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【車中泊旅2024夏7/2~】7/17 Day16:京丹後道の駅で野菜購入、京都での滞在先探し、二条城、ファミマで作業、自炊はラタトゥイユ

今日は舞鶴から一気に京都市内へ移動しました。移動途中での野菜との出会い、予定していた駐車場が満車というハプニングをどうやって乗り切ったのか、久しぶりの二条城観光の感想などまとめました。


〇京丹後道の駅で野菜購入

100kmという我が家としては大移動の今日は、流石に高速道路を使って移動しました。

途中、京都府のど真ん中くらいの場所で高速のサービスエリアであり道の駅でもある「道の駅 京丹波 味夢の里」で休憩。朝8時から販売を始めたショップをのぞいてみると、近隣の新鮮な野菜に巡り合えました。黄色いズッキーニ、万願寺唐辛子、ナス。手持ちのトマト缶を使って今夜はラタトゥイユに決定です。

最近、道の駅で売られている商品はパッケージに力が入っている物が多いと思います。自分用には気にしないのですが、やはり人に差し上げる物となると中身だけでなくパッケージデザインも気になります。各地の道の駅で様々なデザインを目にしていますが、京都のデザインはどこか歴史に関係している物が多く、他より抜きん出て見えますね。京都の魅力というのは、その辺りの文化の厚みという部分にあるんだなぁと思いました。

〇京都での滞在先探し

今回は街中での滞在ですので、基本的にコインパーキングになります。ということで24時間滞在で最大900円という三井のリパークを夫が探してくれていました。

駐車場に到着する前に三井のリパークのホームページで確認したら、なんと「満車」の表示。あらら。焦っているうちに到着してしまい、見たらやはり満車でした。

さて、どうしましょうか。三井のリパークはホームページ上で、駐車場ごとの詳しい料金情報と地図と現在の空き状況を表示してくれていました。

そこでなるべく安く、現在空いていて、公衆トイレが近くにある駐車場をその場で調査。「三井のリパーク 梅小路公園北第2」が条件に当てはまりそうだと早速移動。駐車する事ができました。

とはいえ料金は私が見間違えて、24時間900円ではなく24時まで900円、その後は60分200円で最大料金は24時まで900円というもの。結局、翌朝出発すると1800円かかる場所でした。またトイレは梅小路公園にあるとわかっていたのですが、距離が350mという事までは調べきれず遠い。でも一方で近くに電源が使えるファミリーマートがあったので、そちらで買い物してトイレを使わせてもらうのと、作業をする事ができたのが幸いでした。

こちらの駐車場は観光とは関係ない地域にあり、かつこの駐車場は今回はとても空いていて、夜8時から翌朝8時くらいまでは我々だけでした。駐車場が表通りに面したエリアと、路地を一本はさんだ奥のエリアにわかれていて、奥のエリアに停めたので車の音もうるさくなくて、とても快適でした。

この駐車場のデメリットとしては、近隣に安い銭湯がない、スーパーマーケットがないという事。それ以外は満足です。

今回の経験で街中の宿泊先のあたりは2-3検討しておくといいと思いました。

〇二条城

高校生の修学旅行以来の二条城。狩野派による壮麗な襖や壁への絵画に感動した記憶を持って、云十年ぶりに観光してきました。

二条城は1603年、徳川家康によって築城されました。天皇の住む京都御所の守護と将軍が京都にのぼった時の宿泊場所とするための築城です。私が感動した狩野派の障壁画は、3代将軍家光の時に、後水尾天皇行幸のために大改築した際に入れられたそうです。

二の丸御殿は、1867年(慶応3年)に15代将軍慶喜が「大政奉還」の意思を表明した事でも有名で、40藩の藩主が集められたという広間には将軍と老中と藩主らしき蝋人形が置いてあって臨場感たっぷりでした。

今回は狩野派の障壁画に感動するというよりは、家康が始めた江戸時代を通じて、この建物が歴史の節々で活躍してきたという長い時間を一つの建物で感じるという部分に感動しました。

高校時代は絢爛豪華な意匠の松の木の図柄にただただ感心していました。しかし今回は、藩主たちが謁見する間でいかに将軍の権威を効果的に伝えていたかという観点からこの狩野派の障壁画に感心しました。藩主たちの両脇で金屏風に描かれた勢いある松は、訪れた藩主たちに覆いかぶさらんばかりの迫力です。一段高い場所に座った将軍、その将軍の頭上が他よりもまた一段上がっていることも精神的な効果を生んでいるようです。

江戸という時代を何とか争いごとなく治めていきたいという家康の気迫を感じる意気込みを、この二の丸御殿から感じる事ができました。

二の丸御殿のお庭がまた良かったです。小堀遠州による作庭だそうです。天然の景色のように人工的に庭を作っている技法がお見事でした。

二の丸御殿に西門 唐門 2013年修復 いまだにぴっかぴかの新品
小堀遠州のお庭
小堀遠州のお庭

〇ファミマで作業

停車した駐車場から徒歩1分にあるファミリーマートはイートインコーナーがあり机に電源がついていました。暑い午後をこちらで涼しく作業させてもらえたので本当に助かりました。

〇自炊はラタトゥイユ

駐車場の端に車を停車して、車と隣の家の間に机と椅子を出してさくっと自炊させてもらいました。ラタトゥイユだけだと物足りないので、熱いラタトゥイユを冷たいうどんにかけて、讃岐うどんのひやあつ風ラタトゥイユうどんにしてみました。ちょうどいい感じ。これ讃岐で売れるかもしれないなぁ。

地元野菜を使った調理が何よりも観光
京都の夏野菜、めちゃくちゃ美味しいです。

ということで、本日も終了。食後はNHKの朝の連続テレビ小説を見て就寝しました。明日はNHKの大河ドラマ「光る君」にも登場した石山寺。紫式部が源氏物語を執筆したという部屋を見てきます!

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