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#詩
『日の出が来る前に』
日の出が来る前に
独り言をかたどれたらなあ
みえないそのしるし
とめられないきざし
日の目を見る前に
見通す目があればなあ
ねれないよのかげに
はなあふれるほとり
鼓動に逆らうのは
苦しいことでしょう
鼓動の高まる音
独りをいいことに
日の出を呼ぶ声に
託すきざしのさし込めば
しじまをねがめぐり
ちしおがみをたどり
孤独に逆らうなら
いっそ夢見言
孤独をさすらいつつ
ひたる夢現
日の出が
『ゆびきり、みずきり、ひとりきり』
拙いのはむしろ神頼みのほうだとしても、何年続けても上達しない水切り。名前すら与えられなかった頃の方が下手だとは思わずにいて、1個だけの水飛沫と無邪気な扁平石につく悪態。
成長とは負の過程なのかもしれません。
あるいはあなたものだと、思いこむのをやめたら?七とか、八の倍数をよろこぶにしても、時間を流れさせているのは投げた石でも弾んだ水滴でもあなたでもない。実はいつだって、変わらずに足元で見え