本島匡

(株)サイバード代表取締役社長兼CEO(2019年1月~)。新卒でリクルートグループに…

本島匡

(株)サイバード代表取締役社長兼CEO(2019年1月~)。新卒でリクルートグループに入社後、HR領域の法人営業、営業企画、組織マネジメント、新規事業開発などを行い、その後はHR業界から離れて、M&Aやグループ各社マネジメント業務等に従事。現在はサイバードのCEOを務めています。

最近の記事

2021年上期キックオフ!

2021年上期のキックオフを執り行いました。 前回7月のキックオフもそうでしたが、今回もオンライン開催。昨年6月からフルリモート化した当社では既に当たり前のオンラインイベントになってきました。内定者の皆さんにも全てのプログラムに参加頂きました。学生生活も忙しい中、参加してくれたメンバーの皆さん、ありがとう。 毎回私を含めた経営陣から、全社の業績共有やトピックスを共有していますが、今回の共有に当たって伝えたかった事を改めて書き残しておく事にします。 まず最初に、リモート化が

    • 「兆し」のマネジメント

      こんにちは。本島です。 組織を変化させていく時には「スモールウィン・アーリーウィン」が必要だと言われます。新しい事を始めた時には「これで本当に大丈夫なのか?」という”不安や疑念”が渦巻き、いつのまにか取り組みがやりきれずに雲散霧消してしまうからです。 逆に「スモールウィン・アーリーウィン」が実現できれば、不安や疑念は、”期待と信頼”に変わり、大きなうねりに繋げていく事が出来ます。 この概念をもとにしつつ、今回は「兆し」について書きたいと思います。 「スモールウィン・アーリ

      • 「2020下半期キックオフミーティング@オンライン」開催

        こんにちは。本島です。 リモートワークに切り替えている当社では、先週末、オンラインでのキックオフを開催しました。 初めての取り組みでしたので少し心配していたのですが、結論としては、リアル開催よりもオンライン開催の方が良いんじゃないか…と思うくらい素晴らしい会になりました。 オンラインキックオフの様子私やCOOからの話は、ウェビナー形式で、資料の右上にワイプを出しながらお話をさせて頂きました。 なかなか普段と違う緊張感がありました(笑)。 表彰の場面では、表彰者の関係者が

        • 長崎で教わったこと。

          こんにちは。本島です。 熊本、長崎及び九州での大雨被害のニュースが流れています。 被害が少なく済んで欲しいと、、心から祈っています。 全国的にも被害が少なく済みますように。 私が初めてマネージャーを務めたのが、長崎営業所でした。 リーマンショックの傷も癒えない時期でしたが、前任のマネージャーのもとで最優秀グループ賞も受賞されていた素晴らしいグループでした。 それなのに私は、マネージャー初体験、初めての転勤、昨期すごいグループ、という事で、後から思えばだいぶ肩に力が入り、空

        2021年上期キックオフ!

          「組織に流れる感情」のマネジメント。

          こんにちは。本島です。 組織のパフォーマンスを「持続的に」上げていく上で、メンバーひとりひとり、また組織全体がどのような感情を持つか、持って欲しいかを自覚的に考えてみる事は非常に重要だと考えています。 またその実現に当たっては、マネージャー自身の組織への働きかけによるところが非常に大きいです(という自覚を持つまで私はだいぶ時間がかかりましたが…)。 長くなりそうなので、最初にまとめておきます。 ■組織に流れる感情のマネジメントについて。 ・それは、マネージャーの働きかけ

          「組織に流れる感情」のマネジメント。

          「もらうひと」から「あげるひと」に。

          こんにちは。本島です。 早くも今年の前半が終わり、桜の季節から紫陽花の季節になってしまいましたが、当社の今年の入社式(4/1)はこんな感じで行いました。 研修もオンラインで行いつつ、こんな工夫を凝らした研修もしてくれたり。 研修の打ち上げもオンライン。 という訳で入社から3か月が経ちましたが、入社してくれた皆さんへ入社式でメッセージした事をここで改めて書いておきたいと思います。 私の社会人1年目(皆さんはそんなことないかもしれませんが)私が社会人になったときには、朝

          「もらうひと」から「あげるひと」に。

          「桃太郎」で妄想する、「リーダー」について。

          こんにちは。本島です。 今日は「桃太郎」を題材にして、とりとめのない妄想を膨らませながら、「リーダー」について考えてみます。 「リーダー」とは誰なのか?何なのか?次のような状況の時、リーダーは誰でしょうか? 昔々桃太郎は、鬼を退治しようと鬼が島へ向かいました。 だけど、誰もついてきませんでした。 誰も桃太郎に気付いていないならば、リーダーは誰でもありませんよね。 「リーダー」は、「一人では存在し得ない」と言えそうです。 では次の物語では、リーダーは誰でしょうか? 昔

          「桃太郎」で妄想する、「リーダー」について。

          「メンバーの事を知っている」自負の罠

          こんにちは。本島です。 突然ですが、あなたはメンバーの事をどれくらい知っていますか? ふむふむ。そうですよね。結構、知ってますよね。 ではあなたのメンバーは、 「私の上司は、私の事を知ってくれている」 「私の上司は、私の事を知ろうとしてくれている」と、 どれくらい思っていますか? 「あなたがメンバーの事を知っている事」よりも、メンバーから「私の上司は私を知ってくれている」と「思われる」事の方が大切だと私は考えています。 メンバーとの信頼関係は、「あなたがどう思うか」では

          「メンバーの事を知っている」自負の罠

          「マネジメント」を学び始める方へ。

          こんにちは。本島です。 今日は新たにマネジメントという仕事を始めたり、それを学ぼうとしている方に向けて書いてみます。 それは「割り切れない問題」を扱う仕事。マネジメントは、体系だった本や研修はありますが、それに触れても、どこか腑に落ちない…と思う事が多いと思います。 私も悩みながらやってきましたし、今も悩む事もあります。 それは、多くのメンバーを抱えれば抱える程に、重要な意思決定に関われば関わる程に、皆さんのところにやってくる問題が、簡単には「割り切れない問題」になっていく

          「マネジメント」を学び始める方へ。

          「褒める&叱る」以上に大切なこと。

          こんにちは。本島です。 今日はマネジメントを担う方向けに書いてみます。 「褒める&叱る」について、皆さんも色々な事を耳にした事があるのではないでしょうか。「褒めて伸ばす」「叱ると怒るは違う」「褒める時は人前で、叱る時は単独で」などなど。きっと、メンバーとのコミュニケーションの中で「褒める&叱る」が必要とされる場面が多いのだと思います。 今回は私も、これについて個人的に考えた事を書いてみます。 コミュニケーションの「立ち位置」私は、「褒める&叱る」は、メンバーと距離を置い

          「褒める&叱る」以上に大切なこと。

          リモートワーク化への取り組み

          こんばんは。本島と申します。株式会社サイバードの代表を務めております。 新しい挑戦として、noteでも私が考えている事や当社の取り組みを発信してみる事にしました。何卒宜しくお願いします。 少し早いですが、2020年もそろそろ半分が終わり(あっという間でした…)、7月より下半期に入る事になりますが、今のところ上半期の一番の出来事はやはり「コロナ対応のもろもろ」でした。 「リモートワーク化」と決めた時に考えた事。当社は2月中旬から「時差出勤+在宅勤務可」という施策をスタートし

          リモートワーク化への取り組み