マガジンのカバー画像

ゲームデザイン

19
運営しているクリエイター

#ゲーム開発

「面白い」を理由にゲームを買う人はいない

「面白い」を理由にゲームを買う人はいない

こんにちは!

「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。

普段は都内の会社でコンシューマー向けのゲームを開発しており、ディレクターやプロデューサーのふわっとしたイメージを具体的なゲームデザインにおこす仕事なんかをやっています。

今日は「人は何を動機にゲームを買うのか?」という話を書いてみたいと思います!

人がゲームを買う動機先日、ゲ

もっとみる
なぜ作ったゲームが面白くならないのか?基礎にして奥義「フロー理論」

なぜ作ったゲームが面白くならないのか?基礎にして奥義「フロー理論」

そろそろ、ゲームデザインの話もしていこうかと思う。今回は、ゲームが面白いとはそもそも何なのか?そもそもゲームとはなんなのかを紐解き、そこからどうすれば面白くなるのかを書いていこうと思う。

そして、最初に本記事の結論を書いておく。

・ゲームとは学習を嗜好品化したものである
・人が学習から面白いと感じるには条件がある=フロー理論

この二つが、本記事の結論である。面白いと思ったら、この先を読み進め

もっとみる
コンシュマーゲームとソーシャルゲームを作る価値感の違い

コンシュマーゲームとソーシャルゲームを作る価値感の違い

記事のリクエストをもらったので、せっかくなので書いてみることにする。

コンシューマゲームとソーシャルゲームは、作る文化がだいぶ違う。だが、スマホアプリになってから両方の文化が少しづつ混ざりつつあるのを感じる。

コンシューマゲームのアプリが出たり、ソーシャルゲームでもコンシューマアプローチのゲームが出たりしている。でも、実際に開発者と会って話をすると文化の違いに愕然とするシーンは多い。今回はなぜ

もっとみる
いかにしてプロデューサーと手を取り合うのか。PとDの適切な分業関係

いかにしてプロデューサーと手を取り合うのか。PとDの適切な分業関係

プロデューサーの仕事と、どうやって彼らとうまくやっていけばよいのかという質問をもらったので書いてみようと思う。

残念ではあるが、受託開発だと、非常に多いケースではある。

プロデューサーという仕事は何なのだろうか。ゲーム制作側から見るとわかりにくいのでその説明と、制作側から見ての視点を書いてみよう。

その後、どうやって協力していくのか、どうすればプロダクトが売れるのかを理解できるのかを書いてい

もっとみる
「面白そう」と「面白い」の違いから、ネット時代に流行るコンテンツの作り方

「面白そう」と「面白い」の違いから、ネット時代に流行るコンテンツの作り方

今回の記事は、ラフな結論までならば無料で見ることができます。詳細なまとめと実用例、応用例に関しては有料となっています。今回の記事を有料にした理由は、明らかにプロ向けの記事となっているためです。コンテンツのクリエイター、自分で作品の方向を決定できる方、コンテンツ作成に関わる方、将来そうなりたい方以外には購入をオススメしません。

この結論に至るためには、ディレクターとプロデューサーを両方をこなす必要

もっとみる
ゲームプランナーを目指す人におすすめなゲームの遊び方

ゲームプランナーを目指す人におすすめなゲームの遊び方

こんにちは。「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。

ふだんはコンシューマータイトルプロジェクトでディレクターやプロデューサーが旗を振ったイメージを具体的にゲームデザインするという仕事をやっています。

プランナーになるためにどんな勉強をするとよい?SNSでの発信をしていると、ゲームプランナーを目指しているという方からどんな勉強をすれば

もっとみる
面白さが伝わるゲームの企画書を書く

面白さが伝わるゲームの企画書を書く

こんにちは。「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。

ふだんはコンシューマータイトルプロジェクトでディレクターやプロデューサーが旗を振ったイメージを具体的にゲームデザインするという仕事をやっています。

面白さの伝わる企画書を書きたい僕は新卒採用担当として、学生さんの企画書を読ませてもらうこともあったりします。今日は、学生さんから企画書

もっとみる
ゲームの難易度は工夫させる時間で設計する

ゲームの難易度は工夫させる時間で設計する

こんにちは。「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。

ふだんはコンシューマータイトルプロジェクトでディレクターやプロデューサーが旗を振ったイメージを具体的にゲームデザインするという仕事をやっています。

ゲームの「難易度」について「難易度」というのはゲームを遊ぶ側も、ゲームを作る側もよく耳にする言葉だと思います。

これはゲーム内のシチ

もっとみる
ゲーム開発未経験でも「作りたいゲーム」が見つかるアイデア出し

ゲーム開発未経験でも「作りたいゲーム」が見つかるアイデア出し

こんにちは!「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっている会社勤めのゲームプランナーです。ふだんは家庭用ゲームの開発をやり、オフは個人でPCゲームの開発をやっています。

いきなりですが、僕の周りで「インディーゲーム」という言葉をよく聞くようになりました。

個人開発者がテレビで取り上げられたり、大手出版社が個人や少規模チームのゲーム開発を支援するコンテスト・サービ

もっとみる
ゲームの難易度は「工夫させる時間」で設計する

ゲームの難易度は「工夫させる時間」で設計する

こんにちは。「仕様です。」(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。

ふだんはコンシューマータイトルプロジェクトでディレクターやプロデューサーが旗を振ったイメージを具体的にゲームデザインするという仕事をやっています。

ゲームから切り離せない要素として「難易度」というものがあり、これはゲームを遊ぶ人も作る人も、同じように共有できる馴染みのある言葉なので

もっとみる