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【禅宗とは?】

【禅宗とは?】

禅宗とは何でしょうか?

新明解国語辞典には、

こう書いてあります。

「座禅によって悟りを開き、人生の真意義を悟ろうとする、仏教の一派。」

大辞林には、

こう書いてあります。

「大乗仏教の宗派の一。

日本では臨済宗・曹洞宗・黄檗宗の総称。

その先行形態はインドに見られたが、
六世紀前半達磨(だるま)が中国へ伝えてから発達した。

七世紀には六祖慧能の南宗と神秀の北宗とに分かれ、
主流となった前者から曹洞宗と臨済宗が派生した。

日本へは鎌倉時代の初めに栄西が臨済宗を、
道元が曹洞宗をそれぞれ伝え、
江戸時代には隠元が黄檗宗を伝えた。

座禅を中心においた修行によって心の本性を明らかにされ悟りが得られるとし、
不立文字(ふりゅうもんじ)・教外別伝(きょうげべつでん)・直指人心(じきしにんしん)・見性成仏(けんしょうじょうぶつ)を唱える。

ただし、
道元に始まる日本の曹洞宗は只管打坐(しかんだざ)を説く。

仏心宗。禅門。」

禅の修行は、

浄土教の他力本願に対して、

自力による修行です。

禅宗は仏教にとどまらず、

文学や芸術・茶道などの稽古、

修行に幅広く影響を与えています。

日本文化を特徴づける大きな要素となっています。


『禅、シンプル生活のすすめ』(著者 枡野俊明 三笠書房)

の表紙に、こう書いてあります。

「わざわざ特別なことをしなくても、
毎日の生活をちょっと変えるだけで、
もっとすっきり、ラクに、楽しく生きられる。

そのヒントを『禅』はたくさん与えてくれます。」

著者の枡野俊明氏は、

本書の中で、

禅的生活について、こう述べています。

「古都の神社やお寺に出向き、
しんと静まり返った庭を眺める。

汗を流して山に登り、
頂上からの景色を一望する。

青く透き通った海を前に、
ただゆっくりと佇む―――。

あわただしい日常を離れ、
非日常に身をおいた瞬間、
すーっと心が洗われるような気持ちになったことはありませんか。

心が軽くなり、
体の底からじんわりと力が湧いてくる。

日常の悩みやストレスが一瞬で消え、
ただ生きている自分を感じる瞬間です。

今、多くの人はどう生きるべきかに迷い、悩み、足場を失っています。

だからこそ、
非日常を求め、
心の疲れをリセットしようとする。

でも。

でも、なのです。

一度リセットしてみたところで、
非日常はやっぱり『日常に非ず』。

いつもの生活に戻ってみれば、
心はささくれるし、
ストレスもたまる。

重くなった心を抱えて、
また非日常へ―――そんな堂々めぐりをしていませんか。

いくら『生きにくい』と嘆いてみても、
世の中は簡単には変わらない。

世の中が思い通りにいかないのであれば、
いっそ自分を変えてしまおう。

そして、
どんな世の中であっても、
ラクに、のびやかに生きてみよう。

わざわざ非日常に出かけなくても、
毎日の生活をちょっと変えるだけで、
いつも身軽に生きることができる。

(中略)

生活を変えるといっても、
難しいことではありません。

ちょっと『習慣』を変えるだけ。

ちょっと『見方』を変えるだけ。

京都や奈良に行かなくても、
富士山に登らなくても、
家の近くに海がなくても、
本当にちょっとしたことで、
非日常を味わうことは可能なのです。

(中略)

『禅』とは、
人間がこの世で生きていくための根本となる教えです。

つまり、
人が幸せに生きるための習慣であり、
考え方であり、
ヒント。

深くてやさしい『生きる知恵』の宝庫なのです。

禅を象徴するのが

『不立文字、教外別伝、直指人心、見性成仏』

という教え。

文字や言葉にとらわれることなく、
今、ここにいる自分の

『本来の姿』

に出会うことです。

他人の価値観に振り回されないように、
余計な悩みを抱えないように、
無駄なものをそぎ落とし、
限りなくシンプルに生きる。

それが、“禅スタイル”。

シンプルに考える癖をつけると、
悩みがすっと消える。

シンプルな習慣を身につければ、
生きるのはずっとラクになる。

生きにくい世の中だからこそ、
『禅』が生きるヒントを与えてくれそうです。」(1頁〜3頁)



本書の中に、

『人生を快適化する100のヒント』

が載っています。

非常に参考になりますし、

そのヒントに共感致します。

御一読をオススメします。

(推薦図書)
『禅、シンプル生活のすすめ』(著者 枡野俊明 三笠書房)

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