4-1. 広告業界ではたらくとは? 職種
広告業界における職種は会社ごとにかっこいい名前があります。
基本職種は、とかくとちょっとドラクエやFFでの職業システムぽく見えますが、基本職種に応用があり、その応用が変わった名前になってたりするので職種選びにまどわせることになってしまいます。
基本の職種は
営業
プランナー
クリエイター
になります。
営業はどんな仕事か?お金を稼いでくる仕事だと言われることが多いのですが、私はそれは結果だと思っており(※営業ほど結果しか語られない仕事もないので、これでも合っているのかもしれません。)、営業の役割ではないと考えています。
営業はクライアントの課題を明確にし、自社の強みで解決する方法を提案する仕事です。その結果採用されればお金が儲かるといった仕組みだと思います。役割が果たされていれば、短期的には売り上げが上がらなくても長期的な付き合いができることが多いと思うので、そこを大事にして欲しいと思います。
プランナーはそのまま企画としてもいいのですが、その役割としてはマーケティングプランを考え、調整することになります。そのため"調整"の役割が広く、リサーチャーや法務調整や外部SIなどの管理をしたりもします。
クリエイターはプランナーの考えた(もしくはクライアントが採用した)プランを反映したクリエイティブを作成する役割になります。総合代理店ではクリエイティブディレクター(CDと略されることが多い)の権限が強いケースが多いので実際にはCDが取りまとめてプランの具体化を進めることがあります。
基本的には上記3職なのですがクリエイティブ/メディアで倍になり、プランナーとリサーチャーが別れたり、一方で統合された場合は統合プランナーと言われたり、PRやイベント機能のある代理店ですとインタラクティブデザイナーなど3職の名前が変化したり、地方公共団体系に特化した場合も名前が変わったりします。しかし役割としては大きく変わることはないので、3職のどれに近いかを考えれば楽に選べるかと思います。
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