サンポン

現在、自宅待機中で、小説・エッセイなど不定期で書いてます。 日々、感じた事を素直に書い…

サンポン

現在、自宅待機中で、小説・エッセイなど不定期で書いてます。 日々、感じた事を素直に書いていきたい。

最近の記事

蒲田

  昨日の夜に友人二人と蒲田駅の周辺にある環二家という家系ラーメンのお店に行ってきました。    家系ラーメンといえば、濃厚豚骨が基本ですが昨日食べたラーメンはスープは濃くて旨味がありますが、後味は澄んですっきりしていました。人気店らしく通常だと行列が出来るらしいのですが、昨日は雨降りということもあり、少し並んで入店しました。    緊急事態宣言も解除され、これから外食の機会も増えると思うので、感染対策に注意しつつ色々行けたらいいなと思う今日この頃でした。 #蒲田  拉麺

    • 道路工事

      昨日は仕事が休みだったので、僕は午後の時間ずっと家にこもっていた。そして、テレビ東京・12チャンネルの午後のロードショーで、マイケル・ダグラス主演の「フォーリング・ダウン」という映画を偶然見ることになった。 大体のあらすじとしては、ミサイルを設計して造る仕事を解雇された主人公Dフェンス(マイケル・ダグラス)が、離婚して離ればなれになっている元妻と娘に会いに行くために向かっている途中、道路工事の渋滞に巻き込まれてしまう。イライラがリミッターを越えたDフェンスは、その場で自ら

      • 調布

        今日は調布市に用事があり来ました。朝は雨降りのどんよりとした天気でしたが、午後からは晴天に。日頃の行いが良いせいだと勝手に思ってます。 昼食は、味噌ラーメン。午後のおやつはお洒落なカフェ。そして夕食は、クリスマス亭というお店でハヤシライスを頂きました。 #調布 #ハヤシライス #夕食

        • ドラマ撮影?

          先週の木曜日の話。僕は月一回ある事業所会議に出席し、帰りがいつもより遅くなった。 帰宅時間は午後21時半頃だったと思う。 自転車に乗っていた僕は、あと30メートル程で、住んでいるアパートという場所まで帰ってきたのだが、ふと道路周辺がいつもの光景とは違っていることに気付いた。それは何か異様なという表現が最も的確な光景だった。 最初は何か事件でも起こったのかと思ったが、注視するとどうも違う。慌ただしく動くスタッフらしき黒Tシャツを着た人影と照明機材。そしてロケバスの

          ラーメン

          2日前の日曜日に墨田区にある珉珉というラーメン屋さんに行ってきた。そのお店は道路に面しているが、お店自体は少し奥まった場所にある造りになっていた。友達に誘われて行ったラーメン屋さんであり、僕は初めていくお店だった。 結論から言うと、そのお店のラーメンはかなり美味しかった。僕は味噌チャーシュー麺を頼んだが、チャーシューも柔らかくて美味しかったし、何よりスープが鶏ガラか豚骨をベースにしていると思うのだが、味に深みがあり、味に癖は無いのだけど、どんどん飲めてしまうそんなラーメ

          エナジードリンク

          つい先日のことである。朝8時頃に出勤するため品川駅の港南口を出て階段を下りると、某有名エナジードリンクの方達(綺麗なお姉さん達)が、幟を立てて、エナジードリンクを1人1本づつ無料で配っているという太っ腹な事をやっているのに遭遇した。 1本単価200円近くする飲料水が、無料とあってそこには30人位のサラリーマンなどのビジネスマンが長蛇の列になっていた。本当は僕も並んでエナジードリンクが欲しかったのだけど、時間的に始業にギリギリだったので、横目でお姉さんが丁寧に1人1人渡す

          エナジードリンク

          対角線のパス

          10代の頃の僕にとってサッカーは、ありふれた表現だけど全てだった。小学4年で地元の少年サッカー団に入り、そこから中学3年間と高校3年間を部活としてサッカーに取り組んだからだ。僕自身は選手としては中の下位で、中学まではレギュラーだったけど、そこそこ強かった高校ではレギュラーメンバーには入ることが出来なかった。勿論選抜などに選ばれたこともない。ポジションはサイドバック。今でこそサイドバックはチームの勝敗を分ける重要なポジションになっているけれど、当時はまだまだ地味なポジションだっ

          対角線のパス

          スイカ泥棒

          僕は長野県出身である。20歳で進学の為に上京するまでは長野県に住んでいた。まだ母方の祖母が元気だった小学生時代には、母の運転する軽トラに乗って、よく地元の塩尻市から祖母の住む波田町に遊びに行ったものだった。その道中では長野県特有の広大な畑の中に作られた道路を通っていくのだが、その中には波田町特産のスイカ畑もあった。そして、よく母には 『スイカ畑で靴の紐を結び直したらダメだよ。スイカ泥棒だと間違えられるから!』と、本気とも冗談ともとれるような言葉をよく聞かされていた。その時の小

