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上越の通勤新幹線に乗る


【とき343号 大宮20:01→高崎20:31】

■自由席主体の「とき」号

 この列車は、通勤時間帯ということもあり、
自由席の比率が極めて高い。

 通常、「とき」号では1号車から5号車が
自由席である。
 この列車は1~7号車が自由席と
12両編成のうち過半数を占める。

 逆に、普通車指定席は僅かに8~10号車の
3両しかない。

 なお、同時間帯に運転される
「たにがわ」号はもっと顕著で普通車は全て
自由席設定である。

■キュンパス利用では、上越・北陸方面への利用は少なめか?



さて、今回の旅行で初めて
上越・北陸新幹線に乗車する。

今回利用しているキュンパスでは、
主に首都圏在住の利用者が多いと
思われ、首都圏からより遠くの
日帰り旅行先を目指そうとなる。

そうすると、どうしても
東北方面への需要が高くなる
傾向が強いようである。

だから、どうしても東北新幹線が
混みがちでこちらの上越北陸新幹線は
それほど混雑していない印象が強い。

■乗車率は高めながら、立ち席は出ない程度の混雑


 さて、新潟行きの「とき」号は
首都圏出発の列車ということもあり、
ばっちり帰宅ラッシュの列車になった。

 やはり、普通車の乗車率は高い。
ただ、ほぼ座席は埋まっているものの
立客まではいないようである。

 この列車は、熊谷に停車。
ここは下車客も多い。
高崎線や秩父鉄道と乗り換えできる駅である。

東京から約35分で到着。
首都圏通勤には便利といえる。

■JRになってからの新駅

 次の早稲田本庄駅は、駅前にパーク&ライド用の
駐車場が多くあると聞く。
また、その名の通り、早稲田大学や付属高の
利用も多いと聞く。

 その駐車場の利用が意外にも地元埼玉県に
とどまらず、群馬県の伊勢崎など東武鉄道の
沿線にも広がっているらしい。

 特に特急「りょうもう」号が走る沿線と
合致する、ということを見聞し驚いた。

 直接的ではないにしても、
上越新幹線と特急「りょうもう」号が
競合するという事実にビックリした。

■高崎以北は多くの空席を残して

 次の高崎で私は降りる。
通勤利用と思わしき利用客は、
ほとんど下車していった。

相当の空席を残して
群馬県の中心地、高崎を出発していった。


イルミネーションが美しい高崎駅

新潟行きは次の停車駅は越後湯沢という。
当たり前だけど、高崎という群馬県一の都会で
次は「越後湯沢」という
スキーリゾート・温泉地の地名が
アナウンスされる違和感というか
ちょっとぶっ飛んだ感覚を覚える。

 高崎は、要衝で北陸新幹線と分岐する駅。
また、上毛電鉄や八高線、信越本線も乗り換え。


上信電鉄のりば



 前橋と双璧をなす群馬県の中心地。
やはり新幹線が発着する高崎が賑わっている
印象が強い。

 前橋と高崎を合わせた都市圏としての規模は
100万人以上になり、
宇都宮と並び北関東の大きな都市圏だ。


キラキラの大通り。高崎駅近く

【まとめ】

・首都圏からの通勤は高崎までが多いようだ

・本庄早稲田利用者の一部は、群馬県民もいる

・首都圏、大宮を出発する時点では空席がほぼない

・新潟行きという長距離列車でも自由席主体の列車


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