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退職学は「終身雇用が信じられなくなったいまの働き方」を具体化していきます〜「セルフ終身雇用」が目指す先〜

Clubhouseと退職学の相性が良くて。「退職学ってなんだ?」とスピーカーに気軽に呼んでいただくことが増えました。

うれしい。電波悪いことが多くてごめんなさい・・・!

「セルフ終身雇用」が終身雇用なき時代の働き方

興味を持っていただける切り口があるようです。そのひとつが「終身雇用が信じられなくなったいまの働き方」です。


日本を代表する会社が「終身雇用は現実的ではない」と発したことが大きなニュースになりました。「では個人は何を目指して働くべきなのか」といった問題意識を共有している方にとって、退職を切り口にした「セルフ終身雇用」はひとつのたたき台にしていただけています。

こんな話です。

人生100年時代。そんな時代では複数回の転職や副業(複業)が大前提になる。

複数回の転職をするということは、複数回の退職がある。しかし、最高の退職はこれまで定年退職や円満退職に限られていた。これは終身雇用が信じられた時代のものである。

退職のあり方は本来、年齢を限定されるものでもなければ、「後腐れなく別れることが最高の退職」でもありません。

では、終身雇用なき時代の「最高の会社の辞め方」は何か。それが「関わった会社とひとと、何度でも出会い直して一緒に仕事ができる自分になる」退職である。そんな円満退職を超える「最高の会社の辞め方」を積み重ねれば、60歳や70歳になったときに「複数の仕事を持っている自分になっている」ことができる。

つまり、自分で終身雇用状態でいる「セルフ終身雇用」が、終身雇用が信じられない時代のこれからの働き方なのではないか。

こんなことを研究しているのが退職学です。

終身雇用は自分でつくれる

終身雇用は夢なんですよね。「安心して働き続けられる」や「頑張って働けば、結婚できて、子どもを育てられて、家を建てられて、老後は悠々自適な生活を過ごせる」夢なんです。

それは急に「夢は捨ててください」と言われても困る・・・だから「安心して働き続けられる」と「強みを実力に引き上げて働く」を両立させる働き方をつくりたいと考えています。

終身雇用は終わりました。でも、自分で終身雇用はつくれる。そんなことを退職学は「セルフ終身雇用」をキーワードに発信していきます。

退職学は個人と組織の関係や哲学とも相性がいい

退職学は退職を切り口にしながら、これからの働き方や強みの見つけ方、個人と組織の関係(Organization Relationship)といった領域と地続きです。

哲学的に捉えれば「いかに終わるか」といった終活や死生観の話にもつながっています。

そのため、HR領域や人事・採用領域だけでなく幅広い領域の専門家の方と、これからもディスカッションできれば嬉しいです。

Clubhouseいいですね。自分の興味がどれだけ社会につながっているか、どんなひとに貢献できるものなのかを知る機会をくれます。いろいろな角度から「退職学ってなんですか?」、「円満退職じゃだめなんですか?」と聴いていただけると、どんどん思考が深まっていきます。

Clubhouseも「佐野創太」で登録しています。ぜひ声でもお会いしましょう👏

ご覧いただきありがとうございます。また気軽に遊びに来ていただき、時には声を聴かせていただけると嬉しいです。 いただいたサポートは、「最高の会社の辞め方」プロジェクトの研究費用に使わせていただきます。 円満退職をアップデートし、退職をデザインする文化をつくります。