『叔父曰く 純情編』(超短編小説)
「要するに、お前は恋をしたんだよ」
「いやいや・・・」
「だって気になってるんだろう」
「そういう意味ではないので・・・」
「断言してやる。お前は恋をした」
「なんでそんなふうに言い切れるんですか?」
「んなもん、お前の顔みたらわかるよ」
「そんな顔してませんよ」
「それじゃあ、逆に質問するけどな、お前なんで今日ここに来た」
「ちょっとした相談で」
「恋の相談だろ」
「違う違う、自分は相手の態度の意味が知りたかっただけで・・・」
「俺のところに相談に来るという行動を起こしてい