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パレスチナ紛争事案関連Web記事まとめ⑧

5/20日投稿の記事です。

イランはイスラエルと、今回の紛争勃発以前からずっと慢性的に小競り合い(という名の頻繁に死人が出るレベルの紛争)を続けていますが、このタイミングで攻撃をしてくるというのはよく分かりませんね。

紛争に関して言えば、あと一日~二日で停戦合意が成立するという話がかなり一般的なものになっているようです。それに先立って最後の攻勢がかけられる、という情報が述べられています。



ネタニヤフが、ガザ地区へ武器提供しているとしてイランを批判する……予期される停戦を前に激しい空襲

ネタニヤフ:イランは数日前にシリアやイラクから無人機を送った。イスラエル軍はイスラエル・ヨルダン国境でそれらを撃墜した。

イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフは木曜日、ハマースを全面的に支援し、ハマースやヒズボラに武器提供を行っているとしてイランを批判した。その一方で、イスラエル放送局によれば、ネタニヤフは安全保障局とともにガザにおける事態鎮静化を模索しているという。

ネタニヤフのコメント:「我々が数日間に渡に戦闘を続けている間、イランは武装した無人機をシリアまたはイラクから送り込んできた。我々の軍はそれをヨルダン・イスラエル国境で撃ち落とした」。

木曜日早朝、イスラエルがガザ地区の複数の標的に激しい爆撃を加える中、パレスチナ側メディアはガザ南部で複数の負傷者が出たことを報じている。パレスチナ側組織は、テル=アビブやアシュドッド、アシュケロン・スデロットを含むイスラエルの諸都市にロケットによる激しい重爆撃を加えたことを公表した。

木曜日正午には、パレスチナ側の新しいミサイル攻撃がベエルシェバに向けられた。それに先立ち、イスラエル当局はガザとの境界に隣接する地域に住む住民たちに、自宅内待機あるいはシェルターの近くで過ごすよう要請していた。

ロケット攻撃が南イスラエルを狙う一方、イスラエルの爆撃もガザ東部を中心に激化している。イスラエルメディアはアシュケロンで負傷者が出たことを報じた。

「アル=アラビーヤ」の特派員が、境界線近くでイスラエルの装甲兵員輸送車に「コルネット」ミサイル(ロシア製の対戦車ミサイル。Wiki)が発射されたことを伝えている。この攻撃でイスラエル兵士に負傷者が出たという報道もあったが、イスラエル軍はこの輸送車の中に乗員はいなかったと述べた。

イスラエル軍の声明ではこのように言われている。「夜七時から木曜日朝の七時までに、70のロケットがガザ地区から発射され、そのうち10が地区内に落下し、『アイアン・ドーム』迎撃システムは残り90%を迎撃した」。

声明はこのように続ける。「作戦開始以来、ガザ地区からイスラエルに向け4070のロケットが打たれたが、610が地区内に落ちた。「アイアン・ドーム」の迎撃成功率は90%に達している

CNNがあるハマース指揮官の言葉を伝えたところでは、停戦は24時間以内に公表されると言われている。一方、レバノンのメディアはハマースの指揮官ムーサー・アブー・マルズークがこのように言ったと伝えている。「ガザにおける停戦の努力は実を結ぶと信じている……停戦は一日から二日のうちに共同の合意で実現すると期待している」。

イスラエルのあるメディアは、テル=アビブは両勢力間での停戦公表への準備として、これからの数時間内に爆撃を激化させると述べた。さらに、イスラエル軍はトンネルや海上の軍事力、重ロケットなど、まだ生存している標的全てを叩く準備を完了しているという。

そのメディアはエジプトの情報筋を引用してこう述べている。「イスラエルとハマースの間で停戦合意の素案にまでこぎつけた。合意自体は数時間のうちに公表される可能性がある。」

イスラエル諜報相は、停戦へ向けた圧力が大きいこと、目標を達成した時点で停戦を行うだろうことを述べた。それに先立ってネタニヤフは、目標達成と停戦まえに一連の軍事作戦を行うことを明言している。


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