なぜ?と考えるのは面倒だけど価値があると思う
1321記事目
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「なぜ?と考えることの大切さ」について、考えたことを書いていきたいと思います。
「なぜ?なんて、いちいち考えるの面倒だよ」と思われる方も多いかもしれませんが、だからこそ記事にしてみました。
ぜひ、気楽にのんびり、目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
「なぜ?」を考えることは、面倒だと思われることが多い
「なぜ?」を考えるのは面倒
何かの物事について、いちいち「なぜ?」と考えるのは面倒だと感じる人は多いかもしれません。
そんなことをいちいち考えていたら、時間がいくらあっても足りません。
ちょっと調べればいくらでも答えがすぐに出る時代になりましたが、いちいち「なぜ?」と考えるのがやはり面倒だと感じることは変わっていないように思います。
学校の授業などでも、「なぜそう思ったのか」とか「なぜそう考えたのか」といった類の質問を子どもたちに投げかけることがあります。
面白そうにしていることもあるのですが、子どもたちも「なぜ?」を考えるのが面倒だと感じる時があるようです。
なぜ、面倒なのか。
「なぜ」を考えるのが面倒な理由はなんなのでしょうか。
私は、
の2つが主な理由ではないかと考えています。
当たり前と感じていることは、良くも悪くもある意味で自分がすでに「そういうものだ」と受け入れていることと言えると思います。
受けて入れているものを改めて問い直すというのは一手間かかります。
また、わざわざそうする明確な理由もありません。
手間もかかるしやる明確な理由がない以上、面倒と感じるのは自然かなと思います。
「ほとんど考えてきていない」という理由に関しては、シンプルに負荷がかかるから面倒だと感じるのではないかと考えています。
考えもしていなかったことについて考えるということは、何かを学ぶに等しい労力がかかるように感じるのではないでしょうか。
実際にそこまで労力がかからないとしても、「なぜ」を考えるために学びがいるということ自体が負荷になるのかもしれません。
これら2つに理由から、「なぜ」を考えるのは面倒だと感じがちなのかなと私は思いました。
ですが、「なぜ?」を考えるのはとても価値のあることだなと最近改めて感じています。
そこで、「なぜ?」を考えるメリットについて書いていきたいと思います。
「なぜ?」を考える2つのメリット
私が感じている「なぜ?」を考えるメリットのうち、今回は2つのことをご紹介したいと思います。
気付きを得ることがある
「なぜ?」を考えることによって、私たちは当たり前だと思っていて考えもしなかったことと改めて向き合うことがあります。
先の例に挙げた「蛇口を捻るだけで水が出る」「道路に白線が使われる理由」「Bluetoothが自分のものとだけ繋がる」といったことは、いちいち考えようとしなければ、通り過ぎてしまう日常です。
ですが、「なぜ?」と考えることによって「そういうことだったのか!」という気付きを得ることができます。
さらに、その気付きが膨らんだり、繋がったりして、新たな疑問や気付きが生まれることもあります。
「なぜ?」を考えることで、通り過ぎてしまう日常の中に気付きを見出すことができるのは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
思考停止に歯止めがかかる
私たちには「これが当たり前だから」と考えることをやめてしまっていることがたくさんあるはずです。
中には、問題意識を持っていたのに、いつの間にか考えることをやめてしまっていたり、問題意識を持っていたことすらも自体も忘れてしまったりしていることも少なくありません。
「なぜ?」を考えることは、こうした思考停止に歯止めをかけてくれるというメリットがあります。
面倒ではありますが、当たり前と感じていることについて、改めて「なぜ?」と考えようとすると止まってしまった思考の歯車を動かすことができます。
一つの歯車が動くと、連動して、他の歯車も動き出すこともあります。
そのため、時折でも、当たり前を「なぜ?」と自問することによって、思考の歯車が錆びついて動かなくなることを防ぐことができるというわけです。
また、この思考停止のメリットは、コミュニケーションを取る際にも、役立つと思います。
「あの人とは意見が合わない」と思考停止させてそのままにするのではなく、「なぜ?」を考えることで認識が変わることがあるからです。
「なぜそう考えるのだろう?」と想像を膨らませると、相手の意見の背景や思いについてわかることが増えます。
わかることが増えると意見が違うということの捉え方が変わります。
捉え方が変わるとコミュニケーションにも自ずと変化が生まれるのは容易に想像がつくのではないでしょうか。
「なぜ?」を考えるのは面倒ですが、価値のある部分も少しはあるなぁと感じていただけたら、嬉しいです。
自分自身、気を付けて過ごしていきたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう。
みなさま、良い24時間ををお過ごしください。
この記事が参加している募集
いただいた分は、若手支援の活動の資金にしていきます。(活動にて、ご紹介致します)また、更に良い発信ができるよう、書籍等の購入にあてていきます!