よさこい:人生の半分を費やす価値のある趣味⑲ ~活性化~
前回2019年までを書かせていただきましたが、僕のよさこい人生の中でもう一つの活動があるのでそちらも紹介します。
豊橋の街に活気を!
空~Qou~は今年で16周年を迎えます。
チームを作って2年たった2007年に、豊橋でもよさこいイベントをやりたいと強く思い、企画しました。
それが
『のんほいよさこい』
です。
この名前の由来は、三河弁で「のんほい」という言葉があります。
この意味は、どちらも呼び掛けるときに使います。
「ね~、ね~」といったような意味ですね。
そこから「みんな、のんほいよさこいにおいで~」という意味で付けました。
のんほいよさこいの立ち上げ!これも最初は思い付きだけで行動したのですが、当時は豊川市が
「豊川おいでん祭」
を開催していて、その中によさこいもありました。
それには毎年参加させていただいていました。
豊橋には、豊橋まつりというビッグイベントがありましたが、よさこいだけのイベントはありませんでした。
そこで、なにかよさこい(踊り)メインのイベントが開催できたらと思い、やってみることにしました。
まず、どこか豊橋のメディアに相談してみようと思い、ローカルラジオ局の
「FMとよはし」
に相談に行きました。
なぜラジオ局だったかというと、まだ立ち上げで規模も小さいし、テレビで取り上げてもらえるほどのことはできない。
地元の、それもラジオなら自分的にまだなんとか話に行けると思ったのです。
局の事務所に伺い、話をさせてもらったのが、当時FMとよはしで一番偉かった、竹内さんでした。
豊橋の方なら知ってる方も多いと思います。
竹内さんは、その後も目をかけて下さり、様々なイベントでご一緒させていただいております。
竹内さんが、飲みの席などで当時のことを今でもおっしゃるんですが
「僕はね、よさこい祭りが嫌いだったんだよ。なんだかよくわからないし、どこもかしこもよさこいやってるじゃん。それによさこいって、自分たちがワイワイやってるだけだしね。」
たしかに、当時はそのイメージは強かったかもしれませんね。
僕は事務所に訪れたときに
「よさこいで街中に少しでも活気づけることができればいいなと思います。
駅前や広小路(メイン通り)でやることによて、にぎやかなな瞬間ができ、人が集まれば面白いと思う」
という趣旨の話をさせてもらいました。
その話を聞いてくれた竹内さんが、よさこいの見方が180度変わったという話を、これまた飲みの席などでいつも話してくれます。
初めは6チーム!
この「のんほいよさこい」はのちに「のんほいよさこい ええじゃないか!まつり」と名前を変えます。
そのあたりの話はまたあとでしますが、とりあえず長いので「のんよさ」と書かせてもらいます。
この「のんよさ」、一年目は豊橋駅の東口にあるペデストリアンデッキ(サークルプラザ)で開催しました。
初めはたった6チームでした。
時間も確か3時間ぐらいの開催だったように思います。
それでも、僕は初めてのイベント成功に、とてつもない達成感を得た思いがあります。
当時、まだまだよさこいの認知度は低かったです。
豊橋という地域性もあり、なかなか知られていませんでした。
まずは、よさこいを知ってもらおうと、僕はあちこち回って、イベントを告知したり、空~Qou~の活動を紹介しました。
豊橋では高知のよさこいまつりはもちろん、にっぽんど真ん中まつりですら、知られていなかったです。
よさこいというワードを聞いたことがある方がいても
「ああ、なんかしゃもじもって踊るやつだよね?」
こんな感じでした。
そりゃあ、そうですよね。
豊橋には、よさこい祭りがなかったですし、割と大きな都市ですが、チームが空~Qou~を入れても2~3チームしかなかったのですから。
PRに伺う中で、地元のケーブルテレビ「ティーズ」さんにも行きました。
そうしたら、何度か取材に来てくださいました。
本当にありがたかったですね。
チャンス到来!