          スイカ泥棒

          マスク

          つい先日の朝の話。僕は仕事で部屋を出て、自転車に乗って最寄り駅に向かっていた。時間は結構ギリギリである。そして焦っていたせいか、ここで僕は大きなミスをしたことに気付く。なんとマスクを忘れたのだ。運悪く丁度、予備のマスクもない。 このコロナ禍の中でマスクなしで電車に乗る勇気が、痛い程に刺さるであろう周りの乗客の視線に耐える勇気が、その時の僕にはなかった。そして普段あまり使っていない頭脳をフル回転させ、駅近くのセブンイレブンでマスクを購入することを決意する。その決断に要した時

          優先席

          品川駅からの帰りの電車での出来事だった。時刻は18時過ぎだったと思う。僕は何の気なしに総武線快速に乗り込んだ。車内も仕事帰りのサラリーマンなどでそこそこ混雑していて、僕は押し込まれるように、優先席の前に行き着いた。 早速僕は目の前の手摺に掴まり、スマホでニュースを読み始めた時だった。ふと目の前に視線を移すと優先席には、20代ぐらいのスーツ姿のサラリーマンの男性二人組が座っていて色々と話し込んでいる様子。偶然僕の隣には眼鏡を掛けた年配の男性がいたのだが、突然その年配の男性が

          銭湯

          今日僕は銭湯に行った。何を隠そう僕の家の近くには、銭湯がけっこうあるのだ。最寄り駅から家までの間にも2軒あるし、僕の住んでいる地域には銭湯は当たり前の空気のような存在としてある。 まあ、下町だから当然といえば当然なのだが、今日僕が行った銭湯は、アパートから最も近い銭湯で自転車で一分ほどの近さだから、疲れが溜まった時や寒さで身体が固まった時など本当に重宝している。 さて今日の銭湯に話を戻すと、今日は19時頃という比較的早い時間に行ったせいか男湯は、僕も含めて二人という

          羽ばたき

          昨日の夕方、久し振りに近くの河川敷にランニングに出掛けた僕は、そこで不思議な光景を目撃することになった。 それは一見するとなんの変哲もない一羽の鳥が飛んでいる光景なのだが、不思議なのはその鳥が同じ高さで、同じ場所を羽ばたき続けているのだ! まるでそれはヘリコプターのホバリングのようでもあった。最初は鳥のおもちゃか新種のラジコン?かと思ったが、人工的な音もないし、近くに操作するような人もいなかったので、あの鳥はどうやら本物の生物だと思う。 僕の他にも二、三人の通行人が、その

          ペーパードライバー

          今年の1月から僕は、車を運転している。それもほぼ毎日だ。車種は日産のキャラバン。21歳の学生時代に高校からの友達に誘われ、約三週間の合宿で手に入れたマニュアルの免許証は、約20年の歳月を経て単なる写真付き身分証明書になっていた。 同じ免許合宿に参加したその友達は、僕よりも免許取得に苦労し、途中でオートマチック限定に変更して取得したにも関わらず、先輩から車を安く売って貰い大学生の時間的余裕をフルに活かして、いつの間にか立派なドライバーになっていた。よく車を運転しながら僕に電

          ペーパードライバー

          クリスマスケーキ

          皆様、こんにちは。突然ですが、クリスマスと言えばケーキ、ケーキといえば配送ということで、22、23、24日と私はクリスマスケーキを某有名ケーキメーカーの各店舗に運ぶ短期のバイトをしていました。なぜこのバイトを私がすることになったのか、それを語り出すと、明日の朝まで掛かりそうなので、そこは割愛しますが(本当は暇なので声が掛かっただけです)、 まず昼の12時に配送トラックの運転をする方と車で葛飾区内のトラックの置き場まで移動します。そこから中型トラックに乗り換え、外環を使って所

          クリスマスケーキ

          大学生日記 #43 後ろ髪

          「ま、まあいいじゃないですかこの話は、言葉の解釈は人それぞれなんですから。それよりさっきの指笛、あれどうしたんですか?」 広司が強引に話題を変えた。 「ああ、あれは以前に正面の家の馬鹿犬がいつもうるさいから、試しに指笛を鳴らしてみたのよ。そしたら理由は分からないけど、急に鳴き止んだのよね。だからそれ以来あんまりうるさい時は、指笛を鳴らすようにしてるの」 「へえ、何か漫画とか映画の話みたいですね」 「そう?まぁ指笛は、高校時代の部活のバスケで練習中によく鳴らしてたのよ。こう

          大学生日記 #43 後ろ髪

          大学生日記 #42 ナンパ

          「それで、結衣とはどうやって出会ったの?」 改めて咲が不思議そうに尋ねた。 「う~ん、それは色々ありまして・・・」 「何よ、はっきりしないわね。もしかして人には言えないような事でもあったんじゃないでしょうね?」 咲が広司の内面を見透かすような鋭い視線で見詰める。女性特有の鋭い勘を咲は持っているようだ。 「いや、そんなことはないですよ!」 「じゃあ、言いなさいよ」 咲の圧力に屈するように広司は深く溜め息をついた。 実際は裕太が最初に結衣に声を掛け、広司はただその場の流れ

          大学生日記 #42 ナンパ