センスメイキング #79
ある時、ハンガリー軍の偵察部隊がアルプス山脈の雪山で、猛吹雪に見舞われ遭難した。彼らは吹雪の中でなす術なく、テントの中で死の恐怖におののいていた。
その時偶然にも、隊員の一人がポケットから地図を見つけた。彼らは地図を見て落ち着きを取り戻し、「これで帰れるはずだ」と下山を決意する。
彼らはテントを飛び出し、猛吹雪の中、地図を手におおまかの方向を見極めながら進んだ。
そしてついに、無事に雪山を下りることに成功したのだ。
しかし、そこで戻ってきた隊員が握りしめていた地図を取り上げた