渡辺拓朗(わたなべたくろう)

人生のハーフタイムは終わった。 これからは、やりたい事だけをやっていこう。 好きな事を…

渡辺拓朗(わたなべたくろう)

人生のハーフタイムは終わった。 これからは、やりたい事だけをやっていこう。 好きな事を、好きな様に書いていく。 大切な尺度は、自分自身で自分をカッコいいと思えるかどうか。

マガジン

  • 温泉とかサウナとか

    温泉とかサウナとか、日常とか、非日常とか。

  • つれづれなるままに

    思いつき。 書きたいことを書いただけ。

  • 外で飲む

    外で飲む。屋外で飲む。 キャンプで、庭で、ウッドデッキで。 酒を飲む日常を、屋外で飲む非日常と掛け合わせることで生まれる新たな境地。 そんな大袈裟なものでなく、ただ、しあわせ。

  • 家飲みカクテル

    自宅で作れる、最強、簡単カクテルレシピ。 誰でも、同じ味に作れる。 BARの味を、手軽に味わう。 今夜、あなたの夜が素敵に色づきますように。

  • フェスとかライブとか

    この歳になると、あー、あのライブいつだったっけ?どこで見たっけ?と思い出せないことが増えてきた。 なんとなく、書き留めておこうかと。 備忘録。

最近の記事

これは、食べる「サウナ」だ!

半年に一度くらい、無性に食べたくなるものがある。急に脳が思い出す、というより、体が、ある日突然に欲する感覚。発作に近い。 誰にでもそんなものの、ひとつやふたつあるのではないだろうか。 今週末の僕を制御不能にするほどの欲求を突きつけてきた一品、それはチョマーメンだ。 きっと、大多数の方は聞いたことすらないものだと思う。僕も、この店以外でこのメニューを食したことがない。それどころか、目にしたことすらない。 名前からして、麺類だと想像がつく。それにしても、チョマって。 氷花餃子

    • 『小説の書き方1〜10』2日目を受講して

      初日に、とにかく「想像力」と言う単語をこれでもかと植え付けられて臨んだ、小説講座2日目。 午後からの半日だった昨日と異なり、今日は朝から丸々1日。しかも、そのほとんどがワークの時間だった。 普段使わぬ脳の部位を、昨日からフル回転させ、朝の時点ですでにオーバーヒート気味。ワークに取り組む課題そのものは非常に楽しいものであったが、全行程を終え、電車に揺られている今現在、すぐにでも寝落ちしてしまいそうだ。 外で目一杯遊び倒した週末とは、別の疲労感。 今日のワークは、大きく3つ。

      • 『小説の書き方1〜10』1日目を受講して

        寒竹泉美さんの小説講座を受講した。 小説を書きたい、というよりも、どうやって小説が生み出されるのか、その方法論に興味があって受講した。 初日の学びと気付きについて。 小説とは、という座学から始まり、自分の感情を表現するワークを中心に、あっという間の約4時間。 正直、楽しかった。 以下、簡単なまとめ。 ①小説は、想像力である。 小説はもちろん、空想、フィクションの物語である。 そのため、書き手の想像力を超えた物語は、書くことが出来ない。当たり前であるが、この事実が大前提とな

        • 松田の春、萌ゆ

          神奈川県の西の果て、松田町の春は、3月でも4月でもない。ましてや5月でもない。 2月だ。 松田町のランドマーク、松田山。 足柄平野を見渡す小高い山の中腹に「西平畑公園(にしひらはたけこうえん)」が整備されている。 「21世紀に花を咲かせよう」 1996年、この合言葉で、約100本の河津桜の苗木が植えられた。 公園までの道路拡張や300本の追加植樹を経て、現在の公園に整備された。 この時期に開催される「まつだ桜まつり」は、今年で25回目となる。人口1万人のこの田舎町に、多

        これは、食べる「サウナ」だ!

