noteを7ヶ月続けてみた結果。
突然ですが、俺は7年落ちの中古車に乗っています。
2年ほど前にネットで見つけた車です。
翌日、お店に行って試乗した瞬間、
(あ、この車、絶対買ってしまいそう)
そう思いながら数分間運転をして、車を降りました。
そしてそのまま迷わず購入手続きをしました。
ここで買わなかったら後悔すると思い、即決で買ってしまったのです。お金無いのに。
優柔不断の俺にとっては、ものすごい行動力でした。
それから2年が経ちましたが、俺は今でも変わらず、ずっとこの車が好きです。
駐車場で自分の車を見る度に、
「いや~格好いいなぁ。買って良かったなぁ」
って思っています。
自分の愛車を見る度、乗る度に「幸せホルモン」って言うんですか、幸せの脳内物質が出まくっている感じです。
乗り心地も最高だし、燃費もいいし、何も言うこと無いよ!
と思っていますが、この車はすでに新型が発売されているので、新型に比べると性能もデザインもきっと微妙です。
でも俺は新型のクールでお洒落で格好いいデザインよりも、ちょっと「もさっ」としていて、穏やかというか可愛いというか、「普通の感じ」のデザインである旧型が好きなのです。
だからいくら新型を自慢されても「羨ましい」とは思いませんし、勧められても買いたいとは思いません。
これは強がっているのではなく、本当にそう思っています。
細かい傷は沢山あるし、あちこちぶつけてヘコんでいるし、運転しにくい部分もあるけど、それでもこの車が好きです。
突然話は変わりますが、俺は自分のことが嫌いでした。
なぜ嫌いかと言うと、ものすごく暗いからです。
他にも自分の欠点、短所は数え切れないほどあります。
マイナス思考で神経質で、俺は常に不安と悩みを抱えています。
繊細すぎて「こんな世界で生きていられない」といつも思っています。
思い込みが激しくて、一人でいると妄想が暴走します。
絶望感が襲ってきます。
でも人と喋ると、急に元気になって明るい人間を演じることができます。
「余裕そう」「悩み無さそう」ってよく言われます。
確かに人前ではふざけたことばかり言っています。
そして常に強気ですし、積極的です。
でも心の中では何かに怯えています。
俺はすごく暗いですが、人を笑わすのが好きです。
喋るのが得意です。
でも本当は人と関わるのが大の苦手で、人間が怖いです。
人と関わると、気を遣いすぎて疲れます。
だからなるべく一人でいたいです。
でも一人は寂しいです。
孤独を感じると闇が襲ってきます。
こうやって書いてみると、本当に自分は変わっているし、矛盾していると思います。
こんな自分は誰にも理解してもらえない。
周りにも相談できないし、みんな実は俺のことが嫌いなんじゃないかと思って生きていました。
でもnoteで記事を書くようになって、少し考えが変わりました。
自分の変な部分、弱い部分をおもしろおかしく文章にして書いてみたら、周りの人達が笑ってくれました。面白いと言ってくれました。
そして共感してくれました。
俺が落ち込んで元気が無い時、ある人が、
「あなたはそのままでいいよ」
そう言ってくれました。
嘘です。すいません。正確にはそんな感じのことを言ってくれました。
周りの人達の優しい言葉に安心した俺は、
調子に乗り出しました。
(そうか・・・noteで必要なのは自分をさらけ出すことなのか。なるほど、それはいい。俺はこう見えて正直者だからな。好き勝手にやってやるぜ!)
noteは文字の世界です。心の中を文字にする世界です。
普段誰にも言えない思い、気持ちを吐き出すことができる場所です。
だから本音を書かずに建前ばかり書いていたら、それはリアルな世界と何ら変わりません。
noteの世界で強がったり、大きく見せたり、格好つけても、何の意味もないんだ。
俺はそれに気付きました。
こうなったら自分の汚い部分、弱い部分、情けないところ、格好悪いところを全部さらけだしてやる!
それでもし、嫌われたり否定されたとしても、それはもう仕方がない。
だってこれが本当の俺なんだから。
俺は全部書きました。自分の思いを文章にぶつけました。
怖いけど、恥ずかしいけど、自分というものを正直に記事に書き続けました。
すると・・・
めっちゃ共感してもらえました。
あれ?・・・なんか思っていたのと違う。
批判されるとか意見されるとか、もうちょっとこう、否定されたりそういうことを考えていたんですけど、、
自分の思っていることを正直に書けば書くほど、
応援してくれる人が増えている!
どうなっているんだnote!
いやどうなっているんだnoteの人達!
これはまるでアメリカから日本にやって来た、ゴッドフリー・チャンさんが、
「日本は本当に平和な国かどうか確かめてやる」
と言って、公共の場(仙台国際センターの会場)に「100円玉を2枚」放置した「あの事件」みたいじゃないか!
ちなみにこの事件、翌日チャンさんが200円がどうなっているか会場に確かめに行ったところ、その200円はなくなるどころか、
300円に増えていたそうです。
お金は放置されていたのではなく、ましてや盗まれることもなく、むしろ100円増えていたのです。一体誰が、何の為にッ!
どうなっているんだ日本、いや日本人よ!
俺は「note」がそんな日本と同じような場所に見えて仕方がありません。
noteで活動する人達は、お互いの意見を尊重し合い、認め合って活動しています。
俺はnoteで活動することによって、自分の短所が長所に思える部分が出てきました。
それはnoteで誰かが認めてくれたからです。共感してくれたからです。
よく考えたら自分の欠点、マイナスの部分は自分がそう思っているだけであって、誰かに直接はっきりと言われたわけではありませんでした。
自分のここがおかしい。ここが変だ。と思っていたことも、noteでは別に変でもなく、同じ気持ちの人もたくさんいました。
そういったことがわかってくると面白いもので、noteで7ヶ月活動した結果、俺は自分のことが好きになりました。
人より劣っているところは沢山ありますが、それでも俺は自分が好きです。
もちろん好きになれない部分もあります。
でも一番自分と付き合いの長い俺自身が、自分のことを嫌いだったら、自分があまりにもかわいそうです。
だから俺は自分を絶対に幸せにしたいと思いました。
自分を幸せにできるのは俺だけです。
人が、周りがどれだけ優しくしてくれても、愛してくれても、自分が自分のことを嫌いだったら、幸せだとは思えません。
だから俺は自分を全力で応援して、幸せにしたいと思いました。
そんな風に思えた時、自分の愛車を見て
「格好いいなぁ。買ってよかったなぁ」
と幸せな気持ちになる時と、同じような気持ちになることができました。
幸せの脳内物質が出まくりです。
俺の性格は、noteを始めた頃と何も変わっていません。
悩みは晴れることなく、欠点も克服できず、ダメな部分はダメなままです。
でも自分が好きなので、このままの自分でいいかなと思っています。
無理に変わる必要はない。自分を変える必要はない。このままでいい。
焦った時は、不安な時は、自分で自分にそう伝えています。
これからは、自分にもっと優しくして、もっと自分を認めてあげようと思います。
そんな風に思ったら、言葉にできないような安心感に包まれました。
俺はnoteで、これからもこのまま前に進んで行きます。
たくさんの事を気付かせてくれたnoteと、noteのクリエイターさんに感謝します。
これからもよろしくお願いします。
ここだけの話ですが、現在タイムマシンを作っているので、その資金に使わせて頂きますね。サポートして頂けたら過去のあなたに大事な何かをお伝えしてくることをお約束します。私はとりあえず私が14歳の時の「ママチャリで崖から田んぼにダイブして顔面めり込み事件」を阻止したいと思います。