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労いの言葉をかける

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、相手に労いの言葉をかけることについて、考えていきます。

どの職場でも、プライベートでも何かをしてもらうということは、必ずあると思いますので、ぜひ、お読みいただければと思います。

目次は以下の通りです。

1 労いの言葉をかけることの大切さ

労いの言葉をかけるということは、相手にしてもらっていることを当たり前と思わず、当たり前に感謝していることを相手に伝えることができるということだと思います。

「お疲れ様です。」とか「ありがとうございます。」といった言葉を皆さんは、どれくらい使っているでしょうか。

特に、「ありがとうございます。」という言葉や相手のしてくれたことを労う言葉をかけているでしょうか。

ぜひ、ご自分で振り返ってみてください。

私は、しばしば振り返りをして、自分で反省をしています。

というのも、恥ずかしながら、結構「やってもらって当たり前」みたいな気持ちに私はなりがちだからです。

特に、仕事においては、役割分担があるので、それを行うのは、当然みたいな気持ちが0ではありませんでした。

そういう傲慢さが、私の「やってもらって当たり前」という気持ちを生んでいたのではないかと思います。

労いの言葉をかけるということは、相手に対して感謝の気持ちを伝えるということにつながります。

感謝の気持ちを伝えられたら、「もっと頑張ろう」とか「やってよかったな」と思いやすいのではないかと今の私は考えています。

相手の気持ちをハッピーにできるのです。

自分の言葉で、相手がハッピーになっていたら、自分もハッピーになります。

ほんの少しの声掛けで、互いに良い気持ちになれるというのが労いの言葉の素敵なところです。

労いの言葉をかける大切さは、感謝の気持ちを伝えられることだと思います。

日常のやりとりに、一言添えるだけで、やってもらって当たり前という殺伐とした雰囲気から、温かな雰囲気に変わると思います。

ぜひ、意識してみて下さい。

良い会話

2 学校現場での労いの言葉

私の周りであった出来事をご紹介しようと思います。
「やってもらって当たり前」ということについて考えさせられる出来事でした。

掃除と小人の話

ある日の帰りにゴミがたくさん落ちていたのですが、時間がなかったため、「明日の朝綺麗にしよっか」と話をして、下校した翌日のことです。

実は、放課後に上級生が定期的に掃除してくれていました。

子どもたちは登校後、何気なく過ごしていて、綺麗になっていることにすら気付いていませんでした。

旅「そういえば、昨日きれいにしなきゃねと話していたんだけど、もう誰かやってくれたのかな?」

子「あぁーそうだった!ぼくはやってないよ。」

子一同「私もやってないよー」

子一同「あれ?なんできれいなの??先生やった??」

旅「先生もやっていない」

子「え…じゃあなんで?」

旅「学校には、小人がいるからね。小人さんがやってくれたんだね。

子「あ。その顔は、嘘ついてる。」

旅「うそじゃないよ。小人いるもん。ホントだもん…」

子「絶対嘘だ」

子「でも誰がやってくれたのかな?」

子「5年生じゃないかな??前も来てくれたもん」

子「あぁー!そうかも」

旅「小人は?」

子「いません」

旅「もしも5年生だとしたらどうしますか??」

子「ありがとうするー

子「後先生が小人がやったって言ってたことを言う」

旅「素敵だね。余計なことは、言わなくてもいいんじゃないかな?」

子一同「絶対言う!!」

旅「わかった。お礼を言われたら、5年生は、どんな気持ちになるかな??

子「嬉しい気持ち」

子「またやろうって気持ち」

旅「なるほど。みんながお礼を言うとそういう気持ちになるかもしれないね。」

旅「もしも、お礼を言われなかったらどうかな?

子「一年生だからしかたないかなって気持ち」

子「気付いてないのかな?って思う」

旅「上級生だから1年生の掃除くらい当たり前じゃない?

子「そんなことないよ!」

子「やってくれて嬉しいもん」

子「やってもらったらお礼をいってあげたいよ」

旅「そっかぁ。じゃあそうしてみたらどうかな?」

子「5年生を探していってみる!!」

旅「休み時間に行ってみるといいね。」

以上が、現場でのやりとりでした。

当たらいまえ

小人で行けるかと思ったのですが、普段の私の行いの悪さから、子どもたちに全く信じてもらえず、ちょっとショックを受けました。

子どもたちは、やってもらって当たり前という気持ちとどう向き合うかというよりは、やってもらったことに対する気付きの有無がポイントになりそうだなと感じました。

しかし、この気付きに関しては、「大人でも同じことが言えそうだなぁ」と考えさせられました。

3 私が気を付けていること

私が労いの言葉を掛ける時に気を付けていることは、2つあります。
1つは、具体的に話すということ。
もう1つは、よく周りを見るようにすることです。

1 具体的に話すということ

具体的に声を掛けてもらった方が、嬉しいし、やる気もでやすいと個人的に感じているというのが、一番の理由です。

シンプルに、「ありがとう」と言われるのも嬉しいですが、やはりちょっと詳しく話してくれたほうが、やったことを見てもらえたなという気持ちがすると私は考えています。

「~をしてくれて、ありがとうございます。」といった具合に、ありがとうに、「~をしてくれて」という言葉を添えるだけで、OKですので、気軽にできます。

とてもオススメです。

大人相手でも、子ども相手でも同様のことができますので、ぜひやっていない人は実践してみて下さい。

1週間これを続けるだけで、コミュニケーションの変化を感じることができるのではないかと思います。

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私は、減らず口や冗談を添えすぎて、感謝の気持ちがちゃんと伝えられていないことがあるので、いつも反省しています…(笑)

なお、後悔はしていません。


2 よく周りを見るようにすること

先の子どもの例でも感じていただけたと思うのですが、やってもらっていても気付かないということは、仕事でもプライベートでもおそらくかなりあると思います。

労いの言葉も感謝の気持ちも気付かなかったら伝えることができません。

ですので、私は、周りをよく見るようにしています。

よく見てみると変化や他の人の動きが少しは分かるようになります。

ずっとジロジロみたり、完璧に把握したりすることは難しいです。

しかし、当たり前を当たり前と思わないようにするために、ちょっとでも意識するということが大切なのではないかと思い、実践しています。

気付けることはある意味で、第一歩だと思います。

もしも、いつもせかせかしているようでしたら、落ち着いて歩いてみてください。

きっと見える世界や気付くことが変わるのではないかと思います。

当たり前

以上、相手に労いの言葉をかけることについてでした。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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