クリスマスイブのシドニーを満喫 クリスマスのオーストラリア・シドニー旅行記#2
2023年も終わりが近づき,今年もクリスマスがやってきましたが,今年のクリスマスは夏のクリスマスを経験してみたいと思いシドニーへと行ってきました.今回は,前回に続いてクリスマスイブの旅行記と,クリスマスの帰国フライトをお届けします.
シドニーで過ごすクリスマスイブ
朝の散歩
クリスマスイブとなった24日は,せっかくのシドニーでのクリスマスにも関わらず雷雨予報という悪運でありましたが,朝は雨は降っていなかったのでDarling Harbourを散策.
シティのビル群を眺めながらPyrmont Bridgeを渡っていくと,橋の上からはハーバー越しのBarangarooのビル群の景色を楽しむことができました.
クリスマスマーケット
朝の散歩ののちはThe Rocksのマーケットへ.こちらはクリスマスでなくてもやっているマーケットでありますが,この日はクリスマスマーケット仕様であります.
お菓子の家が売られてるこのお店ではエッグタルトを購入.香港で食べたものには負けますが,甘くて美味しかったです.
ピザ屋の人たちはサンタ帽子を被っていて,クリスマスムードを感じることができるマーケットで見てまわるだけでも楽しかったです.
中華街で昼食
マーケットを堪能したあとはChinatownへ行ってお昼ごはん.
Nanjing Dumpling 小金陵というお店で餃子と小籠包,牛肉春雨をいただきました.餃子にはエビが入っていて,小籠包は肉がつまっていて,どちらも美味しかったのですが,想像以上に一個一個が大きくてお腹いっぱいであります.
シドニーの動物園と水族館
Chinatownに着いた頃にはすでに雨が降り始めていましたが,食事を終えると土砂降りになっていたので,前日に行くつもりであった,屋内の動物園であるWild Life Sydney Zooへ.
動物園に入って最初の場所にはタスマニアデビルがいました.デビルという名の割にはとても可愛らしい姿をしています.
その先のカンガルーがいる場所は半屋外的な場所になっていました.
しかし餌場が通路から離れているせいか近くには来てくれず残念であります.
そしてその先にはコアラの展示ですが,こちらは寝てるヤツとユーカリを食べてるヤツしかおらず,怠惰なコアラ達でありました.
最後にワニの展示であります.オーストラリアにも淡水と海水にそれぞれクロコダイルがいるそうです.
こちらの動物園はオーストラリアの動物を中心に爬虫類も含めて様々な動物が展示されていますが,そこまで広いわけでもなく,昨日訪れたコアラパークのほうが好みであります.
そしてこの動物園にはSea Life Sydney Aquariumという水族館が隣接されているので,そちらにも立ち寄りました.
大水槽の下にトンネルが有り,ジュゴンやサメといった大きい個体が泳ぐ水槽の下を歩けるのが面白くあります.
最初と最後にはペンギンの展示もあり,数種類のペンギン達を見ることができました.
水族館もオーストラリアの魚を中心に展示されていますが,動物園よりも人が多く,なんなら動物園よりも広いように感じました.
クリスマスムードのショッピングセンター
動物園,水族館とそれぞれ満喫していたら雨は弱まりましたが,このあとはQueen Victoria Buildingというショッピングモールへ.
ヨーロッパ風の外観が立派な建物でありますが,中はそれなりに広いショッピングセンターになっています.そしてこのQVBの中央には立派なクリスマスツリーがあるというのですが...
グランドフロアの天井部分にツリーの足があり,ツリーは1階からQVBの屋上まで貫いていて見事でありました.Martin Placeのツリーも立派でしたが,こちらもまた別次元の立派さであります.
夕食はやっぱりステーキ
QVBでゆっくりしたあとは夕食であります.宿の近くにあった人気のイタリアンと迷いましたが,オーストラリアなのに「やっぱりステーキ」があるのを見かけてそちらが気になってしまったので,2日連続ステーキですがYappari Steakで夕食としました.
メニューは日本とあまり変わらないと思いますが,ステーキは柔らかく,ハンバーグは肉の味がしっかりしていてどちらも美味しかったです.どこの肉を使っているのでしょうか.
店員は日本人も現地人もいましたが,店員間の掛け声に日本語を使っていたのは面白かったです.
シドニーの夜景
夕食を終えた頃には雨も止んでくれたので,シドニーを一望したいと思い,シティ中心部にそびえ立つSydney Tower Eyeの展望台へと登りました.
曇っているので遠景は見えませんでしたが,Sydney HarbourとDarling Harbourといったシドニーの景色を見渡すことができました.
夕方に登りましたから,展望台で少しゆっくりしていると日が暮れて外は暗くなり,夜景も堪能することができました.
昨晩訪れたSt Mary’s Cathedralや,夜のシティとその先に見えるライトアップされたHarbour Bridge,そして夜の明かりにかたどられたハーバーと,上から見るシドニーの夜景はとても美しくありました.
デザートタイム
宿に戻ったらデザートタイムで,Fujimi Bakehouseというお店で買ったエッグタルトをいただきました.
イチゴやチョコのエッグタルトに魅了されて購入しましたが,タルト自体は甘さ控えめであり,イチゴとチョコはそれらの主張が強くなってしまっている感じがしました.それでもチョコのほうはエッグタルトと調和した味わいが美味しかったです.
Fly back from Sydney✈QF59
クリスマス当日となった25日は,残念ながら帰国であります.しかしオーストラリアにおいてクリスマスは家で過ごす日なので,空いている施設も少ないですから,イブまで楽しんで帰国は正解かなとは思います.
帰国便はシドニーを昼に出る便でありますが,ここ最近は毎日30分から2時間ほど遅れており,この日も結局40分遅れ.
搭乗便は南向きに離陸し,Marleyのあたりまで進んでから左旋回,機窓右手に空港とシティを見ながら日本を目指します.
機内食は離陸後1時間半ほどで提供.チョイスはラタトゥイユパスタ,チキンヤキソバ,ワギュウビーフであり,チキンも気になりましたがビーフを選択.
市内でも"和牛"の文字は何度か見ましたが,オージービーフの有名なオーストラリアなのに日本の牛肉が人気なのでしょうか.
思っていたよりも肉の量が多く,味付けも良く満足であります.
機内食のあとはアイスクリームの提供がありました.パイン&ライム味のアイスバーでさっぱりした甘さが美味しかったです.最後にオーストラリアのアイスを食べられたのも良かったです.
アイスを食べ終えた頃にはグレートバリアリーフ上空でしたが,一面の雲に覆われていて海を見ることはかなわず,ようやく晴れたと思ったらリーフは通り過ぎていました.残念であります.
さらに進むとパプアニューギニア上空を通り,こちらではグレートバリアリーフほど広くは無いもののサンゴ礁を見ることができたのでまあ良いでしょう.
機窓に夕暮れ空が広がる頃にはグアム上空であり,着陸1時間半ほど前になると到着前の機内食であります.
チョイスはラビオリかフライドライスであったので,後者をいただきました.日本のお米じゃないのが少々微妙でしたが,例により味付けは良かったです.
降下を開始し気がつけば日本上空に,そして機窓に海ほたるが見えたらまもなく羽田に着陸となりました.
ということで,夏のクリスマスを経験してみたいと思い行った人生初のオーストラリア・シドニーですが,とても過ごしやすい良い場所で,短い滞在期間で帰ってしまうのがもったいなく感じるほどでありました.ビーチでサンタを見れなかった心残りはありますが,温かい気候の中の,異国のクリスマスは非常に良い経験でありました.
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