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🇩🇪ドイツ・ローテンブルクで遭遇した天使ちゃん

「天使ちゃん」とは?

海外旅行先で、道に迷った、言葉が全く通じない、目的地が休館だった、などトラブルが起こったことはありますか?
ハプニングやトラブルがあった時に、どこからともなくスッと現れてタイミングよく手助けをしてくれた人のことを「天使ちゃん」と呼んでいます。
今回は、ローテンブルクで遭遇した天使ちゃんを紹介します。

ドイツでクリスマスマーケット巡りの旅をしていたわたしたち。

その日は、シュトゥットガルトからローテンブルクへの移動日でした。
ここでトラブル発生。案内板で乗る列車の確認、ホームの確認して乗り込んだのに、なぜか列車は目的地とは逆方向へ。
なんか出発の直前にドイツ語でベラベラベラってアナウンスあった気もする。そこから慌てて乗ってきた人とかいた気もする。あれは、ホーム変更のお知らせだったのかもしれない。

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2時間くらいロスしたけど、ローテンブルク駅到着!

とゴール気分も束の間。ここからはバスで旧市街まで行くのに、バスが来ない。
次のバスは3時間後。スッカスカな時刻表に唖然とする。

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人のいない駅。工事も休日。


駅は無人駅。バス停はいつからあるの?というくらいヨレヨレの荒屋。そして雨。12月の雨のドイツ、思い出しただけでつま先が冷えてきちゃう。
タクシーも全く来る気配がない。というか、駅着いてからここまでの間に人間を見かけない。雨でドイツ人全員溶けたのか。

絶望感がほんのり漂って来たところに…!


天使ちゃん登場👼
その天使ちゃんは、テンガロンハットを被った60代くらいのナイスミドル。マルボロのCMかな。60代というか、60年代というか、というおいちゃんが駅に向かっている。
呼び止めて、ローテンブルクの旧市街に行きたいのでタクシーを呼んで欲しいとお願いしました。

ところがテンガロン
「ケータイ家に忘れてきちゃったから、一緒に家に取りに行こう」
と言い出した。
これを読んでいる20代30代女子がいたら、絶対ついていったらアカンよ。
TABTABちゃんは腕っ節に自信あるので、ついていったけど。

テンガロンハウスへ

テンガロンハウスは、駅から車で5分くらいの立派な一軒家。
入り口で待っててと言って、家主は階段を上っていった。キョロキョロ部屋を見渡すと、使い込まれているけど清潔なキッチンに、観葉植物、手作りのお人形などご家庭感満載。アットホームとはこのことよ。テンガロンはどんな仕事をしている人なんだろう?奥さんはどんな人なんだろう?

階段を下りてくる足音で我に帰ると、テンガロンと若い女子が現れた。
タクシー代が5000円くらいかかるから、テンガロンの娘が4000円で車で送ってくれると言うのだ。予想外の展開にびっくりしたけど、ありがたく車に乗せてもらうことにしました。天使ちゃんの娘も天使ちゃん👼

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マリちゃんは20歳の大学生。


今日は日曜日で、家にいたところテンガロンに駆り出された娘。ハプニングを楽しむタイプなのか、雨の日曜日にプチバイトができたからか、快く引き受けてくれました。
マリちゃんが飛ばしてくれたおかげで、車で30分ほどで目的地のローテンブルク旧市街に到着!Danke!Danke schön!

ちなみに、
海外の列車に乗るときには
、発車時刻の30分前行動を心がけています。
ロシアとか空港並に荷物チェックがあったりと、思いがけないところで時間が取られてしまうことがあるので下調べは入念に。
入念にしていたのに、乗り間違えたけどね。

ローテンブルクの旧市街

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ローテンブルクの旧市街は、城壁に囲まれた街。中世の雰囲気がそのまま残っているので、人気の観光地です。

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絵本の中みたい!
このプレーンラインが一番のフォトスポット。どこかで見たことある人も多いのではないでしょうか。

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市庁舎周辺がクリスマスマーケットのメイン会場になっていました。

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合計7箇所のクリスマスマーケットを巡りました。こんな写真が8,000枚くらいある。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
毎日クリスマスだったら、世界平和だと思う。

世界の天使ちゃんたちはこちら↓

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