3-3. やっていることは2つ(別のフレームワークで解説)

前回の記事では広告の機能の基本的な考え方を説明しました。
それに対して、ほかのフレームワークを使うことで細かい分析を促したり、基本にはない概念を取り込み、特定業種に対してよりフィットさせることがあります。この記事ではそれについて説明したいと思います。

Net Promoter Score(NPS)を取り込んだ9セグマップというのを元P&Gの西口さんは提唱されています。広告代理店の人間の中でも営業が説明する時、プランナー(会社によってはリサーチャーに分類)が説明するときでは細かさや伝えたいことが微妙にことなります。営業が説明するときは基本のファネルで十分ですが、特に店舗業を営んでいるケースなどではNPSの考え方は重要になってきます。NPSとファネルを別個に扱うと施策がブレるのでそれを一つのフレームワークに仕立てているのが9セグマップになります。
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※翔泳社さんは太っ腹なのか肝になる図を無料公開していますので、リンクとともに紹介
これも左の顧客層を右に連れて行くと言う考え方は同じですが、上下にわかれているのが、好き嫌いを表しています。ここが三角形ではなく長方形担っている由来になるのですが、NPSはその商品やお店を知人に好意的に教えたいですか?というのをスコアリングしたものになります。そのため好意的にかつリピートする顧客を増やす、もしくは理由をしるために使います。
色付けなどするとともに消費者の割合を書くと直感的にかつ分析的に使うことができるので、非常に有効なフレームワークだと思います。

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