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TAKUROさんの終活〜TAKUROさんから全人類の共通の課題である「最優先に大切にしているものと別れる心の準備」を聴き出さねば〜

TAKUROさんの一番大事なものはGLAYの4人の人間関係で、でもそれは必ず失うものだとわかっていて、その日の心の準備もしていると。

え、さらっとそんな大切なことを。それ、全人類が別れの悲しみを知って以来の共通の課題ですから。答え出てないですよね。

ゆくゆくGLAYにも絶対に訪れることだから。ジョージ・ハリスンだって病気を克服できなかった。世界中の名医が治したかっただろうに。それを考えるとメンバーを失うのは悲しいけれども、その日は必ず来るから、その心の準備をしておこうっていう気持ちも同時進行でありますよ。

>CONVERSATION PIECE ロックン・ロールを巡る10の対話

◆TAKUROさんはさらっととんでもないことを言う◆

いや、どんな心の準備をしているんでしょうか。同時にここまで強い「永遠はない」思想は一体どこから。

本書の趣旨と違うは分かりつつもここを掘り下げてほしかった、、、!TAKUROさんは飄々としてるし幸せそうにしているし、隙あらば笑かそうとしてくるから見逃しがちですけど、とんでもないことをさらっと言うことがあるんです。

「TAKUROメロディーを忘れて欲しい」もその一つでした。

ずっと最優先にしている存在と別れる日の心の準備をしているなんて。これはTAKUROさんだけの問題ではなく、大袈裟ではなく全人類が、古今東西、老若男女すべての人間が突き当たる問題ですよね。

ひとによっては夫婦や親子や友人などの人間関係だし、ひとによっては仕事や研究だし、ひとによっては遊びや趣味だし。これらはそれぞれバラバラの特徴を持ちます。でも、共通点には「いつか別れる」、しかも「それがいつかはわからないしその日を選べない」があります。

別れの日は明日かもしれないし、次の瞬間かもしれないんですよね。恐ろしや。

TAKUROさんもいつかはGLAYの人間関係を失います。それは仲違いかもしれないし、寿命かもしれません。寿命であっても受け入れられるものなんでしょうか。10代の頃からずっと最優先に大切にしていたものですから。

TAKUROさんはミュージシャン、経営者、GLAYの皮を被った哲学者なので、早くこの側面を捉えなければ。いや、捕らえなければ。じゃないとGLAYのために生きてGLAYのために終わっちゃいます。TAKUROさん個人としてはそれでいいのですが、人類滝にはそれは損失。人類目線からはじめよう。

最優先に大切なものと別れる心の準備。これをTAKUROさんから引き出さないと、全人類の心の課題が永遠に終わらない宿題になってしまう。

◆3つくらいはある。別れる心の準備としてできること◆

最優先に大切なものと別れる心の準備には何があるでしょうか。

ひとつは目を背ける。「必ず別れる日が来る」なんて事実は忘れて、その日その日を大切に生きる。これが一番いいのかも。現実的ですし。今を生きよ。カルペディエム。

二つ目には自分から別れる。必ず訪れるけどいつかわからない、これが別れの日の恐怖を大きくする原因ですよね。であれば、自分から別れてしまうのもひとつです。壊されるくらいなら自分で壊す。

三つ目には「人生は思い出作り。死ぬまでの暇つぶし。それ以上でもそれ以下でもなし」と悟ること。言ってしまえば最優先に大切なものという考え自体から距離を置くことですね。達観系です。

四つ目には、、、まずい。これくらいしか思いつかない。古今東西、老若男女が突き当たる全人類の課題なのに。

◆別れる前にできる準備はたかが知れている◆

遺書を書いてもエンディングノートを書いても、すっきりしなかったんですよね。最優先に大切にしているものと別れる心の準備とまではいきませんでした。

となると、別れる前、つまり準備できることなんてたかがしれているのかもしれません。

自分が生き残る前提にはなりますが、最優先に大切にさているものと別れたあとが大切ということでしょうか。

そこで自分も後を追うのか生き続けるのか。その選択ですよね。どうしましょう。どっちも正解な気がする。

後を追うのも「生き切った」と思えそうだし、愛するひとに良き死を最期に提供できるなら、もう他にすることもなさそうだし。

生き続けるとしたら。何のために生きるんでしょうか。また「このひとと出会うためにこれまでの自分はいたんだ」と思えるひとをまた探すのか。それもありな気がしますね。私が先立ったら妻と子どもにはこうあって欲しい。


TAKUROさんの見解を知りたい、、、最高に幸せなひとに最大の不幸は訪れますし。その落差が大きいので。幸せと不幸は地続きですよね。

GLAYは「解散しない」宣言をして、ロックバンドの魅力のひとつの刹那を手放した珍しいバンドです。それでもやはり、TAKUROさんの中心には「永遠はない」があるんですよね。やっぱりGLAYも刹那的です。

◆トップ画像は長野の田園風景です◆

トップ画像は長野の田園風景です。アントニオ猪木さんの声が聞こえる、、、「迷わず行けよ。行けばわかるさ」的な。

現在AM3時45分なので寝ます(笑)。

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〜自己紹介〜noteを毎日更新して216日目〜

佐野創太 

サービス・採用広報チーム・Webメディアの編集長、聴き手です。
「届けたい相手へのメッセージを無理なく届け続ける」発信体制を立ち上げています。

最近は退職学の研究者として、「最高の会社の辞め方」をチームで発信しています。

その他の活動としては、ミュージシャンのインタビュアーをしています。ゴールデンボンバーやキズといったヴィジュアル系バンドや、ちゃんみなさんのお話を伺ってきました。結論、ミュージシャン最高。

プライベートではソロ男からの妻ファーストな共働き夫、1児の父です。「睡眠不足の魔の8段階」の最終フェーズに入ったような気がします。

経歴は荒れています。就活迷子→会社員→転職→早期退職→無職→出戻り→独立→複業編集フリーランス(今)です。もう正社員市場、人材市場には相手してもらえなくなりましたなぁ。

ざっとまとめるとこうなります。

【所属、複業先、属性】
◆人間関係をテーマにしたオーネットのオウンドメディア「おうね。」編集長
◆社員シェアリング・複業トレーニングのTonashiba編集長
◆「共感資本社会」を目指す株式会社eumo編集長
◆HED(一般社団法人 法人営業デジタル化協会)編集長
◆日本で唯一のeKYC対応のデジタル身分証アプリを提供する株式会社TRUSTDOCKの採用広報・立ち上げメンバー
◆フリーランス向け報酬即日払いサービス『先払い』を展開するyup株式会社のメディア立ち上げメンバー、サービス編集長
◆"愛"に寄り添うテクノロジー紹介メディアLove Tech Media副編集長
◆退職の手紙で「最高の会社の辞め方」プロジェクト発起人・退職学の研究者
→インタビューしていただきました

→連載がはじまりました

◆共働き小説を婚活アドバイザーの方と執筆中(完全原稿あり)
◆ヴィジュアル系深読みライター(神谷敦彦)の『ヴィジュアル系の深読み話』
◆ソロ男からの妻ファースト、1児の父 New!
◆産休中の妻の付き添い中(里帰り出産中)→出産入院中の妻の帰り待ち→共働き育児中 New!

→インタビューしていただきました

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