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奥さん、上海に戻れるようになりましたよ。(1115文字)



先週、上海市においての駐在員家族のビザ発給を再開する発表があった。



スーン。


長いホリデーの幕が閉じた音。


わ~い!! 45%
戸惑い・・ 55% 



あれだけ早く戻りたかったのに、今や戸惑い優勢気味。
思っていたより、夫と離れて暮らすの大丈夫。
だって、


*期間限定
*毎日夫と連絡がとれる


加えて日本での暮らしは、快適、便利、安心の三拍子。
毎日の日用品や食材調達、ネット環境。
そして、ママ仕事が楽。
送り迎えもお弁当作りも、ランチ会も、クラス会参加も不要。


上海では毎朝七時までに子どもをバス停に送ることが必須。
それまでに子どもを起こし、
弁当を作り、
朝ごはんを食べさせ、
支度をさせ、
外に出られる程度に自分も支度。


間に合わなかった場合、タクシーかバスで30分かけて送迎。


放課後は雨の日も凍える日もバス停で待機。
バスが早めに着く日もあれば、一時間近く送れた日もある。
そしてママたちとの立ち話。
これがまぁ苦手。
お弁当作りと同様、苦手。
どれだけ苦手だとしても、小学生の間は送迎が義務とのこと。

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やっと観光ではなく、お客さんでもなく、その土地の住人になったころ。
面白みも目新しさも減り、そこが日常になってきたころ。
そんな絶妙なタイミングを見計らったかのように、ムーブオン。
大阪、滋賀、静岡、上海、大阪、再び上海。


揺れて、流され、おっとっと。
そうなるたび、ホメオスタシスが活動開始。

わたしにとってのホメオスタスシスは、
自分との対話や、
家族との安心な時間。

即ち、ヨガや瞑想、書くこと。
家族との絆を築くこと、家族と遊ぶこと。

そうして心の安定、安心を保ってきた。

ホメオスタシス*日本大百科全書の解説より一部抜粋
生物体または生物システムが間断なく外的および内的環境の変化を受けながらも、個体またはシステムとしての秩序を安定した状態に保つ働きをいう。


ビザがとれる条件は、
*ワクチン接種を日本国内で完了していること。
(子どもを除く)
*上海渡航後の隔離義務。
(子どもが同行している場合、自宅隔離のみにできる可能性があるものの、これまで少数の例しか認められていないそう)



ワクチン接種、隔離、PCRの後、
家族そろっての暮らしと仲良しの友人との再会。
住み慣れた自宅や愛用品との再会。

そしてママ仕事再開。


とりあえず、上海にもどったら、小学校の近くに引っ越すことを検討しよう。
少しでも改善の可能性があるものは、泣き寝入りせず夫に相談しよう。
我慢には、自分のためになる我慢と自分がだめになる我慢があると思っているが、これは後者。


刺激、変化、YES大好物。
じゃあこの揺らぎもまた本望。
それにまだいつ戻るかはっきり決まったわけじゃない。



ひさしぶりに作ったお弁当。
お弁当箱は駅弁容器の再利用。

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