【最先端に返り咲き?】盆踊りが最高にイケているかも理由5選!
こんにちは!
今年も毎日盆踊りに通う日々、高尾可奈子です。
読者の中には、今年どこかの会場に偶然行って踊ってみたらハマってしまった!という方もいらっしゃるかもしれませんね!
大きなメディアでも、盆踊りの特集が組まれたりと、何かと今注目を集めている盆踊り。
第100回目くらいの盆踊りブームの到来でしょうか?!
さて、今回は、、
私自身の盆踊り活動を周りの人たちに知ってもらう中でじわじわ思っていたこと、、
盆踊りはもしかして、全部ひっくるめてかなりカッコいい文化なのでは!!!
こちらについて、深掘りしていきます!
世間では、盆踊りは伝統文化のくくりであり、伝統🟰時代遅れで楽しめない、ちょっとダサいというイメージがやはりまだついているようです。
しかし、世間一般の盆踊りに対する固定観念を置いてけぼりにして、実際にはもの凄い速度で進化をしています!
その魅力を存分に伝えたいと思い、盆踊りがイケている今熱いカルチャーなのだという理由を書いていこうと思います!
是非、共感していただいたり、何か発見していただけると幸いです。
では、早速。
【盆踊りが爆イケな理由①】
もはやフェスよりも大歓声!
盆踊りって本当に誰でも楽しめるんです!!
音楽好きの大人が集まって、お酒を飲みながら熱狂できるのがフェスですが、大きな盆踊り会場はそれを上回るかのような盛り上がりなのです!
その地域に住む人々はもちろん、盆踊り好きももちろん、お祭り好きや、レジャーとして楽しみに来た家族やカップル、友人同士など様々な人が集います。最近では外国人もとてもよく見かけます!
そんな、普段バラバラな人々が民謡や盆踊り唄という音楽を味わい、シンプルな振り付けに合わせて自由に踊る!その奇跡的とも言える一体感は他には思いつきません。
生唄生演奏もあり、アニソンもあり、Jpopもあり、地域で長く受け継がれてきた文化遺産的な唄も踊りもあり、それらの垣根を超えたコラボレーションも盛んで、お子様もシニアも外国人もそれぞれが刺さる魅力ポイントがあるようです。
お酒を飲んで、グルメを食べて、好きに踊って好きに休んで、好きに歌って、、
思い思いに楽しむことが歓迎されていますし、大きな会場だと、どんどん声を出して盛り上げても大丈夫なことが多いので、群衆のエネルギーはうずを巻いて上がっていきます!
開かれたお祭りは、みんなが参加できるからこそ多様な盛り上がりをみせているようです!
【盆踊りが爆イケな理由②】
浴衣という最強お洒落の競演!
他の大きなイベントと盆踊りの大きな違いは、
服装なのかもしれません!
今や、世界中から日本のかわいい、かっこいい民俗衣装として認知されている浴衣。
流行の先端を行くZ世代も、浴衣を夏に着てお祭りに行く、イベントへ出かける、写真に残すという人が増えているようですね。
普段は着ないからそこ、特別な服装として、盆踊り会場に華を添え、盛り上がる雰囲気を作り出します!
洋服よりも派手な大柄で、色も鮮やかなものが多いので、豪華な提灯の光に照らされて、お祭り気分も増します。
その着方も、着物よりも自由度が高く、足元にブーツを合わせてみたり、帽子やサングラスなど小物を使って粋に着こなしてみたり、洋服とミックスして重ね着する上級者もいるよう!
自分のお気に入りの布を持っていくと、体型に合わせたぴったりの浴衣に仕立ててくれるサービスや、レンタルサービスも外国人向けや観光地では盛んで、浴衣を着る選択肢も増えているのはとても魅力的です。
さらに、浴衣は子供からシニアまで誰もが着られるというのも大きなポイントです!
