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【GLAYの『BAD APPLE』の歌詞の深読み話】正直、よくわかりません

GLAYの新曲『BAD APPLE』がリリースされました。GLAYは20年近く好きですが、表題曲の『BAD APPLE』はまだわからない・・・感じ切れていないし、理解もできていない状態です。心も頭も追いついていないと言いますか。「この曲を受け止める器が、いまの自分にはない」が正直な気持ちです。

でも気になる。これまでのGLAYにありそうでない感じが、とても気になる。『Into the Wild』を聴いたときと近いです。自然や世の流れといった、ひとの力を超えた大きなものの視線から、ひとを見つめているような感じ。

神の視線、天の視線というと軽くなってしまうでしょうか。「僕らの未来が」と「私の声が」という主語の違いから、歌詞の中で人格が違う存在が複数生きていることが示唆されています。このあたりの「誰が何を歌っているのか」がわかると、リスナーとして心も頭も動いてくるのかなと思います。

どこかで『BAD APPLE』の話をしているでしょうか。数年後に答え合わせできますように。

〜ここで「退職学™️」の話にスイッチ〜

この「心も頭も追いつかない」とか「意味がわからない」は音楽にだけ起きることじゃないんですよね。仕事で「なんでこんなことを言われるのがさっぱりわからない」や生活の中で「どうして私だけ・・・」みたいなことはよく起きます。

退職は特にその色が濃いです。「退職ってただの後ろめたい手続きでしかないですよね。言葉としてぶつけられなくても、裏切り者の視線を向けられるし」と感じ、申し訳なさそうに会社を去るケースは多くあります。

ある相談者さんもそうでした。「新卒の頃から7年間働いて、あれだけ頑張ったのにいざ退職になるとしらーっと冷たい目で見てくる感じ。退職期間の3ヶ月で7年間を台無しにされた気がします」と話すひとがいました。

そう話した1年後にお話しすると「何一つ無駄ではありませんでした。あの冷たい視線すら、いまでは学びに変換できています」と話してくれました。その方はいまでは複数人の部下を持ち、退職を見送る側になっています。そのときにようやく「お前は辞めるのか」の視線の感情がわかったそうです。

「あれは裏切り者に向ける目ではなくて、もっとお前と仕事がしたいよという目だったんじゃないかといまでは思うんです。実際に退職してからも続いているひともいますし。そのひとの立場になったらわかるというのは、本当なんですね」

「よくわからない」「不快だ」。この感情は大切にしつつ、「無意味だ」までは貶めないで「いつかわかるかもな」くらいに思っておくといいのかもしれません。音楽も退職も、蝶々結びみたいなものです。一度解けても、また結び直せばいい。そのときは、以前結んだときよりも、しっかり結べるかもしれません。

無残な退職、音楽との付き合い方だけはしたくないですね。

                       「退職学™️」・佐野創太

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