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その山はただ険しいだけの山道なのか、
それとも幸せへと繋がる山道なのか。

Instagramにも以前アップしたこの作品、このお写真が可愛いくて本当に大好きで、何度も見返してしまいます。
写真はフォトグラファーtsuki_me.fさん。
そこへ詩を重ねさせていただきました。
彼女の人となりと撮影される写真が魅的で自然と言葉を紡ぎたくなります。

安心を教えてくれる
信じることを教えてくれる
泣きながら、笑いながら、
真逆なふたりの共通点だった

されて嫌なことは人にしない。そう教わってきたけれど、されて嬉しいことは自分にもしてあげていいよね。
そうしたら、自然と周りの人に出来るようになっていて、それがお裾分けだと思うんだ。

phot by...
https://note.com/tsukimi_f

許し、緩む。緩み、許す。
許せない自分も許してあげる

phot by ... https://note.com/tsukimi_f

ぜんぶ。

ぜんぶ。

咲いていても
咲いていなくても

どこかへ向かう道のりも
何かが終わるときも

全部その人の大切な一部です。

というよりもどんな姿も
その人の " 咲いている " でもあるのかなって

写真の桜も
" 咲いてないときのわたしも見てー "
と言っているようにも見えました。

咲き誇る美しさに
誰もが目を奪われるけれど

咲くまでの道のりも
散りゆくその果てまでも

美しいことを知っているよ

"

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空を仰ぐ

空を仰ぐ

雲を縁取る眩しい光を眺めていた

空高く羽ばたく鳥に憧れていた私は
どうやら蝶だったみたいだ

蝶だと思い出したときに
蝶として生きていくと決めたときに
飛び方を思い出す

そんなことがある

自分を取り戻して
自分を生きると決めたとき

そんな自分を
誰よりも自分が待っている

rain

rain

泣くように生きる君の日々が
これ以上濡れませんように

君の傘になれるだろうか

そっと寄り添うように咲く花は
傘にするには小さいけれど

どんな雨も凌げそうなほど
心強かった

雨上がりの景色を色鮮やかにしてくれた

phot by...

boundary

boundary

あそこの雲が
このまま私をすくい上げてくれないかなぁ

なんて君が言うから

時が止まったみたいにしばらく空を見上げて

夜との境界線を探した

どこを探しても色の混ざり合う空に

境目のない空に

あの空はどこまでも自由なのだろうか

境界線のない空がそう感じさせるのだろうか

photo by ...

eclipse

eclipse

太陽と月が重なる奇跡があるなのなら

なんでも叶う気がした

打ち消し合うとも 寄り添い合うとも

どちらとも言える その瞬間に

僕の心に 君の心が重なって

分からなくなるんだよ

力を失うことを どこか望んでいたかのように

居心地良さそうに見えるのは 気のせいかなぁ