子どものことを大人が決めすぎていないか
【1分で読めて意味のある情報】
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「大人と子どもの関係」について書いていきたいと思います。
今回の記事は、個人的に子どもと関わる方には特に読んでいただきたい内容です!
目次は、以下の通りです。
①大人が決めすぎていないか?
私は、
✅子どもの意思決定に大人が口出ししすぎていないかを意識しておく必要がある
と感じています。
子どものことを思って子どもの行動や意思決定へアドバイスをすることがあると思います。
子どもは経験が少ないこともあるため、そうしたアプローチも有効だと思います。
ですが、それが行き過ぎてしまったらどうでしょうか。
子どもは、自分で決めることをやめて、大人に判断を頼ったり、自分の考えをもたなくなってしまったりする可能性が高くなってしまうのではないでしょうか。
これは、アドバイスの結果付けて欲しい力と真逆の方向になっているのではないかと思います。
きっとアドバイスは、
子どもに色んなことにチャレンジしてほしい。
自分で考えて行動していける力を身につけてもらいたい。
といった願いのもとに行われていると考えられます。
ですが、過度にし過ぎると逆効果で、かえって子どものやる気を削いでしまう結果に繋がりかねません。
このあたりは、それぞれの気質というか性格にもよると思います。
ですが、多かれ少なかれ、大人が決めすぎると子どもに悪影響が及ぶということとは想像に難くありません。
では、どうしたらいいのでしょうか。
子どもに判断を委ねるメリットを書いてから、そのコツについて、紹介したいと思います。
②子どもに判断を委ねるメリット
子どもに判断をゆだねるメリットは主に2つあると思っています。
1つは、自分で判断して行動する力がつくこと
もう1つは、自己決定に対する責任を感じる経験ができること
です。
自分で決めることを繰り返していけば、判断する力も付きますし、決めたことを行動に移していく力も合わせてついてくると思います。
想像しやすいメリットではないでしょうか。
積み重ねにより、判断力も行動力も少しずつ、少しずつ磨かれていきます。
大人にとっても、子どもにとっても嬉しいことだと思います。
自己決定に対する責任を感じる経験というのは、なんだかややこしい感じがするかもしれません。
ですが、こちらもかなり大事な事だと思います。
これは、自分で「こうする」と決めたことに対して、責任があることを知るというイメージです。
自分で物事を決めるということは、自分や周りの行動を左右するということでもあります。
「決める」という行為をすれば、何かしらその後のアクションのようなものが身の回りで起こります。
要は、自分の決めたことによって、何かが起こるわけです。
こうした一連のことを経験しておくことは、子どもが成長していく上でとても大切なことではないかと思うのです。
そのため、
✅自分で決めるということがどういうことなのかを経験するために自己決定していくことが大事
なのではないでしょうか。
③子どもに委ねるコツ
子どもに判断をゆだねるためのコツは、
・子どもに見守っていることを伝えること
・子どもと一緒に約束事を決めておくこと
かなと思います。
先程の項目で、子どもに判断をゆだねることのメリットは伝わったと思います。
とはいえ、
・本当に大丈夫なのか。
・子どもは経験が少ないから心配だ。
という気持ちがまだ心のどこかにあるではないでしょうか。
ですが、私はそれでいいと思っています。
そういう気持ちをひっくるめて、見守りをしたり、一緒に約束事を決めたりすればいいと思うのです。
✅大切なのは心配な気持ちを適度に行動に生かすイメージです。
見守りを過剰にしたり、約束事を一方的にきめては効果がありません。
最初に書いた通り、大人が決めすぎることとほぼ同じような結果が待っている可能性が高いです。
見守りも行き過ぎれば監視ですし、約束の押しつけは、ルールで子どもを管理しようとすることになってしまいますからね。
大人自身が、
✅子どもに判断をゆだねるという判断をする
ということをしっかりと意識しておくことが大事というわけです。
自分で判断したら責任をもちましょう。
上手くいかなかった時は、話し合って改善していくようにしましょう。
そういう姿を子どもに見せていくことが、実は、子どもが自分で決める力を培っていくための土台になるのかもしれません。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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