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よさこい

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2020年6月の記事一覧

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑳ ~拘り~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑳ ~拘り~

今回は、僕の振り付けに対する思いを書きたいなと思います。

何をもとめる?まず、振り付けを作る段階で、自分のチームと、それ以外のチームとではアプローチが違います。
自分のチームの場合は、基本的に自分(アシスタント含め)たちがどんな世界観や雰囲気を作りたいか。
さわやかなのか、力強いのか、楽しいのか、かっこいいのか。
それを、煮詰めていき、曲を依頼する。
そして、出来上がった曲を聴いてさらにイメージ

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑲ ~活性化~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑲ ~活性化~

前回2019年までを書かせていただきましたが、僕のよさこい人生の中でもう一つの活動があるのでそちらも紹介します。

豊橋の街に活気を!空~Qou~は今年で16周年を迎えます。
チームを作って2年たった2007年に、豊橋でもよさこいイベントをやりたいと強く思い、企画しました。
それが

『のんほいよさこい』

です。
この名前の由来は、三河弁で「のんほい」という言葉があります。
この意味は、どちらも

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑰ ~素材~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑰ ~素材~

前回は、僕の勝手な思いをつづりましたが、今回は再び空~Qou~の話に戻ります。
2019年、空~Qou~は再び高知よさこいに参加します。

ほかにはないもの!空~Qou~の演舞は、どの作品も「オンリーワン」を目指して作ってきたつもりです。
実際、そこまでできたかは疑問ですが…。
2019年の演舞曲「彩-irodori-」は空~Qou~の演舞曲の中でも、初めての試みだったように思います。

よさこい

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑯ ~思い~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑯ ~思い~

2019年、新たな空〜Qou〜になります。
が、その前に、僕のよさこいの対する考え方を書いておこうと思います。
あくまで個人的見解なので、そのあたりは大目に見てください。

初めに以前の記事でよさこいを始めるきっかけを書いたのですが、そもそもは、自分が踊って楽しむ趣味として始めました。
しかし、すぐにそれは違うものへと変わりました。

もともと飽きっぽい自分の性格はよくわかっているのですが、おそら

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑮ ~贈り物~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑮ ~贈り物~

前回の記事で、高知での素晴らし経験を書きましたが、空~Qou~は2018年、にっぽんど真ん中祭りにも参加しました。

無理にでも参加!この年、高知に参加しながらもどまつりへの参加を決めたのは大きな理由があります。
それは、どまつりが記念すべき20回目を迎えるからです。
正直、両方の祭りに参加するにはかなり大変です。

まず、一番大変なのが経費
高知の参加だけでもかなり高額なんですが、そこに加えて、

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑭ ~冒険~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑭ ~冒険~

時に、人は冒険をしたくなります。
この年、僕もそんな気分でした。
それがよかったのか悪かったのかは、わかりません!

ロック!!2018年、僕は今までの空~Qou~にない感じの曲を求めました。
今までが嫌だとか、そういうことでは全然なくて、僕自身も新たなジャンルに挑戦しないと成長しないんじゃないかという思いと、空~Qou~のメンバー構成も変わり、それに合わせて、曲のイメージも変えたいと思いました。

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑬ ~葛藤~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑬ ~葛藤~

今回は、2017年の話になります。
この年、僕は様々な葛藤を抱えながら活動をします。

決断の時15年、16年と高知よさこいに参加させていただき、本当に最高に楽しかったです。
一方で、高知よさこいに出るには、様々な問題をクリアしていかなければならないのです。
例えば、人数問題
年々チームの人数が減少する中、高知への参加人数を集めるのは,、なかなか大変でした。
人数が減ればそれだけ、一人一人の金銭的

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑫ ~再び~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑫ ~再び~

2016年、空~Qou~は2年目の高知よさこい参加を目指します。

メンバー集め高知のよさこいまつりは、全国でも1,2を争う大きな踊りのお祭りです。
また、1チームあたりの人数も非常に多く、最大で150人というチームもあります。
そうなると、やはりある程度の人数が集まらないと、高知よさこいに参加しても、見栄えが良くあえりません。
また、地方車や交通の費用を考えても、最低40人は必要でした。
201

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑪ ~原点~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑪ ~原点~

地方車が完成し、いよいよ空~Qou~の高知での演舞が始まりました。

いよいよ始まるんだ!体の疲れが取れないまま、10日の朝、豊橋からくるバス組を迎えるために、宿へと向かいました。
高知の場合は、長距離移動のため、到着してからの着替えや、メイクといった準備が必要で、そのために宿泊先の宿に頼んで、朝から場所をお借りしました。
8時過ぎについたバス組のメンバーも、長距離の移動で、疲労が感じられました。

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑩ ~悪戦苦闘~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑩ ~悪戦苦闘~

このシリーズも10巻まできました!我ながら頑張ってます。

今回は、高知に向けての地方車作成のエピソードから始まります。
これが、なかなか大変でした…。

甘く見ていた…高知で踊るには、必ず必要なものがあります。
それは

『地方車』

です。
地方車というのは簡単に言うと、踊り子たちの前を、音楽を流しながら走る車両のことです。
詳しくはこちら
http://www.welcome-kochi.j

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑨ ~新時代~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑨ ~新時代~

2015年、空~Qou~はとんでもない挑戦を試みます。
空~Qou~新たな歴史がここから始まります。

大きな決断2014年に10周年を迎え、イベントも行いました。
そこで、僕自身、一区切りがついたというか、なんというか。

今まで、賞レースに参加し、そのために様々な方向性を決め、正直楽しくないこともやらなくてはいけませんでした。
苦しさや辛さが年々増えていくのも実感しました。
「このままでは、空

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑧ ~迷走~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑧ ~迷走~

2012年のどまつり、豊橋まつりの結果はもちろん悔しかったです。
そうなると2013年も頑張らなきゃという思いでスタートしなければなりませんでした。

新たな試みこの年、その前までの3年間でのシリーズ作品を終えて、新たな方向の作品を作る必要がありました。
空~Qou~の楽曲は、オリジナルを作り始めたころから、新城の作曲家の方にお願いしています。
毎年、無茶な注文にもかかわらず、良い曲を作ってくださ

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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑦ ~重圧~

よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑦ ~重圧~

2年連続どまつりのファイナル進出、豊橋まつりの3連覇を成し遂げた空~Qou~。世間的にも少しだけ認められるようになりました。
そんな中、僕は…。

装いも新たに!2012年、空~Qou~は衣装が変わりました。
基本的に、3年で衣装を変えています。
ファミリーチームでしたし、一家5人で参加してくれているメンバーもいたので、毎年衣装を変えるのは経済的に無理でした。
2009年~2011年までの衣装は、

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