2024年1月の記事一覧
ふわふわした話なのかな
フィリップ・K・ディック著、「逆まわりの世界」(早川書房)を読んだ。以前、電気羊は読んだことがあるのだけれど個人的には世間が言うほど名作なのかな、自分はよく読めていないのかな、と思っていたのでフィリップ・K・ディックは少し避け気味だった。しかし、いつも本屋に行くとハヤカワ文庫のフィリップ・K・ディックの背表紙は目立っていてなんとなく気になっていて、ある日タイトルを順番に読んでいくと「逆まわりの世界
もっとみる一人で勝手に突っ走らない
ケヴィン・デイヴィス著、「ゲノム編集の世紀: 「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか」(早川書房)を読んだ。
本屋さんに行って何か科学系、特に生物系についての本を読みたいなと思って探しているときに見つけた。ゲノムって遺伝子に関連したものなのか、くらいの知識しか私は持ってなくて、そもそも私は生物に全く詳しくない。それでも本の表紙がかっこいいのと、遺伝子を操作するってどういうことなんだろうという