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「自信」について分かったこと。(1,526文字)



あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。

noteを読んでくださる皆さまにとってはどんな年でしたか?

わたしは2023年後半から
二度目の上海生活がはじまり、
人とのつながりの大切さや喜びを
改めて感じた年でした。

そんなことをシェアすべく
ここ数年、年末に家族3人それぞれの一年間を振り返り、
来年の抱負や、やりたいことを発表しあう機会をつくっています。


ここ数年
私のブームは、
「コツコツ積み重ねる」
「小さなことからコツコツと」のようですが、
特に西川きよしさんファンではないのです。

思えば、物心ついたときから
「自信をつけたい」「自信がない」
と思い続けてきました。
10代のころ出会った、路上アーティストの即興パフォーマンス。
「あなたの目を見てメッセージを書きます」
どきどきワクワクしながら待ってもらった言葉は、
「自信をもてば花開く」

なぜ自信をつけたかったのか。

・自信がある=自分のことも好きになれる
・自信をつければ万事うまくいく
・自分のことが全然好きじゃなかった
・好きになってみたかった

から。

高校生の頃つくったメールアドレス。
自分しか知りえない当時のパスワードは
願いを込めて「I love me」
自分嫌いなままひたすら「I love me」
自分とは違う、「自信のある人」に憧れて。

私と同じような人は老若男女問わず多い、それを知る場所は書店。
平場にはいつも「自信」「自己肯定感」をテーマにした本がずらり。

(「自己肯定感」て言葉が当たり前に語られるようになったのは、ここ数年?)

自信をもつための本を読み、心が動き、
一時的にわかったつもりになったところで根本はそのまま。
人からいい言葉をもらっても同じ。
ヘアアイロンでくるくるヘアをまっすぐにしても、湿気やシャンプーでまた元通り。
毛穴はそのままだから。

「自信について」
30数年生きてやっとわかったこと。

自信とはどうやら、

自分自身が自分をどう思っているか。

自分って
結構 がんばってるじゃん。
わりと がんばれるじゃん。
ちょっと いいやつじゃん。

一番近くで
いつも自分をみてきている自分からの評価やイメージ。

一長一短ではできないもの。
コツコツ積み重ねて、それも積み重ね続けて
会得できるもの。
だからこそ、自信のある人から発せられるオーラはかっこいい。
積み重ねを絶えず続けているから。

なにもニュースになるほどの大業を成し遂げなくても、
例えば、
一週間毎日ラジオ体操をすると決めて達成する。
今日やると決めたタスクをやる。
今月中に一曲歌を覚える。
できなかったヨガポーズをできるまで練習する。
ゴミの分別をちゃんとする。
とかとか。

きめたことをやり遂げたり、自分で考えたことを実行する。
自分と自分との約束を守る。
例えば、
中国語をコツコツ勉強し、伝わらなかった言葉がスルッと通じるとき。
喜びとともに小さな自信という副産物がついてくる。


一生懸命練習し、自転車を乗れるようになり、英語を話せるようになり、
ピアノの発表会にむけて練習し、本番でうまく演奏できるようになってきた。
けれどサッパリ忘れる。
鶏も私も三歩歩けば忘れてしまう。
だから、
忘れても忘れても、小さくコツコツを積み重ねることが必要のようです。

「自信をもてば花開く」
自信がついたのか、花が開いたのか分からないけれど、
今はもう変えてしまったパスワード
「I love me」
その表現がおかしいことが今は、分かります。
それもコツコツの結果。


辛いニュースが続いていますが皆さまにとって
2024年が心身共に健康で
笑顔溢れる一年になりますように
心から幸せを感じる時間を
過ごせますように
本年もよろしくお願いいたします。



久しぶりのnote 投稿。
ですます調、である調がミックスになっちゃった。




いただいたご厚意は、今後の執筆の原動力にさせていただきます。 これからも楽しんでいただける記事を執筆できるよう 精進していきます。 今後とも応援宜しくお願い申し上げます。