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        • 温泉とかサウナとか
          22本
        • つれづれなるままに
          17本
        • 外で飲む
          3本
        • 家飲みカクテル
          12本
        • フェスとかライブとか
          15本
        • オレンジサッカー部
          4本

        記事

          今宵、一番星を見上げて

          新松田駅、改札を出て徒歩30秒。 「YOICHI(よいち)」 2023年12月12日にオープンしたばかりの居酒屋だ。 暖簾をくぐると、テーブル席がふた席。その奥にカウンター席が伸びる。 新装した店内は、明るく清潔感に溢れていて、まだ新しい木材の香りに満ちている。 カウンターに腰掛け、地元松田の酒を注文した。 このお店、お通しを選ぶことができる。 400円で2品か、800円で5品か。 今回は2品を選んだが、出された両方ともクオリティが高く、これは5品を選ぶべきだったと

          今宵、一番星を見上げて

          平日ソバキュリアン、その後

          こんにちは、平日ソバキュリアンの渡辺です。 さて、1月22日から始めたソバキュリ生活も3週目に突入しました。 山場である禁酒2日目と3日目を、サウナに通って乗り越えてたどり着いた、4日目に感じた新境地。 ビールよりも、純粋に晩御飯を楽しみにしている自分自身に驚いた。 そして、たどり着いた週末金曜日! 帰宅後、当然の様にビールとグラスを冷蔵庫から出す。お待ちかね、週末の飲酒タイム! さてさて、どれほど美味く感じるのか。今日は1週目の成功を祝ってプレミアムモルツじゃ! あれ

          平日ソバキュリアン、その後

          STAR BAR GINZA 岸久のシグネチャーカクテル

          シグネチャーカクテルとは。 そのBARやバーテンダーにとって、代表的なカクテルを指す。 STAR BAR GINZA、バーテンダー岸久のシグネチャーカクテルは「サイドカー」だ。 サイドカーは説明不要のスタンダードカクテル。シェイクして作るカクテルの代表格。 【レシピ】 ブランデー 30ml コアントロー 15ml フレッシュ・レモンジュース 15ml ベースであるブランデーをジンに変えれば「ホワイトレディ」、ウォッカなら「バラライカ」、テキーラなら「マルガリータ」となる。

          STAR BAR GINZA 岸久のシグネチャーカクテル

          平日ソバーキュリアス宣言!

          年末におこなった献血の成分表を見て、こりゃいよいよヤバいな、そう思った。 あらゆる数値が、危険水域に達している。 僕は、毎晩お酒を飲む。 帰宅後、まずはビールか、ビールを使ったカクテルを1杯。ちゃんと冷蔵庫で冷やしておいたグラスに注いで飲む。これを、2分くらいで飲み干してしまう。その間に、さて、今夜の献立は〇〇だから、まずはギムレットを作って、飲みながら晩御飯の支度して、そのあとはメニューが洋食だから食事と一緒にワインかな、と今夜飲む酒を考える。 学生時代にバーテンダーの

          平日ソバーキュリアス宣言!

          ふらっと立ち寄りたいアットホームな立ち飲みワインスタンド

          小田原おしゃれ横丁。駅からまっすぐ進んだ突き当たり。左手にその店はある。 「kiori」 きおりと読む。 2023年12月にオープンしたばかりの、ワインの立ち飲みバーだ。女性が一人でやっているお店で、店内は客が6人入ればいっぱいの、本当に小さい店だ。 僕が訪れたその日は、週末だということもあり、店内にはすでに5人の先客がいた。僅かに空いているスペースに、体を滑り込ませた。 泡、白、赤、ロゼ、オレンジ。 それに甘い、軽い、など好みを言えば、それにあったワインをグラスで提供し

          ふらっと立ち寄りたいアットホームな立ち飲みワインスタンド

          土曜の夜、BARカウンターで

          小田原、冬の夜。 前から気になっていた店を訪れた。 「BAR Carta」 カルタ、と読む。 小田原駅から徒歩数分、お城へと続く通りに面した店だ。一年ほど前に来た時は、満席で断念した。今夜は開店時間の19時に合わせて来た。 重い扉を引く。BARの第一条件、扉は重くなくてはならない。 中には、すでに先客が3名いた。 店内の照明は適度に暗く、一枚板のカウンターにだけ柔らかい光が差す。カウンターの中には女性バーテンダーが一人。彼女が「こちらへどうぞ」と手で示した席へ腰を下ろした。