洋服だと、世代ごとに似合うものやトレンドが違っていて、定番のアイテム(デニム、シャツ、スーツ、ワンピース)であっても年齢によって形や質が少し違うため、共通で揃えるというのは難しいことも。
しかし、浴衣なら男性か女性かで形は異なりますが、年齢では基本的に変わることなく同じ形状です。平面的な衣装なので、羽織って補正することでそれぞれに似合う着こなしを可能にしているのです。
さらに、良い素材や仕立てのものは、世代を超えて受け継がれていけるのも魅力でしょう。
ロマンな浴衣は、うっとりする美しさです。
是非、みなさんも浴衣をおしゃれに着こなしで盆踊りへ行ってみてください!
【盆踊りが爆イケな理由③】
伝統×最新のコラボは無限大!
先ほども少しだけ触れましたが、、
盆踊りは伝統文化として保存・継承されると同時に、流行りや最先端の文化との国や人の垣根を超えたコラボレーションで、日々進化もしているんです!
1000年の歴史がある盆踊りが、長くは大衆の流行りの踊りや唄として熱狂の中で行われていたことを思うと、これも自然な文化の流れなのかも知れません。
コラボの種類も実に多彩です!
懐かし・令和Jpop×盆踊り
洋楽ロック×盆踊り
アニメ×盆踊り
外国の民俗芸能×盆踊り
キャラクター・妖怪×盆踊り
などなど、新しい試みにより色んな形の盆踊りが生み出されているようです。
盆踊りにポップス曲を取り入れることで、若い世代にも楽しんでもらえるようなイベントを企画することができたり。
アーティストがライブ演奏を行い、盆踊りの伝統的な雰囲気とポップスのエンターテイメント性を融合させていたり。
盆踊り会場にDJブースを設置し、自由にその場の雰囲気で曲を流す会場もあったり、、
そして、盆踊りの踊りの動きは、どんな曲でも(もはや曲ではない音にも!)不思議とぴたりとはまるのです!
これは、盆踊りの魅力の大きな一つです。
1000年かけて、おそらく膨大な量の振り付けや所作が大衆の中で生まれては消えてを繰り返して、その中で生き残ったのが、、今お馴染みの盆踊りの動きなのです。
まさにクラシックな大衆の文化は、多くの人に飽きずに愛され続ける、普遍性を獲得しているため、汎用性も高く、どんな曲にも組み合わせることができるようです!
【盆踊りが爆イケな理由④】
極めた人は、見惚れるカッコ良さ!
盆踊りって、ご近所のシニアやマダムが静かに踊るだけの踊りでしょ?と思っている方も多いのかも知れません、、
残念ながら、盆踊りマニアを公言する私も、二回に一回はこの言葉を言われ続けています、、
しかし!!!!
盆踊りのこのイメージは、古い時代のものになりつつあるのかもしれません!
盆踊りの踊り自体だけではなく、踊る人々も時代の流れとともに、この10年ほどで様変わりしているようなのです!
まずは、全国様々な盆踊り会場に日々通い、盆踊りを探究する、通称「盆踊ラー」と呼ばれる踊りマニアたちの存在。
人口や自治体の数が多く、盆踊りの数も自ずと多い都心部を中心に見られる人々ですね。
これは、およそ1000年の盆踊りの歴史の中でも歴史の転換点であり、今までに居なかった新しい種類の人間なのかもしれません!
こうした新たな盆踊り好きの方々は、それぞれが独自のスタンスで盆踊りに取り組んでおり、個性的な浴衣の着こなしから、同じ振り付けでも全然雰囲気の違う踊り方、コミニュケーションの取り方まで千差万別で面白いのです。
私も色々な会場にお邪魔させてもらっている一人なのですが、ふらっと偶然踊りの輪に加わった人の会話が聞こえてきて、「なんで皆こんなに踊れるんだろう?」という声をかなり耳にします。
きっと、その会場には一見すると分からないけれど、盆踊ラーの方が一定数いるのではないかと思います!
みんなが慣れない動きに格闘する中で、さらりと踊れてしまうのが、マニア。
きっと、その一目置かれる人に憧れて、盆踊りの沢山の曲を覚えて踊れるようになりたいという方も割と多いようです。
また、日本的な美しい踊りを極めた踊り手の存在も大きいかもしれません!
