よっしぃ

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最近の記事

ネパール人じゃないですよ日記①

どうも、師走の寒さに喘いでいる皆さん、お疲れ様です。私は異国で暑さに悶える日々を過ごしております。 「あれ、気のせいかな?」と疑う余地もないくらいカレーの匂いが漂うエア・インディアの飛行機に詰め込まれ、首都の空港の乗り継ぎを「え? これ絶対検査機壊れてるよね? ノーチェックだよね? 隣に爆弾魔がいたら俺ら終わるんだけど」と思いながら通過し、サイクロンの被害も色濃く残る街に訳も分からんまま降り立ってから、早くも二週間以上が経過しました。 最初は「大丈夫? スプーン持ってくる

    • 「君たちはどう生きるか」感想 aka. 戦争と母親と死と、逆シャア

      ※ネタバレ満載でございますよ。 観てから読んでくだされば。 話題の「君たちはどう生きるか」を 観てきたわけだ。 映画に限らず、あらゆる作品というものは二度三度と見ることで新たな発見が得られるものだし、最初に見たときに気づいたことなんてその作品から収穫できるもののほんの僅かな一部でしかない、というのは言うまでもない(俺の大好きな「トップガン・マーヴェリック」あのペラッペラな作品でさえ、三度観たことでようやくわかったことも多かった)。 この映画も、まあ公開中は二回目を観に行

      • 二日目昼~三日目午前中。ICE,ケルン大聖堂、ミュージアムなど。

        爆速! ICE!  電車はひた走る! 一番速い“ICE”というやつに乗った。300km/hくらい出るらしい。日本で言う「のぞみ」だろうが、気になったのはこの“ICE”にせよ、もう一段遅い(車両の性能ではなく、ダイヤ上での区別。日本で言う「こだま」)“IC”にせよ、日本の新幹線とは違って特別な線路幅ではないということだ。昔イタリアでも同じようなやつ(トレニタリア・フレッチャロッサ)に乗ったが、それも同様だ(調べると1435ミリのいわゆる「標準軌」だった)。おそらく、世界標準で

        • 二日目午前 フランクフルト 美術館など。

          朝の散歩 朝は爽快な目覚めだった。6時ごろに起床。おそらく9時間くらいは寝こけていたことになる。 雨が降っていたが、昨晩のような豪雨ではなく、霧のようなごく軽い雨で、冷ややかな朝の空気によく合っていた。上着のポケットに常時手を突っ込みたくなる程度には寒いが、手袋が必要なほどではない。要は気持ちの良い朝だった。 早めにチェックアウト。昨日のお姉さんではなくマッチョのお兄さんで、やはり中央アジア系の移民っぽかったように思う。対応が丁寧で優しかった。 今日は中央駅から電車でケ

        ネパール人じゃないですよ日記①

          ゲーテとマフィアの一日目

          フランクフルトとゲーテ 着いた! フランクフルト国際空港だ。入国審査。意外としっかり訊かれた。何日の滞在か、どういう旅程かなど。無事パス。 着いたのはターミナル2。フランクフルト市へ行くには、ターミナル1から出て行く電車に乗らねばならない。取り敢えず外に出て、あまり確信なく「これかな~」と思って乗ったバスが、幸い当たりだった。ラッキー! そこから、電車で市内(フランクフルト中央駅)へ。 駅着! ここで最初の問題発生。観光のため市内をうろつきたいわけだが、ガラガラをコイ

          ゲーテとマフィアの一日目

          ドイツへ!

          行くことにした。 友達に会うためだ。 行くだけでたいへんだった。 寝不足だからだ。 昔から遠足の前日には寝れなかった質なのだ…… 勿論、行程の間、寝れそうなところでは頑張って寝ようとしたのだ。空港までの京成特急、香港までの四時間、フランクフルトまでの13時間……。だけど、電車の中ではガラガラが転がっていかないように常に押さえておく必要があったし、香港までの空の旅は、放っといてくれたらいいのにキャセイパシフィックのCAさん達が次から次へと機内食を運んでくる上になんか面白

          ドイツへ!

          アッサム州記事まとめ

          インド北東部、お茶で有名なアッサム州から発信された衝撃的な映像が波紋を広げています。それについての記事(↓)の抜粋要約です。 https://www.aljazeera.net/news/politics/2021/9/27/%D8%AD%D8%A7%D8%AF%D8%AB%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D9%82%D9%81%D8%B2-%D8%B9%D9%84%D9%89-%D8%AC%D8%AB%D8%A9-%D9%85%D8%B3%D9%84%D9%85-%

          アッサム州記事まとめ

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑪

          すみません今日もガッツリ手抜きです。25日付「アル=ジャジーラ」紙の記事。  ブリンケン国務長官、イェルサレムに到着してネタニヤフと会談・一緒に記者会見。ニコニコです。全く予想通りですが、「アメリカはイスラエルの安全保障に責任がある。イスラエルの自衛権行使を全面的に援助する」とノリノリですね。少なくともイラン核合意周りの問題が落ち着くまでは、前政権とほとんど変わらない親イスラエル路線を踏襲するつもりなのでしょうか。ネタニヤフは「アメリカがイラン核合意に復帰しないことを願う」

