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只見線のあるまちにて2022/04/23

はい、今日は天気予報通り午後に少し雨が降りました。

いつも通り友人宅でゴロゴロしていたので雨など関係なかったのですが、やっぱり気分的には晴れてくれた方がうれしいのでした。

そんな今日は最初から写真撮りになど出かける気もなく、ただただゆっくりすることだけを考えていたのでした。

なので今日も昔の写真を引っ張り出してきました。

2008年4月23日の写真です。

ちょっと思い入れのある写真なので後ほどいきさつを書かせてもらいます。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・会津高田駅(2008/04/23)

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上りの只見線を寺崎のカーブで撮った後、僕はいつもは行かない会津高田駅へと行ってみたのです。そこには3人ほどの女子高生がいたようですが、今の只見線で来たのか、それとも次の下りの只見線に乗るのかわかりません。二人組の女の子のほうが暇を持て余していたようなので、ちょっと写真の被写体になってくれないか頼んでみたのですが、あっちの女の子に声かけてみたらとつれない返事。まあ、いいかと思い携帯をいじっているもう一人の女の子に声をかけてみることにしたのです。


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今考えてもおかしなことなのですが、携帯をいじっていたならそのままの状態で写真を撮らせてもらえば良かったのでしょうが、まだ何もわからなかった僕は花壇の前で携帯をいじってるふりをしてくれると頼んだのです。なんとも我ながらわざとらしい画だなとは思ったのですが、頼んだ以上今さらやっぱやめてとは言いにくいものです。数枚写真を撮った後、ありがとうと言い少しばかり世間話をして別れたのです。


今日はここまでです。

いやぁ、女子高生に声をかけるなんて今ならできないですね。

でも、いい子で高校の話を聞かせてくれました。

どうやら、今の上りの只見線で来たらしく、話の中身からすると会津農林の生徒のようでした。

生徒が育てたものを販売していることなどから、やっぱり農林高校らしいなと思ったものです。

アニメ「のうりん」に通じるものがあって、今となっては親近感が湧いてきます。

最近、福島県では高校の合併が進んでいて、会津農林も喜多方市の耶麻農業を吸収合併するようです。

喜多方市からは会津農林は遠いので下宿になるのだろうなと、自分の高校時代を思い返してしまいます。

高校生で下宿するのはまだ早いと思っている大人も多いようで、自分も高校生までは自宅から通った方がいいのではないかと思います。

それにしても、この被写体になってくれた子は、もう30歳になるんですね。

もう、被写体になったことなんて忘れているでしょうし、顔もハッキリ撮っていないので誰なのかわからないと思います。

でも、こういう小さなコミュニケーションから大きなことへ発展するとも限らないのが面白いところだと思います。

さて、今日は会津高田駅の写真だけで終わってしまいましたが、たまにはこんなことがあってもいいんじゃないかと思います。

あの時、被写体になってくれた子も、なってくれなかった子も、良き人生を送っていることを願って今日は終わりにします。

それではまた。


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