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よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑱ ~変貌~

前回2019の演舞の話が書けなかったので、今回はそのあたりを掘り下げます。

この曲なに?!

2019年の演舞曲
「彩-irodori-」

参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=m-7xkfbUSIA
https://www.youtube.com/watch?v=mcJZ6rBDFt8
https://www.youtube.com/watch?v=r19o7q2Ew6c

は、2017年まで曲を書いてもらっていた、新城の渡辺さんに再びお願いしました。
2018年は、かっこいいロックをやったので、2019年は楽しい系でいきたいなと思い、そういうオーダーで渡辺さんにお願いしたところ、思いのほか、かわいい曲が出来上がってきました。

初めて曲を聴いたとき、ちょっとびっくりしましたよ。
で、これにどう振りをつけるかなぁっと、悩みましたね~
さらには、誰に歌ってもらおうかと。
動画を見てもらうとわかるんですが、どう考えても、僕が歌う曲ではないですよね。
やっぱり女性で元気な歌い方ができる方にお願いしたいなと思い、イベントなどで、時々ご一緒させていただいていた

「あみきちゃん」
https://twitter.com/amikitsune

にお願いすることにしました。

彼女は快く引き受けてくださり、さらには歌詞も書いてくださいました。
空~Qou~にとって、初めての試みでした。
彼女もよさこいの曲を歌うのは初めてということで、かなり緊張されていたと思います。
でも、そこは場数を踏んでられる方、また、アニソンや歌謡曲など幅広く歌っている方なので、レコーディングの時も、様々な表現を試して歌ってくれました。
そのおかげで、とても面白い斬新な曲に仕上がったと思います。


融合

この年の曲は、かわいい部分もあり、かっこいい部分もあり、その二つをどう合わせるかが、振付、演出としては最大の課題でした。
頭を悩ませ、作った覚えがあります。

空~Qou~は小学生から50歳を超える大人が一緒に踊るチームです。
さらに、男の子や大人の男性もいます。
正直、彩-irodori-は大人や男性にはちょっときついかなと、最初は思ったんです。
ところが、これが全くの逆で、大人や男性がこれを踊るとすごく味があっていいんですよね。
もちろん、若い子たちはそれぞれの持ち味を生かし、可愛く踊る。
大人たちは、それぞれの人生経験を活かし、味のある演舞をする。
それが融合したとき、びっくりするようなものが生まれました。
さらに特徴的なのが、演舞中にペアで、手をつなぐ演出があります。
まあ、よくある演出といえばそうなんですが、空~Qou~は昔からよくやっていました。
ここ最近なかったのですが、久しぶりに復活しました。

彩-irodori-はもう一つ特徴があって、今まで空~Qou~の曲はほとんど僕が振りをつけていたのですが、この曲に関しては踊り子でもありながら、アシスタントもやってくれているが結構活躍してくれました。
僕が作ると、なんとなく似てしまうというかいつもと一緒というか、そういう問題もあったのですが、の思いついた振りを加えると新しいものになるんですよね。
そういった意味でも、この年の演舞は「融合」でした。

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2019年は新メンバーも数名いました。
よさこい未経験者も多く、よく頑張ってくれたと思います。


高知へ行ってきました!

2019年も、空~Qou~は高知よさこい祭りに参加させていただきました。
さすがに2年連続、追手筋という幸運はなかったのですが、すごく楽しかったです。
2019年は、参加人数がさらに減り、経済的にもかなり厳しかったです。
そこで、地方車作成にあたり、はるかぜプロジェクトの白井さんに協力していただき、協賛を募ることにしました。
おかげさまで、高知に行くことができました。
その関係で、豊橋商工会議所の皆様とご縁ができ、高知に応援に来てくださいました。
そして、これがきっかけで、高知駅前で踊る機会をいただいたのですが、高知駅前は以前にも踊ったことがあり、周遊スタイルの面白い会場だなぁというイメージを持っていました。
実際踊ってみて、2曲連続で踊れたりするので、すごく満足でした。
実は空~Qou~は高知よさこいのフィナーレなるものに参加したことがなかったのですが、今回ご縁があって、高知駅前のフィナーレに参加させていただきました。
祭りのフィナーレっていえば、だいたい総踊り曲を踊り子や観客と一緒に踊りというイメージだと思うのですが、この会場は違いました。
違いすぎました(笑)

高知の総踊り曲といえば「正調よさこい」「鳴子華」「この地へ~」なんですが、ここのフィナーレでかかるのは、いわゆる歌謡曲。
それも僕らの世代は盛り上がるようなリンダリンダとかの選曲ばかりでした。
それを、DJ風に編集してあって、振付とかも特に決まってなく、まさに
「パリピ」状態でした。
僕は、かなり衝撃でした。
だって、伝統ある高知よさこい祭りでこういうフィナーレってありなんだって!
もうめちゃくちゃ楽しくて!
大興奮でした!ノリノリでした!
ぜひ次も参加したいと思いましたね!!

あと、余談ですが、この年の高知には南海キャンディーズの山ちゃんが来てまして、結構まじかで見ました。

2019年、空~Qou~にとっては、一つ前に進むための挑戦の年だったように思います。
僕自身も、何か吹っ切れた年だったと思います。
2020年は、衣装も曲も変わります。
みなさんの前で早く演舞を披露できることを目標に活動していきます。

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