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あの日の決断は自分への約束

僕らは大きくなるにつれていくつもの決断をしていると思う。

良くも悪くもその決断があっての今だろう。

僕はフットサル選手をしながらバリスタをしている。
どちらもプロではない、けれどさまざまな決断の上今を楽しんでいる。

今回はそんな僕の

『あの日の決断』を二つについて紹介したい。

フットサルの決断


僕は高校生の頃フットサルというスポーツに出会った。

それまではなんでもかんでも適当に物事をこなしていた。

しかし、小3から海外に住んでいた僕は部活に憧れがあったため
フットサル部は真面目にやると決心していた。

正直部活でやっていたフットサルはフットサルではなかった。
いわば元サッカー部の寄せ集め、それでも先輩たちの部活へのこだわりや、オンオフの雰囲気やる時はやる姿勢、全てが憧れを持っていた僕には魅力的だった。

だからこそ適当にやるのは嫌だった。

そう真面目に取り組むほど楽しくなり、部活以外にも影響を与えてくれた。

学問と部活の両立が大事だと思いある程度ではあるが勉強も頑張った。

そうして高校三年生の時、
進路を決めなければいけない時に大事な決断に迫った。

イタリアにフットサル選手としてチャレンジ 
または
予定通り海外の大学に進学するか

当時はとにかくフットサルに熱中していた
ひたすら我武者羅に、
そしてイタリアに挑戦するチャンスを得た。

海外の大学をずっと目標にしていたため、
親もびっくりしていた。

それはそうだろう、
スポーツで生きていくのにはそれなりの結果と保証が必要。

僕には何一つなかった。

『安定』という言葉に頼れば
大学進学が先のことも踏まえプラスになる。

それでも僕は考えに考え、

イタリアに挑戦する決意をした。

その決断には人生で初めて腹をくくった瞬間だった、
日頃の生活や人として、一競技者として
いろんなことにも気を配るようになった。

親にも初めてプレゼンをした

自分の覚悟
全てを話し説得した。

その決断があったからこそ、
今も諦めずに続けられる。

今の自分があるのは
その選択をした自分自身からなるものであり、
過去の自分への約束でもある

バリスタの決断


イタリアにフットサルの挑戦を決意し挑んだ
けれど思うようにはいかなかった。

ちょうど新型コロナウィルスによるパンデミックが
イタリアでも流行り始めたのだった。

シーズン開幕戦前日に延期の連絡が入った、
そして始まることはなく、
10ヶ月イタリアに滞在したのだった。

そんな中僕は毎日のように
bar(バール)に通っていた
日本で言うところのカフェだ

そこでエスプレッソやカプチーノの
コーヒー文化に魅了された

そこに通い、イタリア語も勉強して
いつでも練習が始まってもいいように準備をしていた
(始まらなかったが笑)

ただそのコーヒー文化に気持ちも大きく救われた。

またフットサルのできなかった気持ちや将来の不安も抱えながらも
日本に帰国した。

日本に帰国し待っていたのは
不安の日々だった

当初は数年イタリアでプレーし、結果を残し帰ってくることだった。

しかしそれも実現できず
仕事もないまま、
また日本の所属していたフットサルチームに戻った

バイトも始めるが
何かモヤモヤする。

なんなんだろう、したいことはしているのに
どこか引っかかる。

ある日山に行き自然に触れ
落ち着いてわかった。

スポーツだけでは将来生きていけないと心のどこかで思っていたのだ
それと同時に
イタリアで経験したコーヒー文化にも興味があった。

選手ならばそんな弱気でいいのかとも思った、
でも
僕はコーヒーにある可能性にも気づいた

それは

『一杯のコーヒーには人と人を繋げる可能性がある』
それはイタリアでの経験があったからこその考えだった。

僕自身カプチーノをきっかけにそのバールの店長と仲良くなったり、チームメイトと交流できたり、街の人と出会えたりと、大きなきっかけをたくさん与えてくれた。

そして僕はいつか
スポーツに関わる人でも、一般の人でも
『悩みを持つ人が何かきっかけを得て前に進めるコーヒー屋』

を作りたいと思った。

バリスタという職を知り
学校に通い基礎から学ぼうと思い

バリスタを目指す決意した

これも僕の夢であるため大事な選択であり
またいつかの自分のための大事な約束である。

ちなみになぜコーヒーかというと、
コーヒー一つ一つにもストーリーがあり、
いろんな人が関わり一杯のコーヒーが出来上がる。

その情熱も誰かの助けになるのでは。

コーヒー✖️スポーツ


選手✖️バリスタ

コーヒーとフットサル(スポーツ)
いろんな人の出会いやご縁、一期一会で成り立っていると思う

その二つの存在に救われた僕自身が
二つの世界を通していろいろ発信し、
もっとバリスタアスリートとして新たな発見もしていきたい。

両方初めて好きが続いたことでもあり、
自分自身を成長させてくれる、
だからあの日の選択を大事にして
これからも進み続けていきます

#あの選択をしたから


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