          土曜の夜、BARカウンターで

          新春の壊れた露天風呂で感じた多幸感

          車山高原スカイパークホテルは、僕が勤める会社の保養所に指定されている。 長野県茅野市に所在し、その名の通り車山高原スカイパークリゾートスキー場を利用するのに便利なホテルだ。冬休みを利用して、家族でこのホテルを利用した。1月4日から2泊。 毎年我が家は、妻の父と共に、志賀高原スキー場に出かける。今年も2月末にその予定が入っている。恒例行事のお陰で、子供たちのスキーの腕前(脚前?)はかなりのものだ。家族の中で1人だけスノーボードの僕は、全く教えることができず、子供たちは義父と妻

          新春の壊れた露天風呂で感じた多幸感

          カレーを食べて、ちょっと思い出したこと

          思い出に一番直結する五感は、嗅覚だというのは有名な話。それは、嗅覚だけが記憶をつかさどる脳の海馬に、直接的に信号を送ることができるからだそうだ。海馬は記憶の保管庫で、匂いを察知すると瞬時にその情報を記憶の中から検索し、その時に感じた喜怒哀楽の感情までも同時に呼び起こすという。 この能力は、長らく食物連鎖の上位ではなかった人間が、生きるために備えた危機察知能力の一つとして考えられている。暗闇の中でも危険な獣の匂いを感じた際、すぐに臨戦態勢を取れる様に、とういことらしい。 「プル

          カレーを食べて、ちょっと思い出したこと

          娘、11歳、バッサリ〜ヘアドネーション〜

          娘は、小さい時からずっと髪を伸ばし続けて来た。何度髪を切ろうよ、と呼びかけても、なぜか決してうんと言わなかった。長い髪の方が、可愛く見えると信じて疑わなかったそうだ。 その娘が、急に髪を切ると言い出した。11歳にして、初の決断。 聞いてみると、どうやら先日、夢中で見ていたあるオーディション番組に出演していた女の子がとても可愛く、その子の髪が肩口程の長さだったそうだ。自分も髪を切ってみたくなったと言う。 妻が「それだけ長かったら、ヘアドネーションできるかもね」と娘に提案し、

          娘、11歳、バッサリ〜ヘアドネーション〜

          やっぱりエビちゃんが好き!どうしても忘れられなくて…

          昼休み、会社の社員食堂へ。 入り口のメニュー表を確認すると、今日はマグロカツの定食か、豚丼。他にも、カレーや少し高いスペシャル弁当。 僕はほとんど迷うことなくマグロカツを選択し、トレーに副菜(数種類の中から選べる)一つと、メインのマグロカツ、味噌汁にご飯を乗せ、会計へ。社員証で支払う。給与天引きなり。 マグロカツの皿に添えられた野菜サラダに、ドレッシングをかけ、湯呑にほうじ茶を入れ、空いている席へ。閉店の13時近いので、空席が目立つ。 なんてことはない、いつもの社員食堂の風

          やっぱりエビちゃんが好き!どうしても忘れられなくて…

          チバユウスケと話した、ほんの一瞬の思い出話

          「Rock」が嫌いだった。正確には「Rock」という言葉の虚像に群がる連中が嫌いだった。アーティストも、そのファンも。僕からすると、カッコ悪い代表だった。特に、日本人がそれを口にした途端、圧倒的なハリボテ感と共に、そのスカスカな精神が浮き彫り立つ感じがして、寒気がした。 「Rock」のさらに上をいく最悪な単語が、「Rock’n Roll」だ。ダサいを通り越して、死ねる。僕はディスる意味以外で、その言葉を口にしたことはない。その意味を履き違えたとしか思えない画一的なカッコをした

          チバユウスケと話した、ほんの一瞬の思い出話

          残酷な結末 J1昇格プレーオフ決勝戦

          フットボール(サッカー)ファンの多くは、不幸になると言われている。試合に勝った喜びの、倍の苦痛が敗戦によってもたらされる研究結果があるらしい。時間やお金を費やし、代わりに多くのストレスを受け取る興行は、フットボールくらいのものだと思う。さらに、野球と違って、試合は1週間に1試合。傷つけられたハートを1週間引きずることになる。大好きなアーティストのライブに出かけ、メンタルを抉られて帰宅した経験のある人などいない。本来、興行とはそういうものだ。 J1昇格を賭けた一戦。 天国と地

          残酷な結末 J1昇格プレーオフ決勝戦