そのころ、豊橋まつりにも変化があり、今までなかった
「ダンスコンテスト」
が開催されるようになりました。
これは千載一遇のチャンスと思い、出場を決めました。
当時の空~Qou~は、オリジナル曲を持っておらず豊橋商工会議所が作った曲で踊りました。
でも、それではやっぱり物足りないのと、アピールとして弱かったです。
コンテストの結果も、箸にも棒にもかからなかったです。
そこで現実を知ったというか、よさこいをアピールするにはもっと違うやり方が必要だと思いました。
コンテストで賞を取ること。
そして、よさこいをもっと知ってもらうこと。
これを目標に空~Qou~はしばらく活動していくことになります。
その話は過去の記事に書いてあるので、読んでみてください。
そして、空~Qou~はそののち、賞を取ることができました。
そのあたりからでしょうか?
のんよさの参加チームもだんだん増えてきました。
最初は、駅東口サークルプラザだけだった会場も、だんだんと増え
2年目には、駅前と松葉公園
3年目には、子ども未来館「ここにこ」会場
4年目には、渥美線の駅の前にある、豊橋駅南口広場会場
7年目には広小路通り歩行者天国会場
と徐々にその会場を変化させていき、増やしていきました。
また、参加チーム数も30チームを超えるまでとなりました。
2019年参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=pZrekQcJl_w
https://www.youtube.com/watch?v=C-QFIexoop8
https://www.youtube.com/watch?v=B9KYuziuagU
独自のイベント
よくイベントを開催するにあたり、行政との兼ね合いが問題に上がります。
それが理由で開催が中止になったり、イベント自体がなくなってしまったりすることもあります。
確かに、イベントをやる際に、行政との協力体制は不可欠だと思います。
金銭的な問題もありますしね。
のんよさも、行政の協力なしでは開催できません。
ただ、企画や運営、当日の進行など、すべて実行委員会で行っています。
会場は、市の管理の場所なので、毎年お借りしてますが、そのほかは独自でやっております。
補助金なども一切いただいておりません。
もちろん、豊橋市の後援はしっかりといただいております。
なので、割と自由にできるというか、融通か聞くイベントです。
今年は中止になってしまいましたが、本当なら、この四月に第14回を迎える予定でした。
↓今年のポスター(幻となってしまった)
また、のんよさには面白い特徴がありまして、祭りの最後はゲーム大会があります。
これは第二回からずっと行っていて、それが
『バナナの皮けり大会』
これ、やったことあります?
すごく簡単で、チームの誰か一人が、ステージに上がり、バナナを食べて、その皮を蹴り、どこまで飛ぶが競うというとてもシンプルな競技です。
まあ、言ってしまえば「のんよさファイナル」みたいなものですね。
で、一番飛んだチームには、賞品をプレゼントしています。
さらにですね、一般の部もありまして、チームに所属していない観客の皆さんから選抜して、挑戦していただいています。
これが、結構もりあがりまして、毎年これを楽しみにしてくれている方もいるみたいです!
こんな感じで気楽なイベントとして開催しています。
よさこいに限らず、ダンスやオモシロパフォーマンスもOKですので、ぜひ来年は参加してみませんか?
ええじゃないか発祥の地!
前半で書きました、名前が変わる話ですが、のんよさは「のんほいよさこい」から「のんほいよさこい ええじゃないか!まつり」に名前が変わっています。
この「ええじゃないか」がポイントなのです。
それって何?って思われる方がほぼほぼだと思いますので、紹介サイトをご覧ください。
参考サイト
https://www.city.toyohashi.lg.jp/33215.htm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%88%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B
富士急ハイランドのアトラクションではないですよ!
空~Qou~の毎年この「ええじゃないか」をテーマに踊っています。
豊橋市がこれを前面に押し出すようになったので、のんよさも豊橋のイベントということで改名しました。
こうして、のんよさは回を重ねていくことができました。
10周年の時は、盛大に盛り上がりました。
これからも、できる限り続けていくつもりです。
今回は、僕が実行委員長をやらせていただいているのんよさを紹介しました。
次回は何の話が来るか!お楽しみに。
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