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【外界は己の内面を映し出す鏡】

【外界は己の内面を映し出す鏡】

成句に 

『人を以て鑑と為す』 

『人こそ人の鏡』 

というのがあります。

意味は、

『他者の言動は自分の内面を映す鏡のようなものである。自分を戒める材料とせよ』 

です。

外界は己の内面を映し出す鏡です。

これについて、ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『ゆだねるということ(下)』 
(住友進=訳 サンマーク文庫)

の中でこう述べています。
(40頁~41頁) 

「『わたしは、それである』とは、

世界のなかのあらゆるものを観察して、

自分のもうひとつの姿がそのすべてのなかに映し出されていると気づくことなのです。

あなたとわたしは同じであり、

すべてのものが同じです。

わたしは 『それ』 であり、

あなたも 『それ』 であり、

すべてのものが 『それ』 なのです。

誰もが他者を映し出している鏡です。

わたしたちは他人のなかに自分の姿が映し出されていることに気づかなくてはいけません。

これを 『関係の鏡』 と呼びます。

関係の鏡を利用して、

『すべて』 

である自己を見つけ出すのです。

(中略)

あらゆる人間関係の鏡を通し、

わたしたちは自分の知覚が拡大されていくのに気づきます。

あなたが好きな人も、

嫌いな人も、

同じように自分自身を映す鏡です。」

外の世界は内界(心の中の世界)を映し出す鏡です。

アーノルド・パテント氏は、著書

「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店) 

の中で 〈鏡の法則〉 について次のように述べています。 
(92頁~94頁)

「 あなたの目に映るもの、

あなたの感じるものはすべて、

あなた自身の意識の投影である。

ということです。

わたしは、

これを 〈鏡の法則〉 と呼んでいます。

この法則が具体的にどんなふうに機能しているのか、説明してみましょう。

人生には、

たくさんの出会いがありますが、

あなたが出会う人はみんな、

あなたの一部分を、

あなたに見せてくれているのです。

あなたには、

こんなところがありますよ、

と教えてくれているのです。

人生で起こる出来事も同じです。

あなたの身に起こる出来事はすべて、

あなた自身の一部分を物語っているのです。

自分ではまったく意識していないかもしれませんが、

だれかがあなたに向けてくる気持ちはすべて、

あなた自身の心にある気持ちなのです。

わたしたちは、

いうなれば、

鏡だらけの教室で勉強しているようなものです。

いつも鏡にかこまれているなんて、

あまりぞっとしない話かもしれません。

そんなの悪夢じゃないか――!

あなたが悲鳴をあげたくなる気持ちもわかります。

けれども、

真実をいえば、

〈鏡の法則〉 は、

宇宙からわたしたちへの、

実にありがたいプレゼントなのです。

考えてもみてください。

だれかにその人の状態を教えてあげるのに、

実際に行動で示すという方法以上に、

わかりやすい方法があるでしょうか?

人間は自分自身について知れば知るほど、

人生についてさらに多くの発見をするのですから。

鏡にかこまれているということは、

すなわち、

自分に起こる出来事はすべて、

自分の意識の状態が、

自分自身にはねかえったものだということを意味します。

とすると、

自分に起こる出来事のレベルを高めたいなら、

自分の意識状態を高めればいい、

という結論になります。

となれば、

当然つぎのような疑問がわいてくるでしょう。

『どうすれば、

自分の意識状態を高められるのだろうか?』

いったいなにが意識レベルを決定するのでしょうか――?

それはズバリ 

『愛の大きさ』 

です。

あなたが、

どれくらい自分を、

そして人を愛しているかです。

これが、

そっくりそのまま出来事に反映されているのです。

ですから、

どんなに大勢の人が関係していようと、

究極的な意味では、

どんな出来事も、

自分に起こる出来事はすべて、

『自分ひとりの出来事』 

なのです。

『自分と自分の心』 

とのあいだの出来事なのです。

これは、

なかなか理解しにくいコンセプトかもしれませんが、

いったんこれをのみこみ、

この法則がいかに画期的であるかに気づくと、

あなたの人生はぐっとシンプルになります。

自分を愛することも、

ほかの人を愛することも、

いまよりはるかに容易になります。

わたしは、

宇宙を 『最高の教師』 と見なしています。

その教えは徹頭徹尾、

一貫していて、

あやまりがなく、

いつも明確です。

まわり道もありません。

〈鏡の法則〉 は、

宇宙がわたしたちに効果的に教えるために採用した 

『メソッド』 

なのです。

この法則のしくみを理解し、

さらにそれを有効に活用できる人は、

『宇宙の学校』 

の上級課程を修了したといっていいのです。」

鏡に映っているものを変えるためには、

己の内面を変えなければなりません。

内面を変えるのは思考ではありません。

理性には限界があります。

鍵は霊性です。

己の内面を変えるためには霊性意識の発現が肝要です。

霊性心を煥発するには、

何より瞑想です。

瞑想を日課として霊性意識を発現すべく、

地道な努力を続けましょう



(結論)
『霊性心を発現し、人生を思い通りに変えよう』



『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)


「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・M・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)



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