「もらうひと」から「あげるひと」に。

こんにちは。本島です。

早くも今年の前半が終わり、桜の季節から紫陽花の季節になってしまいましたが、当社の今年の入社式(4/1)はこんな感じで行いました。

研修もオンラインで行いつつ、こんな工夫を凝らした研修もしてくれたり。

研修の打ち上げもオンライン。

という訳で入社から3か月が経ちましたが、入社してくれた皆さんへ入社式でメッセージした事をここで改めて書いておきたいと思います。

私の社会人1年目

(皆さんはそんなことないかもしれませんが)私が社会人になったときには、朝起きるのつらい、満員電車が嫌だ、なかなか仕事がうまく行かない、辞めたい…そんな風に考えていた事がありました。全然成果は出ないし、先輩たちの仕事を見聞きしながら、それに比べて自分がやっている仕事がちっぽけに思えて、なんか意味あるのかと悩んだことがありました。
上司や先輩、そして同期にはだいぶご迷惑をかけました。今から思えば心配してくれ、サポートしてくれていたのに、その全てが煩わしいと思ったこともありました(本当にごめんなさい…)。
就職活動中は、「どんな仕事ができるか」「どんな人と働きたいか」「どんな風に成長したいか」と考えて仕事を選択し、自分なりに納得いく会社・仕事を選択出来たと思っていたのに、思い描いていたような楽しくてかっこいい仕事は全然無い。あれ?この世界線は自分が選んだ世界線じゃないんじゃないか?と、実は思ったりもしていました。

「もらうひと」から「あげるひと」になろう。

そんな私でしたが、周りの方々のおかげで、いつからか仕事が楽しくなりました(色々な思い出がありますが今回は割愛します)。入社から1年後に当時の自分を振り返って思ったことがあります。
それは、「もらうひと」ではなく「あげるひと」になる必要があったんだ、という事です。「価値を受け取る側」から「価値を生み出し、届ける側」に変わっていかなきゃいけなかったんだという事です。

当時書いた、入社一年目の振り返りの作文にこんな一節があります。
(例えがイマイチかもしれないけど、一応載せておきます…)

「僕はたぶん映画の観客のつもりで会社に入っていたけれど、自分は映画を作る側だったことに気づきました。例えば、映画の中に一瞬出てくる小道具を作っただけの自分だったかもしれないけど、魂込めて作った小道具が出てきたことが嬉しい。要するに当事者意識の意味が分かったという事です。」

という訳で、皆さんにはぜひ、「もらう人」から「あげる人」になって、「あげる人」としての喜びを感じられるように成長してほしいと思っています。お客様に、仲間たちに、今の皆さんがあげられるものを振り絞ってあげようとしてほしいです。
あげようとしても喜んでもらえない事、それは欲しくないよと言われたりする事など、失敗する事はたくさんあると思います。
でも、あげようともがき続ける事で、実はもらったものが増えている事、
それが一番自分を成長させていた事に、きっと皆さんは数年後に気付くはず
です。

ご入社おめでとう&ありがとう。

最後になってしまいましたが、
皆さんのご家族や大切な方々にもぜひ伝えてほしいです。
社会人の門出の本日、本当におめでとうございます。
この会社を選んでくれて、ありがとう。
一緒にいい会社を創っていきましょう。
これからも宜しくお願いします!


こんなメッセージを伝えてから早3か月。それぞれの配属先で試行錯誤しながら成長している新卒メンバーが、どんな価値を生み出し届けてくれるのか、楽しみです!

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