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社会変化のスピード #70

昨今の技術革新の進歩は凄まじく、世界はものすごいスピードで変化しています。

そのスピードにいかに対応していくかが、企業組織だけでなく、個人を含めた様々な主体において大きな課題になっていると思います。

ここに驚愕の事実があります。

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1900年のニューヨークです。121年前になります。

沿道に多くの人が集まっていますが、注目はそこではなく、馬車が列をなしていることです。1900年のニューヨークでは馬車が人々の移動手段でした。

そして、1913年のニューヨークです。前述の写真の13年後になります。ここでも沿道に多くの人が集まっていますが、もちろん注目はそこではありません。

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この写真には馬車は見当たらず、T型フォードが列をなしています。

このようにわずか13年で、人々の移動手段は一変しました。T型フォードの発売は1908年ですから、そこから数えても5年しか経っていません。

あの当時でも、技術革新の進歩による社会変化のスピードはこの早さです。

これらの事実を見てもAI時代の現代の社会変化のスピードの早さがどのくらいかは想像に難くないと思います。

そこに身を置くとあまり実感はないですが、思えば、あっという間にスマホという、1990年代のスーパーコンピューターと同程度、あるいはそれ以上の処理スピードのマシンを世界中の人々が持ち歩く時代となりました。

このあらゆることが高速で変化している現代においては、身につけた知識やスキルは、あっという間に陳腐化してしまいます。したがって、知識・スキルは日々アップデートする必要があります。

学習に飽和点はない

というのは、僕の尊敬する大先輩の言葉です。

まさに、その通りだと思います。常にいろいろなことに好奇心を持って、学び続けなければなりません。

企業も、個人もこの事実を直視して、その変化に合わせて自らをトランスフォームさせていくということを常に意識する必要があります。

そうしないと、その世界から淘汰されることになります。まさに、ダーウィンの進化論の世界です。

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