実は私も、初めて行った会場で、浴衣を着た青年が誰よりもしっとりと踊りこなしているのを見て、異世界的な衝撃を受けた一人です!
偶然、盆踊りに出会ってマニアになった人もいれば、長く日本舞踊や新舞踊、民謡を探究しながら盆踊りも踊る人もいるようです。
やはり、所作ひとつひとつにかなりの時間をかけて習得した人の踊る盆踊りは、誰が見ても見惚れるカッコ良さ・美しさです。
踊りの輪を眺める観客たちが、あの踊りが凄い!とザワザワとなっている光景を見かけることも多く、踊らない人をも楽しませるエネルギーです。
魅力的な雰囲気と、迷いのない踊りで、多くの人のお手本となっています。
こういった素敵な踊り好きに出会えれば、きっと盆踊りってとてもイケてるじゃん!と感じる人も増えて、踊りの輪がますます広がっていきそうですね!
【盆踊りが爆イケな理由⑤】
都会のど真ん中で踊り狂う!
先ほども少しだけ触れましたが、盆踊りは人口が密集する都心部にかけて発展しています。
市町村の数が多く、それだけ土地を祀る神社やお寺の数もあるため、古くからの例大祭や盂蘭盆会ゆかりのものから、地域コミュニティのお祭りまで様々な盆踊りがひしめきあっているんです!
ビル群の中に突如現れる盆踊りに、驚く方も多いはず!
丸の内の盆踊りや、日本橋の盆踊り、スカイツリーや東京タワーの真下で盆踊り、大都会東京の中でも最先端の高層建築が並ぶオフィス街やシンボルを景色に踊る盆踊りは、初めての方にもおすすめです!
普通であれば、そんな場所で踊り叫べば、混乱が起きてすぐに警察がやってきそうですが、、
盆踊りは特別!!!!
お祭りの日は昔から庶民が解放される特別な一日であったように、現代の盆踊りも普段できないことが叶ってしまうことも。
その地域の方が踊りの場を作ってくれることが多いため、他のイベントよりも比較的規制が少なく、事前に音についてや場所の使用許可などを取ってくれているため、ありえない場所で食べて飲んで踊ることができるのです!
近年増え続ける外国人観光客の人々から観ても、交通アクセスが良く落ち着いた雰囲気もある都会の中の盆踊りはキャッチーなようで、人気を集めています。
これからさらに都市開発が進む新しい居住以外のエリアでも、観光と地域交流と文化継承を掛け合わせた盆踊りが継続・増えていくことに期待したいですね!
民俗芸能が再び、日常生活に戻ってきた!
明治から昭和にかけての、社会の大きな変化と、その急速な発展のスピードによって、盆踊りを含めた民俗芸能は地方性失ったり、継承が途切れたりと、減少傾向にあります。
しかし、この盆踊りブーム、都心部中心に盆オドラーという熱狂的な盆踊りの踊り手が登場したことで、その流れを社会が気づき始めています!
盆踊りが日本の観光資源として世界へ紹介されたり、主要な盆踊り会場には一極集中的に来場者が増えているなど、現代の情報社会に合わせて盆踊り自体が大きく変化をしています。
どんどん私たちの生活から離れていた民俗芸能が予想外の形で、生活の中の娯楽としての踊りとして戻ってきていることは、不思議で面白い現象なのかもしれませんね!
いかがでしたでしょうか?
今回は、盆踊りがかなりカッコいい文化として発展していることに焦点を当てて爆イケポイントとしてお伝えしてみました!
特に若い世代の方に、「盆踊り、行ってみたいかも!」そう思ってもらうきっかけとなれば、とても嬉しいです!
SNSなどでも、盛り上がる盆踊り会場は動画として広く観られているようですし、目に止まった会場にまず行ってみて、そこから他の会場へと足を運んでみてくださいね。
また、案外見落としがちなのが、お住まいの地域の盆踊り!
夏にかけて、町内の掲示板に盆踊り開催のポスターが貼られているのを見つけることができます。
道を歩いているときは、少し意識して目を向けてみてください!
あなたらしい、盆踊りを!
以上、高尾可奈子でした!
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