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑪

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑩

          一日空いちゃいました。アル=アラビーヤ24日付の記事抄訳です。アメリカがガザへの援助を強調しています。ブリンケン国務長官は中東に爆速外遊するみたいですね。アメリカとしては失点を取り戻したい所なのかも……ガザの写真を見ると本当に痛ましい(過去の爆撃の時と比べても物凄い)様子なので、一刻も早い復興を願うばかりです。それだけでは抜本的な解決には何にもならないのですが。 バイデン:我々はガザに対し援助を送る。ハマースではなく、ガザの人々の利益となるような形でブリンケンはパレスチナ指

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑩

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑨

          すみません、今日は少し時間が無いので記事解説は本当にさわりだけ。 金曜日早朝、エジプトの主導によりようやく紛争が停戦合意に至りました。全般的な状況を伝える記事がこちらになります(また余裕があれば抄訳します) エジプトはガザ復興のために5億ドルの資金を投じるようです。太っ腹ですね。 こちらは、エジプト大統領がtwitterで、バイデンが停戦に向け果たしてくれた役割に感謝したというニュース。 なんだか上から目線というか、成功した者の余裕が垣間見えるのは僕だけでしょうか。ど

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑨

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑧

          5/20日投稿の記事です。 イランはイスラエルと、今回の紛争勃発以前からずっと慢性的に小競り合い(という名の頻繁に死人が出るレベルの紛争)を続けていますが、このタイミングで攻撃をしてくるというのはよく分かりませんね。 紛争に関して言えば、あと一日~二日で停戦合意が成立するという話がかなり一般的なものになっているようです。それに先立って最後の攻勢がかけられる、という情報が述べられています。 ネタニヤフが、ガザ地区へ武器提供しているとしてイランを批判する……予期される停戦を

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑧

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑦

          5月19日の「アル=ジャジーラ」紙の記事の抄訳です。アメリカ国内で親イスラエル世論の形成を図っているロビー活動組織について紹介されています。 イスラエルの侵略を擁護するためにアメリカで行われている代表的なユダヤ系ロビー活動作戦について知ろうアメリカ国内での複数のユダヤ系ロビー活動組織が、過去九日にわたってイスラエルの軍事活動を支援する努力を続けている。これらの諸組織は様々な方法を使って、戦闘を正当化するためにイスラエルが用いる理論を支持する方向へアメリカの国内世論を操作し、

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑦

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑥

          ここに来て、ネタニヤフがあと2~3日は戦闘を継続する(それ以降は戦闘中止?)のではないかという情報が出たようです。公式機関はまだ否定していますが、国際的な非難も高まる中、どこかで落し所を模索する必要があるのは事実でしょう。バイデンは当然即時停戦を訴えますが、米国大統領の立場上パレスチナの自衛権を支持せざるを得ないわけで、その理屈を上手く利用したネタニヤフに「あと二日だけだから!」とゴネられたら、黙認するしかないのでしょう。一刻も早く終わって欲しいのですが。 「アル=ジャジー

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑥

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑤

          短い記事を二つまとめてみました。記事の投稿日はどちらも5月17日です。 アメリカの上院議員が連名で即時停戦を求める声明を出しました。イスラエルの自衛権への言及をめぐって、民主党と共和党で微妙な対立が見られます。 米国上院がハマース・イスラエル間の戦闘即時停止をよびかけ国連のアメリカ代表者:ハマースはロケット攻撃を即刻中止すべきだ 米国上院の議員たちが、両党の連名でイスラエル・ハマース間の即時停戦を呼び掛ける声明を出した。 呼びかけの発起人は民主党上院議員のクリス・マー

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑤

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ④

          5月17日の記事抄訳です。戦闘は二週目に入りましたが、イスラエルは戦闘を継続する考えを改める様子は無さそうです。 イスラエルは空と陸からガザへの攻撃を継続……戦闘は二週目に入るガザからイスラエル入植地へ向けてロケット攻撃が続く……イスラエル軍は空爆によって排除したハマースの高官らの情報と写真を公開した パレスチナにおける軍事的衝突が二週目に入る中で、月曜日の朝イスラエルは砲撃を伴う一連の空爆をガザ地区の複数の地域に向けて行った。「アル=アラビーヤ」の特派員の報告によると、

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ④

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ③

          ラマダーン終わり間近の5月10日、イェルサレムのアルアクサ・モスクでのイスラエル=パレスチナの衝突を発端として、パレスチナ自治区とイスラエルの間で激しい戦闘状態が続いています。 重要な問題だと思うので、自分の語学の練習も兼ねてアラブメディアの報道している記事を何個か紹介してみようと思いました。 著作権への配慮から全訳はしていません。誤訳、誤記等々は十分あり得ます。ご容赦ください。 アル=アラビーヤ、5月10日に投稿された記事の抄訳です。今回の紛争は東エルサレムにあるシェ

          パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ③