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お宅の教育方針教えてください!(1684文字)




先日息子の小学校へ個人面談にいき、先生からお褒めの言葉とともに興味津々で聞かれたこと。


どうしたらそんな風に育つんですか?
家庭の教育方針はなんですか?


・・・
先生からの前のめりの関心と興味に対し、まぬけ顔の私の返答は、

母親らしさを放棄することでしょうか。
一緒に面白いことを面白がることでしょうか。



私が子供のころは参観や面談はもちろん、学校も先生も苦手。
「なるべく関わりたくない対象」だったので、じぶんじゃなくても高評価をうけること自体が新鮮。
整理整頓と体育をのぞくすべて、とくに勉強は先生から大絶賛。

*****



この日の午前中、わたしは紛失した免許証を再発行するため警察署にいた。
鬼教師のような女性警察官を前にほぼ半泣き。

怒られた理由は以下、沢山ある。

●本人確認のために提出した保険証。住所をフリクションペンでかいていたため消えかかっている。
「何かほかに住所がかかれた郵送物はあります?」
ヨガクラスのために部屋を申請したときの書類なら…と恐る恐る出すも、
「これは公的ではないので認められません」と即却下。


●再発行申請書類のほとんどの箇所に記入できず「受理できない」と却下。
「いつ、どこでなくしたか」「どこに保管していたか」「いつからないのか」
そもそもしっかりしていないから免許を紛失している気が。
「いつ」「どこで」「どのように」なんてこれっぽっちも記憶にない。


●本籍地「日本」と書いたら、「全部住所を書いてください」
なんとか本籍地を思い出して書いたのはいいけれど、字が汚すぎて却下。


●以前別の場所で遺失物届けをだしたものの、いつ届け出たのか失念。
届け出た場所、「〇警察」と記入。
「そこは管轄外なので、こちらでは記録が見られません。そもそもあそこは交番ですから!」


●本人確認のための質問。
「なくした免許書の種類は?」
普通免許です。
「それだけ?!」
え、ほかに何が?免許の種類ってそもそも何があるのでしょうか?
「過去の紛失歴はありますか?」
ありません。
「本当に?!よく思い出してください。今回紛失されるのは初めてではないようですが。これでは本人確認になりません!」

*****


窓口の女性警察官もイライラがとまらないやらあきれるやら。
もう職務放棄寸前。
「あんたどうかしちゃってるよ!しっかりしてよ!」と今にも口から飛び出しそう。
こちらも叱られた子供状態で半べそ。


そして免許証用に持って行った写真はサイズが違ったため取り直し。
出直して取り直した写真を渡し、落ち込みながら警察を後にする。


*****


写真を撮った後、手持ちの現金は84円。そのことをすっかり忘れたまま百均へ。
「すみません。現金がたりませんので払えません。お金おろしてきます」
百均ですらレジでお金が払えないという情けなさ。
レジで連絡先と名前をかき、銀行へ走る。

*****


ごたごたの午前中を過ごしたわたしを前に「優秀なこどもさんの育てかた」をきく先生。
先生はわたしの言葉を熱心にメモ。


最後に先生、「将来息子さんにどんなみちに進んでほしいですか?

特にありません。本人がしあわせならなんでもいいです。


いつものように寝る前に息子と話しているとシミジミと息子がいった、
「はぁ~おかあさんの顔みたら安心するな~」
「おかあさんと話すとたのしいな~」


そうそう、これ。これが私の方針だ。

「家がほっとする、安心できる場所」
「楽しくてパワーが充電できる場所」
「それぞれの場所でがんばって、うちに帰ってくると楽しくて安心してまた頑張るちからが湧く」


家をそんな場所にすること。


単身赴任中の夫もできるだけ一緒に過ごしている感じが味わえるように、今週はズームで四コマ漫画コンクールを開催予定♪


そもそもこんなうっかりした自分が、路上で人様に交じって車を運転してしまっていいのかな。
車という便利な乗り物を「鉄の塊」「走る凶器」にしてしまわないのか。

今回再発行申請したものの、もう10年も車を運転していないため、
免許の更新も毎回迷います。


クリスマスに先駆けて、一人1000円の予算でプレゼント交換。

私からは図書券、息子からは電卓のプレゼント。
計算がんばります。

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