理するってなると導入から管理保守は情シス利用は総務・人事となる。
こと重要なのは何かという話でサービス提供に重心を置くのか、それとも会社の基盤整備が大事なのかという話。
サービスに重心をおくのであれば、(特にDXとか言われている(廃れている?)世の中でこれは自然なことだと思うのだけど)経営企画部門と情シスを一緒にしてもいいと思う。これが進まない要因というのはあって経営企画はエクセルとパワポで仕事をすることが多くて、情シスの技術と馴染まないっていうのがある。一緒にしたところでだれが管理するんだっていうことになって、経営企画出身の人が情シスを管理しようと思っても技術から評価とかよくわかりませんとなる。ここで重要なのが技術がわかる経営企画(サービス企画)の人材がいないよねっていうところ。どこにいるんだっていうことになるとIT系のプロマネのその先にあってもいいんじゃないかと思う。
要は情シスをもっと機動力の高いものにしないとスピード出ないんじゃない?っていう提言でした。

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